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2010.12.18
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咎狗の血 第10,11話



ずっと一緒にいたかった




第10話 結脈/ilre


CFCと日興連の軍がトシマに迫る中、イル・レ戦が開かれた。無人のコロシアムにひとり佇むリンは、憎悪をたぎらせながら目の前の入場ゲートを睨みつける。同じころ、リンの身を案じたアキラは、リンの後を追って城に向かっていた。城の警備を突破してコロシアムに飛び込んだアキラは、そこで思いがけない人物と対峙する。




ナノがとうとうアキラと接触!
今語られるナノとアキラの関係




鎖が解かれ、リンはイル・レとの戦いの場に
現れたのは・・・・シキ
(やはりか・・・)

敵意むき出しでシキに挑みかかるリン
しかし、シキの強さはスピードはリンを遥かに凌駕していた

シキの剣がリンの首筋に当てられた時、入ってきたのはアキラ
さらに突然城全体が爆音と共に大きく揺れる
軍の直接攻撃が始まったのだ
この状況に乗じて、リンを連れて逃げ出すアキラ



それを見て慌ててアキラ達を追いかけさせるアルビトロ
しかし、ついアキラだけは「無傷で」と口走ってしまい、シキに詰問される羽目に。

「命が惜しければ本当の事を言え!」
「ナル・ニコル・・と言えばおわかりかな」


「なんで放っておいてくれなかったんだ!」

ひとまず逃げ込んだ場所で、突然そう叫び出すリン
仲間の仇であるシキを仕留められなかった八つ当たりをする

「俺はおまえを死なせたくない」

それでも自棄になっているリンの頬を叩き人を信じて裏切られる事を恐れていると指摘。

「俺はリンを裏切らない
リンが信じてくれなければ証明も出来ない」

「もし裏切ったら殺すよ」
アキラのこの言葉にやっといつものリンを取り戻す。

しかし、そこに現れる処刑人達
リンとアキラは教会で落ち合う約束をして二手に分かれる


その頃、必死に教会を目指していたケイスケは力尽き倒れてしまう
その前に現れたのはナノ



必死に逃げ回るアキラだったが、とうとうグンジに見つかり戦いになる

「おまえ、イイ目をしてるよな」

馬乗りで押さえつけられるが、その背後から近寄って来たナノに殴られ屋上から突き落とされてしまう。
そしてアキラを抱いたまま、軽々とビルを飛び移っていく
人間離れした跳躍力

「なんだありゃ、人間か?おい・・」





「寂しいっていうのは・・・どんな感じだったかな?」

子供の頃のアキラが話しかけた男の人
次は?と訊ねた時、約束の代わりにその男性が差し出したのがアキラがずっと肌身離さず持っていたナイフ


意識を取り戻したアキラ
傍にはケイスケが寝かされていた

「俺、アンタを知ってる」

その言葉に頷くナノ
ところが他に聞きたい事があるのに、客が来たと立ち上がる

やってきたのはエマとグエンだった


そしてアキラは知る。アキラがトシマに来なくてはならない状況を作り出した張本人がエマだという事を。
全てはナノを動かす為。

そしてさらにアキラは知る。
ナノの血液がラインの元になっているのだと。

「おまえを救えるのは死だけだ」

自分を止めるグエンを撃ち、さらに再び実験体にしようとされているナノを殺そうとするエマ
だが、逆にナノに殺されてしまう

2人の遺体・・マネキンにしか見えなかったorz


「全てを終わらせる為」

いく人もの命を散らせてきた血に染まった手を見つめ、それでもこの手を握ってくれるか?と問うナノ



そしてそんな2人の前にシキが立つ






第11話 増悪/convict


ついに軍がトシマに進攻した。突入した兵士らは、投降するイグラ参加者を容赦なく殺していく。銃声と轟音が鳴り響く中、意識を失ったケイスケをかついで教会を目指すアキラだが、途中、兵士に見つかっしまう。アキラは、とっさにケイスケを物陰に隠し、兵士たちの目を引きつけるように飛び出していくが……。



ナノとシキの因縁(>_<)
そしてケイスケが・・・





軍がとうとうトシマに降り立つ

「情報どおりか・・奴らとうとう、おっ始めやがった」

心配でしかたない源泉



意識の無いケイスケを連れ、あちこちから撃ち殺されているイグラ参加者の声を聞きながら教会へと進むアキラ




「いつまでそうやって立っているつもりだ?」

その言葉に挑発されるようにナノに斬りかかるシキ
だが、絶妙にかわされ、あのシキがまるで相手にならない

ちょっと離れたビルから高みの見物をして楽しんでいるアルビトロ


「なぜ戦わない?遊んでいるのか?」

何を聞いても答えず全てかわすだけ

「滅びが近いのならば、愚かる魂は無に帰す」


「力こそ現実だ!
力は絶対だ!」

「ならば問う。何故故、俺を求める」


「何故あの時、俺を殺さなかった」


人間兵器として生み出され、その手で屍の山を築いたナノ
目の前で仲間を武器も使わず次々と殺していくナノの姿を呆然と見ていたシキ
辛うじてナイフを振りかざすも、難なく腕をねじ上げられるシキ
しかし、何故かナノは拘束を解き立ち去る


「おまえという存在の中に生まれた感覚、恐怖を感じたい」

必ず追ってくると
その言葉に改めて剣を構えるシキ


勝負は見えたと見るキリヲ達だったが、アルビトロはこれで片がつけば、単独ビジネスが出来るとほくそ笑む

「この戦い、火を見るより明らか」



シキを挑発するが如く紡がれる言葉

「この血を受け入れるという所作が試練。それを乗り越える事が出来るか?」
「越えてやる」

シキはナノの挑発に乗る
ナノ自らくつろげてみせる肩口に、噛みつく


「おまえは本当に愚かだ」


しかし、ナノの血は純度100%のライン
さすがのシキももんどりうち、そのまま動かなくなる
だが、死んだわけではなかった。ナノが立ち去って暫くして立ち上がる




ケイスケを下ろし、様子を伺っていると、目の前で軍の兵に追いかけられていたイグラ参加者が無残に殺される
ケイスケを助ける為、囮となって走りだすアキラ
その時、やっと意識を取り戻すケイスケ

隙をついて兵士に飛びかかるアキラだったが、銃を突き付けられてしまう
そんなピンチを救ったのはケイスケだった

「大丈夫なのか?」
「だいぶ眠ったからなのかな?身体が軽いんだ」

安心したアキラはケイスケと共にその場を離れる
あとちょっとで教会という所まで辿り着いたところでアキラ達はシキに阻まれる


「おまえが今まで味わった事が無く、かつ恐れている感覚を俺はよく知っている」

先ほど、ナノに言われた言葉をそっくりそのままアキラに投げかけるシキ

「おまえは俺と来い」

咄嗟に逃げようとしたアキラを素早く壁に叩きつけるシキ
ピンチのアキラを助けようと飛びかかっていくケイスケを即座に斬るシキ


ナノが割って入るが、斬られたケイスケはその場に倒れる


「おまえの負けだ」
「俺はおまえを越えた
俺は己も貴様も凌駕した」




もう虫の息になりかかっているケイスケ

「俺が助けてやる!諦めるな、ケイスケ!」
「俺、どうしてもアキラに伝えたい事が・・」

アキラの役に立ちたかった
アキラの為に何かしたかった
でも、結局苦しめてごめんと謝る
その最中にもどんどんと血が流れていく

たくさん酷い事をした
たくさん人を殺してしまった

「よかった・・アキラが無事でよかった
ずっと一緒にいたかった







ええーーーっ?!
ケイスケルートじゃなかったの?
おいおい、何この急展開(>_<)

未だに着地点が見えません。
ってかケイスケぇぇぇーーー(叫)

いや、こんな時なのに最後に愛の告白するかとドキドキしちゃいました(^^ゞ



いやもう、ナノの血がラインと直結しているのは今までの話の流れで予想は出来ていたものの、なんか本当にここにきてのジェットコースターもレールを外れてまっさかさま状態の展開に完全に置いてけぼりをくってます。

確かに、ウィキを読むとシキが何らかの目的でナノを追っているとは書かれてますが、アニメじゃ特に何も言ってなかったって!
なのに11話でいきなりの2人の過去話(>_<)

そして始まった当初から感じてる血の描かれ方
どう見ても血に見えんだろう・・・orz
流血シーンがこれだけ多い作品で肝が描けてないってどうなんだろ?


でも、これでやっとOPラストの剣が何を意味しているのかが予告を見てさらによくわかりました。


もう最初からこの作品に萌えは既に斬り捨てて踏みにじった状態で視聴を続けている私なんですが、なんか最近はちゃんと締めくくって無事に終わってくれればいいや!という気になってます。
さぁ、次回どう展開する?   はぁ~~~(ため息)






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Last updated  2010.12.18 18:59:43
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