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英語をツールとして使いこなそう!

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<このブログのコンセプト>

会社の仕事(知的財産担当)の関係でほとんど毎日英文メールをやりとりしながら、時々(年数回)海外出張でアメリカ、中国、台湾等を中心に飛び回っています。
その出張や日常の仕事や生活の中で経験したり感じた事をつづりながら、英語を世界の人たちとのコミュニケーションのツールとして使いこなすためにはどうしたらいいかを、じっくり考えていきたいと思います。

2005.12.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 ここしばらく3ヶ月ほど、ブログの書き込みを休んでいましたが、最近アメリカにある特許の陪審裁判の傍聴のために出張しましたので、その関係の話を書いてみたいと思います。

 今回はテキサスのダラスから30人乗りくらいの小さな飛行機に乗り換えて
1時間くらい飛んだところにあるLongviewというところに約2週間滞在していたのですが、最初にいきなり手荷物がなぜかダラスに積み残しになって、ホテルに届いたのが翌日の午後というハプニングがあり、アメリカのいい加減さにゲンナリしました。

 目的は特許裁判の傍聴の為に行ったのですが、アメリカの陪審裁判という
ものをこの目で直接見ることができて、非常に貴重な体験でした。特に、裁判長は勿論ですが、Jury(陪審員)が法廷に最初に入ってくる時や、最後に出て行く時も全員起立して敬意を表すなど、さすがに法廷内はアメリカにしては(?)結構規律正しくやっていて感心しました。

 しかし、この裁判を通じて、やはり特許裁判はこのような陪審裁判は向いて
ないとつくづく感じました。特許自体が一般の人には分かりにくい電子回路
に関することもあって、素人のJuryが理解できるはずもなく、さらに特許とは
何かさえ理解しているとは思えないので、かなり無理があると思います。

 それが証拠に、弁論終了後に少なくとも1日はかかるだろうと予想していた
Juryたちだけの審議がたった3時間足らずで全員一致の評決を出して来たの
ですから、さすがにビックリしました。従って、今回の10人の陪審員中、大
学卒が1,2名しかいなかったこともあり、どう考えても、彼らは特許や製品
の技術の詳細よりも、どちらの証人や弁護士の言っている事がより信用できそ
うかで決めたとしか思えません。

 アメリカでは陪審裁判が憲法で保証されているのでいたしかない面はありま
すが、刑事や民事はいざしらず、こと特許裁判は陪審でやるべきではないと個
人的には思います。






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Last updated  2005.12.04 22:32:16
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