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カテゴリ:遊佐さん出演のモノ
遠野春日:原作 円陣闇丸:絵
「砂楼の花嫁」★★★★★(★4つと1/5) ムービック 【キャスト】 秋成・エリス・K・ローウェル:遊佐浩二 イズディハール・ビン・ハマド・アル・ハスィーブ:安元洋貴 ハミード・ビン・ハマド・アル・ハスィーブ:小西克幸 アトリー:樋口智透 フィエロン:大西健晴 バイス:宮下栄治 ダン:四宮豪 ズフラ:早水リサ ザーランド:井上剛 軍人:近藤辰典 田久保修平 側近:前野智昭 「きみといると俺は堪え性のない欲張りな男に成り下がる」 全てを呑み込む乾いた大地、灼熱の太陽──。 任務で砂漠の国を訪れた美貌の軍人・秋成が出会ったのは、第一王子のイズディハール。 勇猛果敢で高潔なオーラを纏ったその姿に、一目で心を奪われた秋成。 ところが爆破テロ事件が発生、誤認逮捕されてしまう! 孤立無援な捕虜となった秋成に救いの手を差し伸べたのは、なぜか王子その人で…!? これも「花嫁シリーズ」なのかな? あ、でも出版社が違うから「~の花嫁」となっていても違うのかしら? 実は、挿絵が円陣さんということもあって1月に発売された時、かなり購入を迷ったのですが、遠野さんの外人さん・・特にアラブ系王子の出てくるお話は現実とかけ離れ過ぎるお話が多いので今回は見送った作品でした。 なので、未読状態で聞いています(^^ゞ また1月に原作が発売されて6月にCD化という素早さも驚きつつ「遠野作品だからなぁ~」ということで納得しつつも、またもや遊佐さんだ!(笑)ということで見送りつつも相手が安元さんということで相当気になっていたのがこのCDでした。 なので今回ようやく聞けて嬉しかったです。 さて内容ですが・・・ やはりかなり現実離れしているだけではなく、そうとう突飛なお話でした。 攻め様が美丈夫で受け様が女性と見紛う程の美貌の持ち主というのはよくあるパターンでしたが、 受け様の生い立ちが、半分東洋の血が入っていることで、両親の死によって母親の実家(その国でかなりの実力者の家)に引き取られたは良いが、かなり冷たい扱いを受けていただけでなく、軍人としてはまだまだ若輩者の割にすぐに大尉という地位が与えられたことで軍での周りの態度も冷たく、 今回策略に引っかかって家だけでなく国そのものから見捨てられてしまうという設定も相当だけと思いましたが(爆)、 それ以上に驚いたのが受けの秘密が半陰陽の身体だったということ。 こんなの山藍さんの作品位しか出てこない設定かと思ってました 山藍さんには実際に「虹の麗人」という作品で半陰陽の主人公が出てきます。 遠野さんのお話に話を戻しますと 遊佐さん演じます秋成がシャティーラに取り残されただけでなく、覚えも無いテロ事件の犯人として捕まり、小西さん演じるハミードに厳しい取調べを受けるのですが、 それを助け真犯人を探すよう命じてくれたのが安元さん演じるイズディハール。 イズディハールとハミールは双子の兄弟で、イズディハールが兄になります。 しかし、出会いが無自覚の一目惚れというのはアリにしても、 小一時間腕試しということで剣を交えただけでイズディハールが秋成をテロの犯人ではないと信じきっているのはちょっとどうなのだろう?とちょっと苦笑してしまいましたが(^^ゞ これに関しては原作を読むともう少し感想も変わってくるんでしょうか??? 結局は真犯人が後から見つかったり、それによって屋敷に潜り込んでいた女中が秋成を攫ったりとすごい展開を見せたお話でした(笑) 声優陣ですが・・・ やはりいくら大好きとはいってもどうしても役を選ぶ声だと思ってしまう遊佐さんは、 今回もかなりイメージが・・・ もともと円陣さんの描く受け様の顔は線が細くて可愛らしかったり綺麗な顔立ちのキャラが多い上に、今回の役は半陰陽という設定。 要するに男と女が入り混じった身体の持ち主という設定な為、もう少し声の質が細い感じの声の出る方の方がよりよかったのでは?と思ってしまいました。 さすがにそろそろ「遊佐さんなら売れるから!」というのは止めてあげた方がいいような・・・( ̄~ ̄;)ウーン・・・ これでは遊佐さんが可哀相な気さえします。 さて、イズディハールの安元さんとハミールの小西さん。 この2人が双子? しかも安元さんが兄???(≧m≦)ぷっ! 確かに2人共低音ボイスですが、さすがに安元さんの声はコニタンと比べると若いですよぉ~! ただ、違和感アリアリという程ではなかったのでこちらに関しては許容範囲内(爆) それ以上にあまりに弟が兄大好きっ子なので、いっそこの2人でくっ付いちゃえばいいのに!と思ってしまったのはここだけの秘密・・ということで (≧m≦)ぷっ! 見分けが難しいほど酷似している兄弟で睦み合ってるのも問題か?(笑) コニタンはさすがでしたよぉ~~~ 兄の為にやや秋成には冷たく接してしまうも、決して意地悪ではなくちゃんと2人の思いに最終的には協力したり助言してくれたり。 本当に国と兄を愛してるイイ弟を好演されてました! 出番も多かったし 安元さんは相変わらずのチャドボイスで(笑) この声がちょい苦手な方はどう思われるかわかりませんが、普段の会話部分はともかく 秋成に優しくしたり甘やかしたり、愛を囁いたり・・・な部分は1作品ごとに上手くなられてる感じですね! すごく素敵ボイスでした。 しかし、皇太子としての語り部分は思いっきりチャドでしたけど(あははっ) これは来月発売の「DEADSHOT」が楽しみです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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