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カテゴリ:BLコミック・小説
吉原理恵子:原作 神葉理世:絵
「くされ縁の法則5 情動のメタモルフォーゼ」★★★★★(★4つ半) 超絶美形なオレ様・蓮城翼、天然ボケのバスケ部エース・市村龍平、そして彼らが溺愛する幼馴染みでごく平凡な杉本哲史。 哲史をめぐり学園を巻き込んだ騒動は収束に向かうが、三人のバランスは微妙に変化し始めて・・・? 昨日、通販していたのが届きまして即行読んでしまいました♪ 待ちに待ってた続編です。 えっと・・・あらすじは↑のようにありますが・・・・・・ 正直色恋は全く進展しておりません! ってか、哲史と翼は既に恋人同士なわけですし、今のところ龍平くんのテッちゃんに対する気持ちは とっても親密で とっても大事で とっても自分をハッピーにしてくれる存在 それ以上でもそれ以下でもないので変わりようがないんですね(笑) では何が進展したか・・・ もちろん、前回のラストに開かれた「緊急クラス会」の結果とケジメです。 とはいってもケジメがついたと思っているのは当事者3人(哲史、翼、龍平)とオブザーバーの2人(藤堂、鷹司)のみで、哲史に暴言吐いた1年5組の連中とその親&翼の親衛隊と教師達に至っては全くケジメも決着も付いてません(爆) まぁ、とにかくこのお話は(というより吉原作品の特徴の一つでもあるのかなぁ~?)物語が始まってから数ヶ月しか経っていないのにもう5冊目という超スローな展開。 しかもまだ決着がついていないんだから凄い! (≧m≦)ぷっ! だけど、読まれるとわかると思うんですがちっとも飽きが来ない! ココが凄いと思うんですよね。 それは「二重螺旋シリーズ」の時にも感じたんですが、二重螺旋とは全く別物な上に二重螺旋では一応事件はその巻ごとに解決をみているのに対して、この「くされ縁シリーズ」は一貫して同じ出来事について話が進んでいます。 もちろんそれに付随して新たな火種は発生していますが・・・(笑) とまぁそんなわけで(どんなわけ?/爆)今回の4/5は(いや、もっとかな?)前回の緊急クラス会のその後にあてられていて、連城家の一家団欒や龍平を加えた3人組のやり取りや翼と哲史のラブラブシーンという『待ってましたよ!』なシーンは本当に僅か 毎回思うんですが、もうちょっとこういうホワ~ンとなれるシーンが増えると嬉しいんですけどねぇ(苦笑) しかし、きっちり進展もしました! 最初に哲史に暴言吐いた親衛隊も、クラス全員不登校になってしまった1年5組の連中も学校に出てきました! どうしてそこまでの気持ちに皆が固まったのかは正直書かれていないのでわかりませんが、緊急会議終了後に本音を吐き出したことで何か思うことがあったのか? それとも休んでいる間に彼らなりに考え既に気持ちがある方向に固まっていたのか・・・ これは当事者の哲史同様わかっていないぞ!私は(^^ゞ でも、これだけのスローペース故にありそうな思考の暴走や言葉の暴走、そして後悔と勝手な自己完結。 他にもありますが、とにかく人間として幾ばくかの失敗を経てきているなら「うんうん」と頷けそうな問題児達。 ただ物語りだなぁ。。。と思えるのは 主人公3人といつの間にかオブザーバー役になってしまった執行部の2人があまりににも完璧に近い存在ということ・・?(笑) 考え方然り 言動然り どんな場でも凛としていられる辺り・・・ 特に私なんぞ自信の欠片も無いようなオロオロ系の人間なんで、まさに「こうなれたら!こうありたい!」と思う様な男の子達なんですよね。 (いや、性格的に問題が全く無いわけじゃないですがね・・・あはは) また3人を包んでいる親たちが素晴らしい! 私は目指したくてもきっと一生辿り着けないだろうなぁ(ボソッ) まぁこんな感じで、本当はそろそろもっと甘甘な内容を読みたいという私のささやかな願いは脆くも砕け散ってしまったわけなんですが、問題児1年生ズが懲りずに起こす事件に面白く読み終えてしまいました! 機会がありましたらCD込みでお奨めです!!! さて、話は少し飛びますが こういう本って宣伝チラシが挟まってますよね。 その中に話題(?)の実写版「タクミくんシリーズ」の主役の2人(柳下大さん、加藤慶祐さん)の顔写真が載ってました!!! うん。2人共なかなかにハンサム君です。 ただ・・・ ただね・・・ やっぱりね・・・ 実写は反対なのぉーーー!!! 似てはいなくてもまだタクミ君は雰囲気あるかな?と必死で思えば思えるんですけど、ギイが・・・ギイがぁぁぁぁぁーーーーーーっ(号泣) ダメ・・・おおや先生のカッコイイギイに慣れ過ぎていてどんなに素敵な子でも受け入れられない~~~~~ 声優の波多野さんが吉沢道雄役で出演されるということに関しては興味はあるんですが・・・ね(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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