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カテゴリ:小西さん出演のモノ
砂原糖子:原作 三池ろむこ:絵
「言ノ葉ノ花」★★★★★(★4つと1/3) Atis collection 【キャスト】 余村和明:神谷浩史 長谷部修一:小野大輔 他 三年前から突然人の心の声が聞こえ始め、以来人間不信気味の余村。 ある日彼は、自分に好意を持っているらしい同僚の長谷部の心の声を聞いてしまう。 罪悪感を覚えつつも、言葉で、“声”で、一途に注がれる愛情が心地よく、余村も長谷部を好ましく思うようになる。 そしてついに長谷部の告白を受け入れるが、余村が心の声を聞けると知った長谷部の反応は意外なものだった・・・ この作品は時期を逸してしまって原作の感想をUPし損なってしまってました。 本当は砂原さんの作品ということで楽しみにしていた割には買う段階でちょっと躊躇してしまっていたんですが、評判が良いという噂を聞いて購入決定☆ 読み始めましたら一気読み状態の作品でした。 恋人にプロポーズしてOKを貰って、本当なら幸せ真っ只中になる筈のクリスマス・イブの朝に突然人の心が読めるようになってしまった余村。 それ以来、職場を辞めて現在は電化店で働いているのだが、仕事ではその力を上手く利用し、人とのコミニケーションはなるべく心の声を聞かないように神経を張り詰める毎日。 そんな余村の前に同じ電化店に勤める同僚の長谷部の声を偶然聞いてしまう。 自分に向ける気持ちを知りつつ、自分の持つ力を知られたら・・・という恐怖からあくまで仲の良い同僚に勤める余村。 しかし、自分に向けられる好意は心地よくて少しずつ長谷部に惹かれていく余村。 ところが、長谷部の妹が結婚詐欺に引っかかりそうになるという事件から力の事が長谷部に知られてしまって・・・・ こんな感じでちょっと変わったお話なのですが、 とにかく余村のグルグル具合が細やかな表現で書かれているのでとてもよく伝わってきて非常に好きになった作品でした。 砂原さんの作品は割に表現描写が細やかで、突飛じゃないところが好みなので今回のこの作品もなかなか良かったように感じたんですね。 そしてそんな作品のCD化で、しかも小野×神谷という組み合わせということで非常に発売を楽しみにしていました。 主役のお2人ですが・・・・ とにかくキャラと声が合っていてすごく良かったと思いました(*^_^*) 特に神谷さんが素晴らしかったと思います。 小野さんの声も朴訥として無口な長谷部にとても合っていたように思います。 また二枚組なのでカットされた個所もほとんど無くて、他の作品よりも心の動きが細やかな為下手にカットされると違和感が出そうだと思っていただけにその点も非常に聞いていてよかったと思いました。 ただ、原作と比べるとなんでか声で聞いた方がラストで人の心が聞こえなくなってから、以前以上に人間不信になりかかっている余村が現状をそして長谷部の気持ちを受け止められるようになる過程が唐突に聞こえてしまったのが不思議。 橘涼香:原作 櫻井しゅしゅしゅ:絵 「ダイヤモンドは恋してる 」★★★★☆ フィフスアベニュー 【キャスト】 雪村理久:成瀬 誠 泉川 啓:小西克幸 片岡 穣:杉田智和 他 理貴は、世界のダイヤモンド市場を握るシンジケートと独占契約を結ぶ『ジュエリーYUKIMURA』の御曹司。 まだ16歳ながら、美しい容姿に加え、聡明さと確かな目利きで信頼され、注目を集めている。 しかし、豪華客船『クイーン・アンジェリーナ号』で催される宝石オークションに、父の名代として出席する理貴の前に、『怪盗クレセント』からの予告状が! そして、ダイヤにも勝るものとして狙われたものは・・・? こちらの作品は未読です。 正直内容は・・・・イマイチだったでしょうか?(苦笑) ただ、以前聞いた作品でもそうでしたが、成瀬さんの声がこういうプライドの高い男の子の声に非常にピッタリで、個人的にこの役は成瀬さんで大正解だったかな・・と。 成瀬さんというと、私は「美男の殿堂」の淳哉と「花降楼シリーズ」の椿を聞いていますが、今回の役は椿にやや近い感じでしょうか。 なので未読な割に実にすんなりと聞けました。 美男の殿堂CDの感想はコチラ 婀娜めく華、手折られる罪の感想はコチラ ただ・・・花降楼シリーズの時ってこんなに喘いでいたかしら?(爆) あまりに今までのイメージ以上に頑張って(?)喘いでらっしゃってるのに驚いてしまいました。 さてコニタンですが・・・ これは本当にコニタンの声が聞きたいばかりにだったので、内容は・・・でしたが非常に楽しめた1枚でした。 というのも、理久よりもかなり年上ということもあってか最初の頃の接し方がかなり不遜な感じなのですが、 そんな不遜な感じの声も聞けるし、自分の正体を隠して理久に接していた時は丁寧な語り口調。 そして少しずつ理久が心を開き始めると優しい語りかけ。 とどめは理久に愛の告白→愛の行為に進んでいくとすごく声質まで甘くなってきて・・・ といった具合にコニタンのいろんな声が聞けるというなんともお得感を感じる1枚になっていました。 これでよくありがちな内容じゃなかったらもっと素敵で評価も上がったのになぁ~とそれだけが残念です(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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