1076514 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ふらりかずたま ひとり言 

ふらりかずたま ひとり言 

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007年11月28日
XML
カテゴリ:旅行・山関係
第1日午前の続き。北区鷹峰の光悦寺へ。
お寺には駐車場がなく、近くの材木屋さんの駐車場も満杯。そこで一計を案じ「光悦茶家」という近くの蕎麦店へ。早朝のマックでちょうど小腹もすいていましたから、京都名物にしんそばを注文。母ちゃんは鴨そばです。注文のとき、女将さんに「光悦寺の紅葉を見たいので車いいですか」とお願いしました。「どうぞごゆっくり」と快諾して頂きました。

sobaya.JPG
絶品そばの店、光悦茶家

このお店の蕎麦は美味しかったです。ともすれば暖かい蕎麦は伸びていることが多いのですが、コシがあり汁も絶品。母ちゃんも「おいしい」を連発するほどです。関西では、だし汁を作るとき、水から昆布を入れて沸騰したら引き上げ、その後で鰹節を入れます。そのため関東のものより味がまろやかで、ほのかに甘く深みがあります。その良さは、つけ汁よりもかけ汁で発揮されるようです。
店中央のテーブルには和紙のノートと筆硯が置いてあり、旅の思い出など綴れます。私も下手くそな字で感想をしたためました。

kouetu3.JPG
光悦寺の鮮やかな紅葉

気持ちのいいお店で心を和ませ、光悦寺境内へ。山門からいきなり紅葉のトンネルが私たちを出迎えます。江戸初期の文化人、本阿弥光悦が徳川家康から寄進された鷹峯の地に草庵を結び法華題目堂を建てました。光悦はこの地に一族や工芸職人などを集め刀/蒔絵/絵画/陶芸の芸術村を創り上げたのです。境内には茶室が点在、また光悦垣と呼ばれる竹垣が見られる、紅葉の穴場です。光悦の死後、屋敷は日蓮宗のお寺になり現在に至っています。

kouetuji.JPG
茶室・太虚庵と光悦垣

ここの紅葉は見事でした。小ぢんまりした敷地ですが、光悦の庵だけあって趣があり、7つの茶室と紅葉がいいバランスで配置されています。庭園からは鷹ヶ峰・鷲ヶ峰・天ヶ峰が見渡せ、それらの紅葉を借景として広がりを感じさせます。絵になる景観に、カメラマンたちは移動してくれず、写真を撮るのに苦労しました。

鷹峰には有名な松野醤油店があります。安土桃山時代からこの地に住み、御所に仕えていました。七代目・松野新九郎は、御所勤めの傍ら1805年に醤油醸造を手掛けたそうです。いまも家伝の製法を受け継ぎ、最高級品といわれています。

syouyu.JPG

醤油の味、保存にはこだわる母ちゃんが、いたく感動。普段使っているキッコーマンの数倍もする醤油を何種類か購入し、宅配便で送ってもらうよう手配していました。
ちなみに、商品到着後、さっそく300cc1260円也の「極上丸大豆しょうゆ」を冷奴にかけて、キッコーマンの「特選丸大豆醤油」と味比べ。確かに味に深みがあるようですが、私の舌では…なんとも。微妙な味の違いに敏感な息子に試してもらうと「確かに醤油だ! おいしい」と評価していました。

marudaizu.JPG
左から、さしみ、つゆ、柚子ぽん、極上丸大豆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年11月29日 00時11分36秒
コメント(1) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.