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ふらりかずたま ひとり言 

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2009年06月17日
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カテゴリ:美食関係
喜多方といえば、全国的に有名なラーメン王国。先日、骨折の温泉治療で福島まで行ったついでに立ち寄りました。

漆喰やレンガ造りの蔵が点在するこの町は懐かしさを感じさせてくれます。倉敷のように観光のために保存され、修復された蔵の町とは異なり、それぞれの蔵はいまもなお生活に商売に使用されていて、なにやら温かみのある町並みを形成しています。
蔵の紹介は他日に譲り、今日はラーメンの紹介です。

yamatogawa.JPG
地元の蔵元「大和川酒造」。この奥には仕込み蔵が立ち並んでいる

ラーメン食べ比べと行きたいところですが、朝7時ごろ東北自動車道上河内SAで宇都宮ラーメンと餃子を食べ、10時過ぎには大内宿でネギそばを食し、13時にラーメンを食べようというのですから、母ちゃんや息子たちにはキツイ話です。まして夕食は、ボリュームある食事で評判のホテル。結局1箇所を選ぶことにしました。
120軒ほどもあるラーメン店の中から1軒を選ぶのは至難。悩みぬいて喜多方の超有名店、休日には長蛇の列ができる「坂内食堂」を選択しました。

クチコミでの評価も高い「黄金のスープ」を期待して入店。
威勢の良いお兄さんがテーブルにラーメンを置いてくれました。
まず始めに、黄金のスープをワクワクしながら一さじ。
「?、?」もう一さじ。しょっぱい!!
しょうゆ味とも塩味とも言える透明の黄金スープが塩辛くて、スープの良さが分かりません。首をひねりつつ、とりあえず麺とチャーシューは完食しました。
店を出て4人で感想を述べ合いましたが、4人とも塩辛くてガッカリという評価。
超人気店「坂内食堂」のラーメンは、わが家の舌には合わなかったようです。

bannnai.JPG
「坂内食堂」の人気メニュー肉そば。チャシュー麺のこと

翌日14時ごろ、東京に戻る前に再び喜多方へ。どうにも昨日のラーメンが納得できなかったのです。人気店のうち「まこと食堂」が第一候補。残念ながら、朝7時30分から営業しているこの店はスープがなくなり「本日終了」でした。次の候補「あべ食堂」へ急行。こちらも「本日終了」の看板。第3の候補「食堂なまえ」に向かうことにしました。

ここでハプニング。雨がぱらつき始めたので、息子に車を店まで回送するように言い、私と母ちゃんは徒歩で店に向かいました。中心地からけっこうな距離があるのに息子たちが追いついてきません。「生江食堂」の看板が見えてきました。
母ちゃんが「違うよ、この店!」。私「生江食堂って書いてアルやんか」
「行くのは食堂なまえ。ここは漢字の生江!」
言われてみれば確かに違います。息子たちはとっくに「なまえ」に到着していたのです。息子らが救出に駆けつけてくれました。

namae.jpg
左は生江食堂、右は食堂なまえ。紛らわしい!

無事「食堂なまえ」に着くと、貧相な店構え。大丈夫かこの店は?という感じ。でも正統喜多方ラーメンの店である証、「老麺会」の大暖簾がかかっています。店内は12人でぎゅう詰めになるほど狭く、息子さんとおばあちゃんの2人で経営しています。
この店の特徴は喜多方一といわれる極太ちじれ麺のラーメン。普通の喜多方ラーメンもあります。

極太麺のラーメンを頼みました。スープをひと口。「うまい~!」。極太麺も良くなじみます。普通のラーメンを追加で頼みました。こちらは極太ラーメンよりスープは薄め。麺の太さとスープの濃さには相互関係があるようです。

gokuhuto.JPG
「食堂なまえ」の極太ラーメン

わが家には極太ラーメンがピッタリ合うようで、息子なんぞはスープを飲みほすほど。店内には有名スターやテレビレポーターの色紙が貼ってあります。
この店のもうひとつの特徴は、近所のお客さんが通ってきている点。観光客に人気のあるお店もすごいですが、地元のオジサン・オバサンが来てくれる店の味に間違いはありません。めちゃくちゃ美味しいラーメンでした。

喜多方ラーメン3軒目の私の言うことですから、当たってないかもしれません。
どんなに評判高いラーメンでも、自分に合う、合わないというのは如何ともしがたいという話でした。






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最終更新日  2009年06月19日 01時33分18秒
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