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2014.06.03
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カテゴリ:ハイキュー!!
ハイキュー!! 第9話「エースへのトス」


「もう一回、トスを上げさせてくれ、旭!」

ああもぉ!知ってても泣けるじゃないかぁー!(泣)


あらすじはコチラ




ジッと日向がスパイクを打つ様子を見ていた東峰は、今度、仲間が音駒とやる事を知る。



「ゲッ!」
「ゲッ!ってなんだ!逃げるなっ!」
「だっておまえ、怒ると恐いんだもん」

噂には聞いていた因縁校との久しぶりの再戦に胸躍らせている澤村に対し

「けど俺は、スガにも西谷にも合わせる顔がない」
「まったくおまえは、デカイ図体して相変わらずへなちょこだな~」

引き籠りの長男と父の会話みたい(^^ゞ

「おまえは対象外だ!へなちょこだから」

なんか東峰にだけは容赦ない?澤村(笑)

「まだバレーが好きかもしれないなら戻ってくる理由は十分だ」

東峰の戸惑いを理解してる上で戻ってきて欲しい思いをこの言葉にした澤村。
そして今目の前で飛んでいる少年はエースに憧れている。



相変わらず烏養のもとに通い続けている武田
烏養の気持ちは変わらないように見えたが・・・

「音駒高校が来るとしても?」

デタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! 武田先生の最終兵器(違っ)

この一言で鵜養の顔色が変わる。
しかも、現在コーチを引き受けている男は鵜養さんと過去に何やらライバル関係だったみたいで。
(って、昔の鵜飼さんってまるっきり田中さんみたい/爆)


「煽ってんのか?テメェは!」

音駒戦だけという条件を出し、いきなりどこかに電話をかけ始める。




柔軟をやっているノヤっさんの身体のあちこちに無数の青痣を見つける田中。

「主にプロックフォローだな」

ブロックされた際のボールを取れるように・・・そうすれば、スパイカー達が安心して打てるから。

「ノヤッさーん、あんたマジカッコイイっす!」

西谷の漢っぷりに泣く田中(^^ゞ


そこに意気揚々と入ってきた武田。後ろにいるのはいつも坂ノ下商店で世話になっている鵜養でみんなビックリ。
だが、ここのOBであり、あの鵜養監督の孫と知ってさらにピックリ☆
坂ノ下は母方の名字だそうです。


「烏野町内会チームだ」

18時半から試合をすると言った鵜養。対戦相手の町内会チームとは?


まだ学校の傍の土手で座り込んでいる東峰はさっきの澤村の言葉を思い出していた。



ob

「「「「チーム町内会、参上☆」」」」

突然現れた大人たちこそ今回の対戦相手だった。


だが、鵜養はコーチとして外から見たい。まだ選手が足りない。
コートの外で突っ立っている西谷に声をかける鵜養。自分達のリベロが捕まらないという言葉に町内会チームの方に歩き始めた西谷だったが・・・

「あ!旭さんだ!」

東峰を見つけた日向の声にすっ飛んできた鵜養。

「遅刻か?ポジションは?」
「ウイングスパイカー・・・」
「人足んねぇんだ!さっさと入ってアップ取れ!」

鵜養の勢いに負け、成り行きで流されるように 下を俯いたまま体育館に入ってくる東峰。
それをワクワクしながら見つめる面々。そんな中、真剣な顔で見つめているのは西谷。


さて、ポジション的に足りないのはセッター。そこで鵜養に声をかけられた菅原と影山。
暫しの間を置いて、町内会チームの方に歩きだしたのは菅原だった。

「俺に譲るとかじゃないですよね?」

影山の問いに、本音を口にする菅原。

「正セッター争いしてやる!って思う反面、どこかでホッとしてた気がする」

チームの要で(精神的に)頑丈じゃなきゃならないのに、どこかビビッていたと。
自分のトスのせいで、またスパイカーがブロックに掴まるんじゃないかという思いから、影山に隠れて安心してたと。

「もう一回、トスを上げさせてくれ、旭!」

もう、なんていうかこの辺から既にウルウルですよね。
スパイクを決められなかった東峰だけでなく、当然頼り過ぎたセッターのスガさんも。そしてブロックされたボールを上げてやれなかったノヤッさんも各々苦しんでたんですよね。
ノヤッさんは持ち前の前向きさで練習に変えてましたけど・・・影山と正セッターを競う筈のスガさんの中に、まだその時のモヤモヤが一歩退かせていたんですね。



「影山、負けないからな!」

そう言ったスガさんの顔はモヤモヤが消えたみたいで。



「エースと対決だ」

相手チームに東峰が加わったのを一番ワクワクしているのは日向。


「菅原さんの速攻・・・」
「そりゃおまえ、スガだってれっきとしたセッターなんだからな!」

もう、大地先輩、スガは俺の嫁宣言しちゃえばイイのに(腐っ)
どう聞いても嫁自慢だよ(笑)


「速攻もどんどん使って強気で攻撃組み立てていかないと、またエースに頼りっきりの試合になっちゃうからなぁ」

自分のトスは周りが上手いからと謙虚な言い方をする菅原だったが、組み立てはあくまで強気を宣言。

「スガさん、カッチョよくなったっすね」

顔つきもノヤッさんが思わずそう言ってしまうほど。
そしてそんな菅原の逞しくなった姿を見て、自分だけがいつまでも情けないままなのを思い知った東峰。


「けど・・けど・・・ここが好きだ!」

バレーから離れていても嫌いにはなりきれなかった自分も自覚して。



そんな中、影山と日向の速攻が決まり、OB達が感心する。
呆然という顔の鵜養を見て「どぉ?言ったとおりでしょ」みたいな顔してる武田先生がめっさラブリー(笑)

同じように驚いた表情の東峰だったが、それと同時に自分の教室まで来て話していった日向の言葉が思い出されて。

「ネットの向こう側・・・」

敵陣から伸びてくるプロックの腕。
対戦相手は伊達工だった。

見ている者たちは失敗してもリベロ(西谷)はスゴイと褒め称えるが、逆に東峰の攻撃は・・と囁く。
それまでも東峰は何度もトスを呼んで・・はブロックに阻まれた。
もう、何本止められたかわからなくなったほど。
そしてとうとう・・・

「トスを呼ぶのが恐くなったーーー」



「くそっ!ブロックのフォロー、全然出来なかった!」

試合後、倉庫内で悔しそうに備品に八つ当たりする西谷。

「なんで責めない!
おまえがいくら拾おうが、スパイクが決まんなきゃ意味無いんだ!」


東峰の言葉にカッとなり、イタイ部分を突く西谷。

「意味無いってなんですか?じゃあ、なんで最後トス呼ばなかったんですか?」
「俺にあげたって・・・どうせ決めらんねえよ」

これで完全にキレてしまった西谷は、打つ前から決めつけた東峰の胸倉を掴み責めた。

「俺は攻撃が出来ない。
だけど、勝手に諦めるのだけは許さねえよ!」


あの時山口が見つけた折れたモップはこの時のものだったんですね。
スガさんが捨てさせなかったのが・・・わかるな。


それから練習に出てこなくなった東峰。
偶然見つけた西谷は再び東峰を責める。それに対し、本心は全然違う言葉が次々口を突いて出てしまう。
ところが場所が・・・教頭室の前というのが悪かった(^^ゞ



「アンタはまたスパイク決めたいって思わないのかよっ!」

あの時の西谷の言葉が蘇る。

「思うよ!・・何回ぶつかったとしても、もう一回打ちたいと思うよ!」

突然の東峰の言葉に

「それならイイです。それが聞ければ十分です」

それだけ言う西谷。あとはーーー

しかし、その場面が唐突に来た。
日向のサーブ⇒ネットイン⇒嶋田(cv前野さん)⇒内沢

「ロン毛の兄ちゃん、ラスト頼む!」

この流れ、打つしかない。体制に入る東峰。

「繋げば・・・繋いでさえいれば きっと、エースが決めてくれる!」

その後方で、是が非でも取ってやるという思いの西谷。

ブロックに掴まったスパイク。
しかし、弾き飛ばされそうなほどの重いスパイクに驚く影山。
それでも、これでボールが床に落ちてしまったら・・・だが、今まで青痣を体中に作って練習を重ねてきた西谷の手がボールを上げた!

西谷の努力を知っている田中は、敵チームにも関わらずスパイクに飛んだ東峰にも、プロックフォローを決めた西谷にも既に号泣状態。

「壁に跳ね返されたボールも俺が繋いでみせるから!
だからもう一回トスを呼んでくれ、エースっ!!」


ボールの下に菅原がつく。だが、誰にあげればイイのか?菅原自身に迷いがあった。だが

「菅原さん!もう一回、決まるまで!!」

まさかの影山の声。
わかってる。わかってるけど・・・伊達工のラストで呼ばなかった東峰を見ているから


スパイクが打てるのはトスが上がるから
トスが上がるのはそこに繋ぐレシーブがあるから

みんながそれぞれの仕事をしていたのに  俺は・・・


とうとう、東峰の心が定まった!


「スガぁぁぁぁぁ!もう一本!」

待ってたよ、その言葉をと言わんばかりの澤村、西谷、菅原


「ああ、エースが待ってる!トスを呼んでる!」

ネットから少し離した高めのトス それは東峰が一番打ちやすいトス。
それでも精一杯丁寧に。

「俺は1人で戦ってるんじゃない!

打ちきってこそ エース


azumane6

旭さん、ゾーンに入った?(笑)




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Last updated  2014.06.18 16:02:44
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