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カテゴリ:BLコミック・小説
あじみね朔生:原作
「この恋は秘密」★★★★★(★4つと1/3) リブレ出版 伯爵の箱入り息子であるアルヴィンは、インドで出会った褐色の肌を持つクールな男、ラジールを執事として連れ帰る。 アルヴィンの一目惚れから始まったこの恋は、身分差をも越えて密かに激しく…。 アルヴィンの友人、将校オスカーの戦場での愛も収録。 執事×ご主人様の英国貴族主従ロマンス★ スウィートでラブラブな描き下ろしあり! 5月に発売したのを知っていながら迷った末に買ってしまいました(笑) というのは雑誌で読んでいたから。 最近、本当にしまい場所に困っているので定期的に購入している雑誌に連載されていた作品は一部を抜かすと購入をすぐに決められないでいます(^^ゞ さて、この方はコミックスとしてはまだそんなに冊数を出されていないのかな? 知ったのは3,4年前になるのですけど。 ちなみに私がこの方の作品で読んでいるのはの作品になります。 内容もいろんなシチュエーションがあってそれも好きなのですが、 それ以上に好きなのが絵。 去年でしたっけ? ドラマCDにもなりました「翡翠のためいき」の甘野有記さんのようにちょっと明治とか大正の頃の様な香りの強い絵とか雰囲気を持っていたり、 外人を描かせるとミステリアスな雰囲気を持つ顔を上手く描かれる方なんじゃないかと。 さて、今回は時代は明治頃なんでしょうか? 伯爵の子息であるアルヴィンと、アルヴィンが旅先で助けられたことで一目惚れしてしまって自分の執事として連れ帰ってきてしまったインド人のラジールとの主従LOVE。 まぁ、あじみねさんの絵で好きだと言いましたミステリアスチックな男性ラジールが出てくるのと大好物の主従モノが組み合わさっているという私にハマれ!と言わんばかりの作品なんですね とにかく表紙もイイのですが、ペラリとめくってすぐに目に飛び込んでくるカラー絵がとにかく素敵 もうこれだけで購入した甲斐があったかもです♪ 内容的にはとにかくラジールへの恋心を隠さないアルヴィンにラジールも応えてすぐに恋人同士になるわけなんですが、 どうやらアルヴィンと出会う以前のラジールにはいろいろ問題があるみたいで、 それに関係する人間が次々と現れて2人の関係を脅かします。 その度にラジールは愛するアルヴィンの為に幾度も身を引こうと考えて、 その度にアルヴィンに止められる・・・を繰り返します。 結局は、身を引くのではなく傍にいることが主人であり恋人であるアルヴィンを守ることになるのだとラジールは考えてハッピーエンドとなります。 私の大好きな丁寧語攻めと従者のグルグルが連載中ずっとツボだった作品だったのですね もちろんこの2人も味方はいます。 アルヴィンと同い年の従兄弟・オスカー。 こちらも実は実兄の同級生にずっと恋心を抱いていて、 偶然その相手であるユージーンが兄にキスをしたとこを見たことで秘密の共有者となり、 一途な恋心とその時の秘密の共有をたてにジワジワとユージーンの心に入り込み、ラストでは恋人同士になるお話も入っています。 書き下ろしは夢オチ&学園モノ(ベタな・・・) とっても面白かったんですが、何故にラジールが関西弁??? あまりに似合わなくて逆に大笑いしてしまいました。 そうそう! 実は、2年前だったかの春抱きのハロウィン絵 ふざけた小学生みたいな絵ですが、 この赤ずきんちゃん岩城さんのヒントはあじみねさんの書き下ろしからヒントを頂いたものでした♪(ここで告白) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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