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2012.07.14
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夏雪ランデブー 第2話



「置き去りにした方とされた方、どっちが苦しいと思う?」



2話めにして早くも泣かされました(´;ω;‘) 
篤目線で見るとめっさ切ない




突然現れた六花さんの亡き夫・篤
今でも六花の心の中だけでなく幽霊として彼女の傍に居続けている
そんな彼女に好きなのだと告白した亮介だが・・・




幼い頃に出した高熱で、右耳が少し遠い篤。
だから、篤の左側が六花の特等席。




亮介が告白してから一週間が経っていた

六花的には、告白してきたクセにあれから何も起こらないと複雑な心境。

「なんだったんだ、あれは?」

そしてついつい、目は亮介を追っていて。


その亮介は・・・気付かれないように彼女を盗み見てる・・・のだが。
その視界を遮るように邪魔をする変顔男・篤(苦笑)

結局、六花の誕生日はミホと交代で店番するので終わってしまった
六花を喜ばすプレゼントも何も思い浮かばないまま

「店長が喜ぶ事がわかったらなんだってしたいのに・・・」

そんな切ない男ごころを「チキン」と称する篤。
それだけじゃなく、亮介と六花が話していると必ず変な顔をして邪魔をし続けていたのだ。

「結局、行動が最低なのはソッチじゃん!」

こうも邪魔されれば戦意も喪失するとブツブツ。

「女房泣かせたアンタに邪魔する筋合いないと思うよ」
「その通りだね」

今になって思う

「置き去りにした方とされた方、どっちが苦しいと思う?」



篤を亡くし、一生分泣いたんじゃないかと思えるほど泣いて。
今は忙しさに救われている毎日の六花

「どうして私なんだろ?」

六花と亮介の視線が合う

「店長・・あの・・・」

言いかけるけど、やっぱりそこには懲りない篤の妨害が。
それでも頑張る亮介(笑)

「今日、店終わったら・・・どっか、飯行きませんか?」

変顔してる篤を視界に入れない為に下を向きながら誘う亮介。
そんな彼をテレてると思う六花。

「ここから店長を連れ出せばこっちのもんだ!」

そんな事を考えていると

「いいよ!」

atsu-ryo2

見よ!この二者二様の表情(爆)



「この間の話、考えてくれましたか?」

店じまいをし、そう訊ねる亮介

「考えてる。すごく考えたよ」

バツイチの自分を選ぶメリットなんて・・・
そんな事を言う彼女に、利害だけで選んだら楽なんですかね?と問う。
そして楽しそうに彼女に自分をアピールする亮介
2人、肩を並べて出掛けていく様子をジッと見つめている篤。

「六花ちゃんの右側は僕の定位置だったのに・・・」

なのに今は・・・



ねぇ、六花ちゃん。大好きな女の子と一緒なれて幸せだったーーー

人生の終わりに、2人っきりでいられて



篤が死んだ際、逝かないで!死なないでと泣きじゃくっていた六花

「傍にいて!独りにしないで!」

自分の遺体に縋りついて泣いてる妻
抱きしめてあげたいのに、霊である自分にはもうそれは出来なくて。

あの時呼び止めてくれたから。
どこにも行かないと決めた自分。
お葬式の時も傍にいたのだ



その頃亮介は・・・

2人で餃子(^^ゞ
ムードもなければ口もニンニク臭い(笑)

「そういや、右の肩が少しくすぐったい感じ」

改めて、ずっと男性とこうした事をしてこなかったなと感じる六花。


2人並んで歩く帰り道
こういうのも久しぶり。
こんな風にぼんやりしていたら、いつか彼とセックスしたりするのかな?
そんな事を考えちゃったりして
でも、そんな事を考える自分が現金な奴に感じられて

「恥ずかしいな・・・私、少しのぼせてる」

そして、1回伸ばして躊躇って。やっと亮介の手を掴む。
六花からのキス

「やっぱ臭いね」

そしてまた明日!と言って走り去る。ついてきたら絶交だと。

いや、やはり元妻?やる時は大胆っすね(^^ゞ



どこかウキウキした感じの妻を見つめる篤
そこにチャイムが鳴り、宅配便で。
荷物を受け取ろうとしてドアを開けると、宅配業者の後ろに亮介の姿を見つけて。。。



なんだかんだ言いつつも部屋に上げている六花

「いくらなんでもそれはないかな?って思って」
「そだね。ごめんね、恥ずかしい事して」

そんな会話をしている2人の傍を浮遊している篤

「俺はニンニク臭いくらいで引く気はありません!」

六花がしている事全てに舞い上がったり期待してしまう。
それは好きで付き合いたいからと訴える亮介。
そしてとうとう六花を押し倒してしまう。

でも、そこに当然篤が割り込んでくるわけで。

六花からすればなかなかにムーディなシーン。でも、亮介からすれば篤が邪魔で仕方ない。

atsu-ryo3

本来は篤の下にキスを期待している六花の顔があるわけだが・・・
どう見ても篤とキスしようとしているようにしか見えない(〃∇〃) てれっ☆

「ウザイ!どけよ怨霊」

そこで目を反らすな!ますますBLチックじゃねえか!(爆)>篤

「誰にも渡さない」

ここで亮介は失態を犯してしまう。
六花がいるというのに・・・

「ぜってぇ忘れさせてやる!哀れな旦那の事なんて」

それを聞いた六花は亮介を引っ叩き追い出してしまう。
それでも、篤は見てしまった
追い出される直前に、亮介に壁ドーンされた六花の頬が赤くなっていた事に。

追い出した後は流されてた自分に情けなさを感じ。
履歴書見て8個も年下だとわかって 久しぶりのため息をついて。

自分が死んでからは疲れた顔を見せなくなった妻のため息を見ても撫でる手は頭をすり抜けて。

また、生まれて初めて殺意を感じた亮介も、相手は既にこの世の人じゃないし。


三者三様



入院中、昔の放射線治療が原因で子供を作るのは無理そうだと医師に言われ、その際に離婚届を六花に渡した篤。
でも、それを粉々に破り捨て、篤のフラワーアレンジメントが一番好き!と話し始める。

「女房ナメんなよ!生きてるだけで丸儲け」

そう言った六花
そして今、すり抜ける腕で六花の頭を抱きしめている。
でも、抱きしめている事も。風邪引いちゃうからここで寝ちゃダメだよという声も妻には気付かれない。



翌朝
風邪を引いてしまった六花
熱も出ていてフラフラしている。

「こんな近くにいて毛布1つかけてやれないなんて」

それでも薬を飲んで競りに出掛けようとしている妻を止める事も出来ない。
しかし、とうとう六花は廊下で倒れてしまった


亮介の下に届いた空メール
さらにはミホからの電話

「ヒーロー気取りか!」


とにかく様子がおかしいと様子を見に行くと篤が仁王立ち状態
しかし、理由も言わずとにかく中に入って来いと言う篤に、指示された通りの場所から鍵を見つけ。
中に入って・・・・倒れている六花を見つける亮介。

「ごめんね・・ごめんね、島尾くん」

抱き上げた六花がうなされながら呼んだのは篤の名
その篤は、亮介の身体に回された妻の腕を見ながら、薬や冷えピタの場所を教える事しか出来ない。
複雑な思いで。それでもベッドに運び声をかける亮介


またも三者三様


「島尾・・・くん」

六花の目から涙が溢れる


「「泣きたいのはこっちだ」」





六花のときめきは正直よくわかる。
亮介の気持ちもよくわかる。
そして篤の気持ちも。

亮介は元旦那に邪魔されてると言ってしまえたら誤解は無くなるだろうけど。
まだ心が残ってるのを知ってて言えないだろうし。
彼女も知ってしまったらどうするのか?
今だって、弱くなった時呼んだのは篤だったし。


でも、少なくても篤がこの世に留まっていた理由はよくわかりました。

しかし、こうして邪魔し続けている事が本当に彼女の幸せに繋がるのか?
亮介がダメでも、次の男が篤の見える人とは限らないわけだし。
そうしたら六花はオチてしまいそうだし。

いつか、亮介を認めて見込んで彼女を預ける日が来るのかしら?
それはそれで心が潰れそうに辛いんだろうな

本当にどっちに転んでも誰かが泣いてしまいそうで。


しかし、年上だからなのか?それとも地なのか?
このシチュで餃子ではしゃいだり。かと思えば自分からキスしたり。
女心は複雑・・という事でイイのですよね?(^^ゞ




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Last updated  2012.07.17 09:51:32
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