SOLILOQUY

バスカッシュ！　第１１話「イン・ザ・ナイト・ビフォア」



新たに移動した街
セラの過去






公式ＨＰより


迷いを吹っ切ったダン達の戦いぶりはココのレポートによって、
惑星アースダッシュの至る所で話題になる。
その勢いを無視できなくなったＯＣＢはチャンピオンシップへの招待を決意する。

沸き返るダン達。 大騒ぎの一方で、セラは憂鬱な顔をしていた・・・







ココ配信レポートによってどんどん話題の中心になるダン達
そしてそんな人気に追放も何処吹く風なのか？
ＯＣＢ事務局よりチャンピオンシップへの招待状が届く


会場のある場所はタービンシティ


しかし、その名を聞いたセラの顔が曇る




大きなタービン状のモノが街中に設置されている街・タービンシティ
別々の場所から吹いてくる風を街が１つにまとめて力を生み出している



「風が勝負を分ける気がします」



タービンシティに着いたダン達は町の人々から熱烈歓迎されます。
あ！エクリップスの姿も
しかし、何故かセラはみんなと別行動に。



そしてアイスマンもサインをねだる子が持つ中にあるサインを見つけて表情を固くし、彼も何処かへと消えてしまいます。


しかたなくダンとアランで街中を調査する事に
（といってもダンはただ付いて来てるだけ）



しかし不思議なのは街中のいたる所にセラという名前が入っている事



そのセラはお墓参りに来ていました
セラのお母さんのお墓へ

やはりセラはこの街の出身みたいですね。


するとそこへ現れたのはセラ父
しかし、この２人にはかなりの確執を感じます。


「貴方はそうやっていくつ私の大事なものを踏みにじれば気が済むの！」



自分が男子じゃなかった為に後取りになれない
ただそれだけの理由で母は追い出され、苦しんだ末に挙句亡くなった模様。


ＯＰでの泣き喚く女の子はセラだったのですね。
そしてやたらと遺伝子を求めるのもここら辺に端を発しているのかも・・・。




一方、アイスマンはあるホテルに潜入しようとしていました
どうやらそこに宿泊していたのは先ほどのサインの主・ファルコン

まんまとホテルのボーイにファルコンの極秘情報を教えて潜り込んだアイスマンはまっすぐファルコンの部屋のドアを叩きます。



２人っきりになってまとまりが無い上にダンも遊び半分だとイラつくアラン
そして街中を調べるとレベルの高い選手が集まってるのがわかるのに反して、ダンの様子は緊張感が感じられずダルダルにしか見えなくて
たった１人焦っているのまでイラッとするアラン




一方アイスマン
以前と違って余裕を感じる喋り方



「ふん、チャンピオンシップ出場おめでとうとでも言って欲しいのか？
それとも恨み言でも言いに来たのか？」


「確かに・・・私は貴方が憎かった
夢の中でどれだけ貴方を殺した事でしょう」


おいおいおいっ！なんか話がヤバい方向になってきたな！



アランは相変わらず調査に余念がありません。
それはシューズにまで到って
敵陣視察もして

しかし、ダンは何処吹く風


タービンの上に立ち風を感じてみるアラン
するとある建物に目が行く


それはチャンピオンシップの会場


「聞こえます。たくさんの人達のざわめき
お祭前の緊張と期待」


しかしダンの態度は相変わらず
たまらず説教するアランだったが、そんな時ダンは誰かとぶつかり転んでしまう
相手はアイドル・レッド・・・じゃなくルージュ


「ルージュよぉ～」というヌルいルージュの言い方がミョーにツボでした（笑）



エクリップスは開会式で歌うために呼ばれたみたいです。
中に入れてリハーサル風景を見せてあげようか？と言いますが、もともと大ファンのアラン（ってかフローラ？／笑）と違って全くダンは興味なし

俺はファンです！とフローラは主張しながらも、もう勝負は始まっているからと断ります。
・・というか明らかに嫉妬じゃない？（￣ー￣）ニヤリ



ルージュを探すマネージャーの声で別れたダン達だったが、
厳しい眼差しでダンを見るヤン
そして上から眺めていたジェームスとスラッシュ



「フラれた選手にまだ未練が？」

「君にも見せてあげよう伝説をね」


そしてどうやらこのチャンピオンシップの優勝商品はダンにとってかなり魅力を感じるものみたいで。



そしてセラもアイスマンも何処かに行ったきり。
ダンも不真面目
そんなチームに呆れると言うアラン

しかしダンは


「だからよぉ、まだ吹いてねえんだよ風が」

「風？」

「おめえさっき言ってたじゃねえか！別々に流れて１つにどうこうってよ」





一方セラはお母さんのお墓の前から動けずにいました
笑顔なんか見た事がない
いつも泣いてばかりだったセラの母



「んで？今度は本当に殺しに来たのか？」

「確かに貴方に否定されて私は伝説になれなかった
そして殺したいほど憎みました」




そんな頃、アランとダンはチャンピオンシップの商品が月面リーグの出場権であるという発表を目にします

スラッシュの言ったとおりダンの目が表情が変わります
いきなりドリブルをしながら駆けていってしまうダン

そんなダンにつむじ風を感じるアラン
そんなダンがＢＦに乗り込みボールを投げます


「バスカーーーーッシュ！！！」



そのボールはタービンシティ中を飛びまくり

ダンの気持ちを乗せて飛びまくり跳ねまくり
エクリップスにジェームスにスラッシュに、やがてアイスマンにセラに届きます
そして最後にココにも


おーー！さすがルージュ
ダンのボールとわかりましたね。

そしてセラも過去を吹っ切り立ち上がります

「私は私の為にやる。それだけよ」


またアイスマンも過去を吹っ切ります


「私は貴方を殺さない。殺さずに勝利して乗り越えてみせます」

「変わったな・・おまえ」

「逃げるなと教えてもらっただけです」



「ダーーン！」

「ダン君」


明るい表情で戻ってくる
いろんな方向から吹いてくる風を纏め上げるこのタービンシティの様にダンの元へと。



「よっしゃあー！いっちょやるかぁーーー！！！」





今回はある意味セラのターンですが
アイスマンのターン再びの回でもありましたね。


とにかく先週はやっとダンがトラウマから一歩抜け出して、
今回はとうとうセラの過去話も出てきました。

強い遺伝子をひたすら望むセラの過去に女で生まれてきた故に母親に辛い思いをさせた上に、そのままの状態で死なせて閉まったという過去がありました。
そして母にそんな仕打ちをした父親が許せなくて、
父親もイマイチセラの気持ちがわかっていない様子で
（それともわかっていて、あんな煽る言い方をしているのか？）

なんか彼女の心の奥底にしまいこまれたものの断片が見れた気がしました。



そしてアイスマンもずっとファルコンに対して抱えてきた思いという呪縛から解き放たれたみたいですね。

それにしても殺したいほど憎んだとは・・・
当時、ファルコン絡みでどういう事があったのか？
その辺りは今後語られるんですかね？


とにかく偶然このタービンシティで２人の決着があってより強い結束になったみたいです。


まずはめでたしめでたしってとこですよね！





次回「リーグ・リーグ・リーグ」

いよいよチャンピオンシップ開幕です！
ムーンパスポートを手に入れたいダン
果たして優勝できるのか？










　バスカッシュ! 挿入曲 Running on