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2013.06.27
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宇宙戦艦ヤマト2199 第12話「その果てにあるもの」


「この船のみんなが家族」

古代と島の間に出来てしまった溝は埋まるのか?



これから行うワープ航行についての打ち合わせの場。
前回、島の心の中に出来てしまったわだかまりがここで大爆発してしまいます。

「銀河系を突破すれば敵の追撃も少なくなるでしょう」

真田のこの言葉に

「なんにしても、ガミラスとの遭遇率が低くなるのは助かるなぁ」

これは誰しも思う(ヤマトは敵との対戦は望んでいませんからね)呟きで、この前までならきっと島も「そうだな」と言った筈。

「おまえは呑気だな まったく、呆れるよ
緊張感が欠けてると言ってるんだ」


この言葉。
今まで仲良しな2人を見てきた周りの者たちはみんなビックリ仰天。
そんな中、「あら?」という表情なのは新見。

「バカモーン!!」

ま、沖田さんからすれば当然ですわね。
そして艦長から下された2人への罰は  指定された場所の掃除当番。
バケツ持って廊下・・・程度じゃ済まされないですよね(^^ゞ
それよりも、大きな声で怒鳴ったせいで沖田さんの血圧を高くしてしまった事をもっと反省しようよ!
それを「クソジジイ」ってヾ(ーー ) オイッ



まず、最初に2人で掃除したのは波動砲が撃ち出される発射口。
しかし、なんか見せ方の関係?やたらと小さく感じたのは私だけだろうか(^^ゞ

なんとか関係を元に戻そうとしているのか?期間限定天の川ランチを食べに行こうと誘う古代ですが、返事無し。
青いと言うか、頑なになっちゃってるというか・・・
この辺、古代君ももっとプンプンしてみたらいいのに(ボソッ)


その頃、山崎は徳川さんに例の件を島に話してしまった事を話します。

「後悔しとるのか?」と言う徳川さんに対し、島の父を尊敬していたんでしょうね。その息子ならとあくまで話した事は後悔していないと返事する。

「そうかな~?」

ここで厄介な人物が聞いていた。
そう!この男が新見に惚れているという事を忘れてはいけない!!



「そう、ありがとう。助かったわ」

言葉通り、ほくそ笑んでる新見。
やはり、彼女は芹沢の下何か企んでる感じがプンプンですよね!
古代と島の仲違い。そしてその理由。

ああ!この人に島君がロックオンされちゃったーっ(´;ω;‘) 



その頃、大ガミラス帝星では・・・


星に戻ったドメル。デスラーの前に進み出た際、当然、デスラーはドメルの気持ちなど十も承知で呼び寄せていた。


でも、その前に注目したいのはホットライン中の総統の様子。
なんとまぁ嬉しそうな事!!
相手は間違いなくスターシャでしょうね。

ミーゼラは相手がわかっていてヤキモキから強引に入室したんでしょうか?
だとしたら、見た目に反して結構可愛い人です。

desler3

「次は直に会って語らいたいものだ」

そして何度となく頭上を見上げる彼。その視線の先には1つの星。
これこそ、今ヤマトが向かっている場所ですよ!
先日のモニターになる絵といい、本当に彼も報われない恋実行中ですよね(ネタバレすみません)
この辺がね、本当に彼はチャーミングなのですよ。

同行していたギムレーが伝えに来たのは不穏分子について。
しかし、デスラーはそれに関与せずギムレーに一任。しかも手段は問わずという、正直、この段階では政治に関してちょっと適当さを感じますね(^^ゞ

それ以上に気になっているのはヤマト。
そしてやっとヤマトがどこに向かおうとしているのかが掴めてご満悦といったところです。



「その野蛮人の船を君に討伐してきて欲しいのだ」

小首をかしげての「行ってくれるかね?」と言われちゃ、ドメルさん行かないわけにはいきません!!
いや、この表情でどれだけの人が「行きます」と名乗りを上げたかったでしょうか?(笑)

ドメルも命令とあればと答えます。


パレードの際に少女が花束を渡したように、とにかくドメルさんは「我らが将軍」て事でとても人気の高い方。
それ故に、快く思っていない奴らもいるわけで。
でも、そういう人に限って出世とかあんまり考えていないんですよね~(^^ゞ

「ガミラスも変わりましたね」

光景だけじゃなく、ドメルの眉間にしわを寄せさせたのは、例の不穏分子一斉検挙のシーン。

それにしても、メルダは戻った後、ヤマトに関しては何も語っていないようですね。
この辺もガミラス人は地球人と同じように考える事が出来る証明となってます。
なかなかに漢な女性でしたね。
出会ったのが彼女で本当によかったと思います。
立場的にも拷問とか無理やり喋らされる立場じゃないですし。


「関係ありません!」

どう見ても一般市民にしか見えないのに、関係なく捕えさせるギムレーの指示。
それを見て眉をひそめるドメル、ガル・ディッツ、タラン兄


途中、ドメルを下ろし2人になったところで、デスラーは遷都を考えている事が明らかに。
大統合・・・もちろん、統合先はあの星ですよね。

「我々は何処から来て、どこへ向かおうとしているのだろうね」

側近ですらこの台詞。
かなり危ういですよね!ガミラス



向かった先はお墓。そしてそこには1人の美女が。

奥方ですね。
娘さんの設定は、以前、ありましたっけ?しかし、悲しい設定ですね。
その分、この鳥さんは懐かしかったー!!


「私達は遠からず1つとなる
君はそこで私の放った狼がそこで獲物に牙を立てるのを見ていたまえ」


なんか昭和ヤマトよりも恐い執着心を感じるデスラーになってます(^^ゞ



さて、場面はヤマトに戻りまして・・・

百合亜の夢の中。

テロかもしれないという大事故の中、助け出されたのは雪。
気になって病室に入ってしまう百合亜。

その頃、自動航行装置の点検に来た者が幽霊を見てしまう。
一方、夢の中の百合亜の背後にも幽霊が!
ビックリして悲鳴を上げ飛び起きる。

その幽霊を見た林は、佐渡先生のところへ。
似ているとはやはり雪でしたね。
佐渡先生は相手にせず、トランキライザーを渡して追い返すが。

そこに病室の掃除が終わったと出てきた古代。
ラジオ体操のようにハンコを貰っているのが可愛いです(〃∇〃) てれっ☆


一方、玲はやっと独房入りの期間を終え釈放に。
外で待っていたのは加藤と篠原。
玲は航空機を一機ダメにしてしまった事を謝りますが、2人は玲が生きていた事が大切なのだと告げるとハッとする玲。
航空隊は本当に1つの家族としてまとまってますね。



ハーモニカを吹いている古代君にすり寄って(私の目には/笑)きた雪。
機体に腰掛ける際、なんかやたらとお尻を古代君の方に突き出してませんか?
もともと彼女が好かんからそう見えるだけ?(笑)
なんか雪らしくない!!

「ダメでしょ!」

玲のように自分も操縦できないか?と言う雪に即答だった古代くん。
これ、私は出撃の際には古代君と共に出撃できる玲に嫉妬しての言葉だろうと思ったんですが、本当のトコはどうなんでしょうか?
ま、相手は恋愛オンチの古代君ですからね~そういう気持ち満々だとしても全く気付かなかったでしょう!と私は胸を撫で下ろすわけですが(爆)
そして、やはりというか、古代君の答えは玲が気になってきているんじゃ?と全く自分の事をもしかしたら?なんて考えはこれっぽっちもないわけで。

そう!古代君はそれでイイ!
簡単に雪にあげちゃダメです!!ヾ(ーー ) オイッ

2人の会話を偶然聞いてしまう玲

ここで恋の話でもすれば玲失恋決定☆の場面ですが、
メルダの話を古代も信じていない事。唯一だった肉親を戦いで失っている事など、雪の前では本音を語り始める彼。

「自分の中で整理はついた。今は沖田艦長を信頼している」

自分と同じ立場(唯一の肉親であり兄と言う共通点)の古代のこの言葉を聞いて玲は何を思い外へと出て行ったのか?

そして、古代君は同じように肉親を失いながらも、島にはまだ守るべき家族がいる事をちゃんとわかっていてその上でさっきの言葉を水に流そうとしていますね。

「家族は新しく作れるよ」

おいおいっ!まさかここで逆プロポーズか?と危惧しましたが・・・

「この船のみんなが家族」

この一瞬でドッと疲れましたよ(^^ゞよかったよかった(笑)



その島が次に掃除していたのは徳川の所。
徳川に突然、地球で待っている家族について話しかけられる。
しかし、見込まれたようですね!まだちっちゃい孫の婿にって(笑)

大笑いする2人。
そんな島に徳川は言う。

「真実とは1つとは限らん」

お互いの立場からみた真実が存在すると。
しかし、戦争が始まってしまったのは事実。そんな中、自分や島のように家族が残っているのは恵まれていると。
それを聞いて考え込んだのは古代くんを思ってですよね?



雪には全部ピッカピカと言ってましたが、艦長の部屋を残していました。
その古代に話をしたかったと切り出した沖田さん

一方、玲も掃除中の島と遭遇。
ここで暫し、メルダに対し同じ思いを持った者同士の話となる。



「わしもあの時命令違反を犯した」

古代に今まで誰にも打ち明けられずにいた真実を話して聞かせる。

「正しかったと思うか?」
「思います」

本来、命令違反は軍人にとってはあってはならない事。
しかし、軍人であると同時に人である。
時には人として行動しなくてはならない時もある。

「人は間違いを犯す」

人として、違反だと感じても間違いだと思ったら立ち止まり自分を貫く勇気も必要だと説く沖田。



「気持ちはわかるよ」

玲のあの行動の訳を聞いた島。
あくまで理解者として接する島。
そんな彼に、古代の言葉は理想主義者に過ぎないかもと前置きし、

「今は少しわかる」と返す。

彼女の言葉に父が出て行く直前に、戦いに行くのではなく友達になりに行くと言った父の言葉を思い出した。

「彼女は敵だ。憎くは無いのか?」

捨てきれない思い





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Last updated  2013.06.27 03:13:52
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