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2013.08.30
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銀の匙 Silver Spoon 第8話「八軒、大失態を演じる」


「男の価値は金の使い方でわかるもんさ」

アキの家でいろんな事を吸収し、いよいよバイトも終盤に。



公式HPより


御影の家でのアルバイトにも慣れ、手際も良くなっていた八軒。そんなある日、御影の祖父の勧めで搾りたての生乳を飲んだ八軒。思わず五体投地してしまうほどのおいしさに感動する八軒だったが…


八軒兄ちゃん登場☆\(^o^)/



アキ父が一発喝を入れに?起こしに行くと、八軒は既に朝の仕事を始めていて・・・。
じいちゃんともすっかり打ち解けている。

「おのれ、バイト!それしきの働きっぷりで俺が認めると思うなよ/怒)」

よっぽど警戒してるのね(^^ゞ
それからも無茶ばっかり言ってるアキ父(^^ゞ
しかし、音を上げるどころかパッパとこなしていくのを見て、また歯ぎしり状態?(爆)
そして常に娘には

「おとうさん、邪魔!」


「認めんぞぉー!!」

仕事しながら居眠りしちゃったり。
実は結構しんどい?その辺を気にかけてくれて休みなさいと声をかけてくれるアキ母。
しかし、みんなと違い、未だ進路が決まっていない自分だからこそ、このバイトはきちんとさせて欲しいと頼む。
それを聞いて、婿さんに来て貰おうと言うアキ母に大反対なのはアキ父(笑)


そこに軽トラでやってきたのはアキ。
町営牧場から脱走した牛が御影牧場の牛と混ざってしまったと言うのだ。
ゆうに300頭を超す牛牛牛。
アキ父は乳房を見ればわかると言うが八軒には見分ける前についついアキを見てしまって引っ叩かれて(笑)
とにかく畑が荒らされる前に運動場に追い込もうと言う話になり、総出で牛の追い込み作業に取り掛かる。
しかし、圧倒的に人手不足・・・
(人参食べようとした牛がひいばあちゃんの気に恐れをなして逃げるシーンに笑った)


その頃、御影牧場を目指す一台のカブが。



「スーパーカブ?」

突然、乱入してきた一台のカブ。
これは大泉氏か?ミスターか?(爆)←北海道だけに(^^ゞ

そのカブがなんとも見事に牛を追い込んでくれたのだ。


「その声は・・・」

shingo

「勇吾、久しぶりだな」

カブの運転手はなんと八軒の兄貴で、八軒が強い劣等感を抱く相手だった。
ここにいるのは、たまたま北海道一周していた慎吾に母親から八軒と連絡が取れないから見てきてくれと頼まれたからだった。

慎吾は東大の大学生の筈だったが・・・いつの間にか辞めていた。

「今はラーメン作ってる」

東京で食べたラーメンに惚れ、さらには味覚はかなりのものらしく、スープのレシピを言い当て、その場で弟子にして貰ったらしい(^^ゞ

「俺みたいなのが入れるんだから東大とか大した事ないっすよ」

アキ父に勿体ないと言われ戻ってきた返事がコレ。
こりゃ、確かに八軒がグレる(?)のもわかるわ(^^ゞ
そしてアキもこの言葉で八軒の気持ちを察してくれたようで(^^ゞ


「俺が作りましょうか?ラーメン」

慎吾のこの言葉で昼食は彼が作る事に。
豚肉が切れていたので、その代用品は先日八軒がさばいた鹿の肉。

「やるなぁ、アイツ」

重労働を黙々とこなしていたり、鹿をさばいた弟を感心する兄。


「心配する事無いって!」

アキの家の電話を借り母親に連絡を入れる慎吾。
八軒は少し放っておいてあげてと言う慎吾だったが・・・そこに突然妻の受話器を取り上げて出てきたのは八軒と慎吾の父だった。

「なぜ、大学を辞めた?」

その言葉に表情が変わる慎吾。

「嫌がらせ。
イイ大学入れって言ったから入ってあげたでしょ?そっちの面子は立てたから」


あとは好きにやらせて貰うと言い、さらには勇吾のバイト先を教えろと言われても嫌だと言って電話をとっとと切ってしまった。

どうやら、八軒があんな思いをしたのも、慎吾がこんな言動を取っているのもこの父親が深く関係してるっぽいですね(^^ゞ

早速、慎吾お手製ラーメンを

「お手並み拝見といこうか」

ところが一口食べて全員の魂が抜けた?(笑)
味覚のセンスはあっても、料理のセンスが皆無だったのだ
曾祖母は麺をすすっているが・・・決して美味しそうじゃない(^^ゞ
そしてこんな不味く調理されたあのシカ肉。
あの苦労を考えると心がへし折れる?(≧m≦)ぷっ!


夜、八軒の部屋で今の生活スタイルの話や、意外だらけの弟の生活を感心したりの慎吾。

「時給いくらなの?」

自分のバイト生活の話からそう訊ねる慎吾。
しかし、こういう場所では日当?とにかくわからない。


「八軒君、バイトお疲れ様!」

アキの家族に拍手され、いよいよバイト代を受け取る事になる八軒。
しかし、金ではなく現物支給?Σ( ̄ロ ̄lll)
仔牛だった・・・
大きく育てれば高く売れるからと言うアキ祖母。

って夢だった(笑)


起きてみればもう慎吾の姿はなく、手に「さらば」と書かれただけだった。


アキ祖父と兄貴の話から取れたての話になり、搾りたての乳になって。
でも、条例で売り物にする場合は加熱殺菌が義務付けられていた。しかし、家の者が勝手に飲んで腹を壊す分には・・・と言われて

「知らねえってか知ーらね」

そう言って出て行ってしまうアキ祖父。
そこで八軒はバルブを開けて搾りたての生乳を飲んでみる事に。


hachi6

いきなり飛び出してきたと思ったらアラーの神に祈りだした?(爆)

そんな彼を見て、兄弟揃ってイイ味覚してるんじゃないか?と感心するアキ祖父。

「君らの親がちゃんとしたもの食べさしてくれたんだべ」

その言葉にハッとする八軒。
だが、アキ父が声をかけた事で仕事に戻る。

搾乳器で乳を搾り始める。
ところがここで八軒はとんでもない失敗をしでかしてしまった!!


暫くして入ってきたアキがタンクに繋がっている筈のパイプが外れている事に気付いたのだ。
思い返せば、話に夢中になっていてちゃんと繋いでいなかった事を思い出す八軒。
売り物である生乳を500Lも溝に捨ててしまった事に。

アキ祖父も父も「やっちまったもんはしかたない」と八軒を責めない。



アキから値段を聞いた八軒。
500Lで4万円・・・
自分のミスでと悔やむ。いや、それ以上に経費諸々を考えたら農家の手元に残るのって・・・
それを考えると青ざめてしまう。


翌朝、バイトの最終日。
せめてもとみんなより早く仕事を始めていた八軒。
アキは声を掛けようとするが、父はやらせてやれと止める。


働いていると、そこに駒場のトコの双子がトウモロコシを持ってやってきた。
初物で捥いできたばかりと聞いたアキ母は、おやつだと言って早速茹で始める。


「甘っ!」

それはビックリするほど美味しくて。
すると、バイトがクビになったと舞い戻っていた慎吾がいつの間にか食べていて(笑)

別に特別な品種ではなく、トウモロコシは捥いでから時間が経つほど甘みが墜ちていくものらしい。

「農家は苦労する分、収穫の喜びも味わえるのよ」

あの牛乳だってそうだった。なのに自分は500Lも捨てさせてしまった。
つい、思い出してしまう昨日の失敗。

「「美味しい?」」

そう訊ねる双子にチョー美味しいと答えると、自分達が一生懸命育てた話をする2人。
先日の礼だと言って。
その言葉に感激する八軒。


その背後に立っていたアキ父と祖父はトウモロコシならコレ!と今度は焼き始めた。
醤油を塗って・・・出来上がりをアキ父から八軒に渡す。
その美味しさと言ったら!!

hachi7



夕方になり、双子は帰っていき、慎吾もまた出ていく。

アキの母に呼ばれた八軒。
そこでバイトの報酬を渡される(牛じゃなかった/笑)
しかし、昨日のミスがある。受け取れないと断る八軒だったが、

「この夏休みの間、君の働きについてここに入ってる金額の価値があるって私ら雇い主が認めたって事なのよ」

さらには曾祖母がこう言う。

「いいから受け取れ。
人間のやる事だもの、たまには失敗する事もあるっしょ。
ただし、命が関わっている時は失敗したらいかんよ」


この言葉で言葉に甘えて受け取らせて貰う事に決めた。

「ありがたく頂きます」


そしてその夜、ひ孫娘相手に

「バカはろくでもない事に金を使う。賢い奴は自分の成長の為に使う。

男の価値は金の使い方でわかるもんさ






慣れが緊張感を緩めてしまったんでしょうか?
それでも、こういう態度だったのもバイト代の件も、八軒の働きを御影家のみんながちゃんと評価してくれてたって事ですよね。
大らかで優しい一家でした。
一番は、決して娘の結婚相手としては許さなさそうでも、八軒の事を最後には認めてくれたアキ父の言葉と態度ですよね。

さて、いよいよ夏休みも終わり。
バイトも終わって寮に戻って・・・しかし、それって豚丼の問題がもう目の前って事ですよね。
八軒はその瞬間、どんな風になっちゃうのかしら?


八軒兄、コニタンボイスがピッタリだったー\(^o^)/


しかし、焼きトウモロコシがやたらと食べたくなったー!!




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Last updated  2013.08.31 00:05:05
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