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テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:少年&青年誌原作アニメ
THE UNLIMITED 兵部京介 第12話「未来へ -LΛST RESOLUTION-」(最終話)
「あたし達が少佐を守る!」 とても楽しませて貰ったこの作品もとうとう最終回☆ あらすじはコチラ 度々襲い来る痛み。 しかし、それは誰にも知られたくない。 胸を押さえた時に気付く。誕生日の時にユウギリがくれたお守り 「ユウギリ・・・」 ニューヨーク市庁舎前には就任式典開始を大勢の市民が今か今かと待っている。 それをモニターからジッと見ている早乙女。 そして彼の息のかかった者が警備員として兵部が現れるのを待ち構えていた。 ノーマン・グリーンは伊-八號の予知によると、一時ノーマルとエスパーに安らぎを与える人物。 だから彼をエスパーに殺させる事で未来を書き換えようとしているのだ。 そして薫の存在もーーー ニヤリと笑う早乙女。 市庁舎に向かい歩いていくユウギリ。あの大事にしていたお守りを落としたのも気付かない。 そしてそんなユウギリを影からマークしていたのは皆本と賢木。 ゲートを強引に突破しようとするアンディは警備員に止められる。 それを助けたのは皆本たち。 実は、合衆国の中にも早乙女の息がかかっていない機関があり、バベルに協力を求めてきていたのだ。 「早く行け!あの子を止めるんだ」 皆本の言葉に急ぎユウギリを追いかける。 ユウギリは、式典会場がよく見える場所に立っていた。 力を発動し、辺りから一斉に爆発が起こる。さらにはそのままグリーン氏を殺そうとするユウギリ。 しかし、いち早くアンディが気付いた事でグリーンは助けられる。 だが、警護しているのは早乙女の息のかかった者たち。銃を向けられてしまう。 それを助けたのはあとから追ってきた皆本たち。 市民を逃がそうとする。 「裁きを」 早乙女の声に再び力を使い始めるユウギリ。 催眠能力により市民は一斉にアンディたちに 「素晴らしいギフトだ。私の目に狂いはなかった」 ユウギリのエスパーとしての力は未来を書き換えるのに十分だったようだ。 「非常なフリをして甘さが捨てられんか。変わらんな、君は」 殺す事も出来ただろうのに、ワザとユウギリの前に姿を現した兵部を見てそう呟く。 声をかけられたユウギリは蕾見たちの時同様、兵部のコピーを作り上げ戦わせる。 「来いよ、亡霊」 ユウギリの目が赤く染まり、暴走した力は広範囲で市民を操っていく。 ユウギリの作り出した兵部と戦いながら、その催眠能力の中で兵部はゼロ戦を見る。 さらにはかつての超能部隊の仲間達が攻撃し、「何故生き続けている?」と問うて来る。 最後に聞こえてきたのは自分を責める父の声。 これは幻と冷静になろうとする。しかし、その間を与えないとばかりに早乙女が銃を向け発砲し、さらには子供の頃の自分が攻撃してくる。 「死ねよ、化け物 君なんか僕じゃない」 仲間のみんなと一緒にもっと上へ行くんだと言う顔が薫の顔とダブる。 「さようなら、クィーン」 そして、とうとう兵部は力を解放してしまう。 兵部の窮地を察知したのか?薫が目覚める。 「ここまでだ、ユウギリ」 力の開放により幻を消した兵部は、ユウギリと対峙する。 アンディたちは市庁舎内部に避難し、出入り口を皆本たちが押さえている間にアンディは屋上へと向かう。 苦しんでいるユウギリ。 そこに浮かぶ実験施設での力の暴走で壊滅してしまった事。 養護施設でもここにいたらダメと悲しそうな顔をしていた事。 そして数々の場所。 でも、最後に座り込んでいる自分に手を差し伸べてくれたのは兵部だった。 「ようやく見つけた」 ユウギリを作った研究施設は、もともとパンドラの敵対勢力だった。 「大丈夫。もう心配しなくてイイ」 優しく微笑み、初めて会う兵部への恐怖から能力を使いそうになるが、それを打ち消しそう言って抱き上げてくれた人。 「今日から僕たちは この家のかけがえの無い家族だ」 君の名は?と訊ねられ答える ユウギリ・・・と。 そしてその瞬間、早乙女から施された洗脳が解ける。 力の暴走はおさまり、暴動は止んだ。 アンディが屋上へと上がった時、既にギリギリの状態だった兵部は、最後の力を使いユウギリの首の後ろのバーコードを消す。 「これでいい。傷を抱えて生きるのは僕一人で十分だ」 アンディの方にユウギリを飛ばすと、いよいよ兵部の生命エネルギーが尽きかけようとしていた。 もう、力を自力で制御出来ない。今までの無理がツケとなっている 「ユウギリを連れて逃げろっ!」 クィーンのいる世界とユウギリを守れた。 晴れ晴れとした表情。 「嫌だね。おまえの命令なんか聞けるか!」 諦めの悪かったのはアンディの方らしく、そう言って立ち上がり兵部の方へと近付いていこうとする。 「ここで終わる?ふざけんな!俺が・・」 そう言いかけたアンディは、ユウギリがギュッと自分のズボンを握っている事に気付く。 諦めが悪かったのは彼女もいっしょ。 その思いに力を得、ユウギリもアンディが拾っておいたお守りを渡された事で気持ちを同じくする。 「あたし達が少佐を守る!」 「忌々しい野郎だぜ!こんな筈じゃなかったのに」 おまえらの言う未来が見たくなった・・そう言いながら必死に近付いて来るアンディと、彼のズボンから手を離さないユウギリ。 そしてようやく兵部の身体を捕まえる 「時よ止まれ・・・パンドラが思いを果たすその日まで! 止まれぇー!!」 ありったけの力を使い、兵部の暴走を抑えようとするアンディ。 そして、やっと抑える事に成功すると、力を使い果たしたのかその場に倒れてしまう。 「馬鹿な・・・この僕の力を・・・」 驚愕の表情でアンディを見る兵部。 その傍らに立つユウギリからお守りが落ちる。 それを拾いありがとうと微笑みながら渡す。 そして兵部の無事を感じ取ったのか?心配そうに夜空を見上げていた薫の顔にも微笑みが戻る。 平和は守られた。 ニューヨークはいつもの様子。 そんな中、ベンチに座り新聞を読んでいるのは・・・早乙女 そして彼の前に立つ兵部。 数十年ぶりに再会した早乙女は年を取っただけでなく、この顔だけでもギリギリの中生き延びた事が伺えますね。 警備長をしていた男も、USEIも全て自分の責任として逮捕されていた。 そして早乙女もまた逃げ場はない。 「殺せ、京介」 再び兵部に殺される事で兵部の中で永遠になると言う早乙女。 「兵部少佐、おまえは私のものだ」 しかし、兵部の答えはNOだった。 「ただし心は殺す。全ての記憶を失い死んだまま生きろ それが僕があなたに背負わす十字架だ! さようなら、早乙女隊長」 早乙女の顔を鷲掴むと早乙女の記憶の一切を消去してしまった。 そしてアンディもパンドラから旅立っていった。 「どうしても行くのか?」 引き留められ、せめて少佐に挨拶してからとまで言われながら、一切を振り切り出ていこうとする。 「またね、・・アンディ」 アンディを追いかけ、ニコッと微笑みながらそう言うユウギリ。 そんな彼女の頭を撫で「またな」と返すアンディ。 しかし、ビルを出たところで戻ってきた兵部と鉢合わせ。 未来は見届ける。でも、俺は俺の道を行かせて貰うと明るく答えるアンディに 「エスパーとノーマルの間の半端者。 けど、そんな俺にしか出来ない事がきっとある ソイツを探すよ」 サッパリとした表情のアンディをジッと見つめるばかりの兵部。 アンディは兵部に近付き、ペンダントを返そうとする。 「取っときな!名誉会員にしといてやる」 「みんなで行くのさ、レベルの向こうの遥かな未来までね」 とうとう、終わってしまいました。 1話からドキドキハラハラな展開で。 オリジナルとはいえ、おおもとに「絶チル」があったわけですから、そこから逸脱するわけにもいかず。 個人的にはちょっと期待ハズレな最終回ではありましたが、絶チルとのすり合わせを考えたらこれが最善だったのかな?と思います。 ラストでチルドレン達が皆本たちを迎えに来ていて。ここで主役交代がハッキリ表されてました。 このシリーズの根底にある「差別と偏見」 今期はたまたま「サイコパス」「新世界」と似たテーマを取り上げたモノがありました。 そういう意味でも非常に興味深かったです。 それだけでなく主腐を楽しませてくれたのはアンディと兵部。11話で2人の共闘が見られたわけですが、今回は自分の力を使い果たす事になっても兵部を助けようとするアンディの姿。また、早乙女になんと言われようと一度受け入れた者が去る時の兵部の寂しそうな表情。↑の兵部の顔がとても印象的でした。 また原作者の椎名先生のブログがとても興味深い。 続きはコメント欄にて ミラーブログURL コチラ ←よろしければ1クリックお願いします 絶対可憐チルドレンTHE UNLIMITED兵部京介ベストセレクション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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