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・・今年はとても台風が多いですよね。
気分も沈んでしまいますが、以前に掲載した ドラえもんの話を読んでください。 ☆ ・・しずかちゃんが可愛がっている 手乗りの小鳥を見せてもらったのび太は 自分も何かを育ててみたいと言い出す。 ドラえもんは卵を出してみるが、何の卵 だったかさっぱり思い出せない。 それでも卵を温めるのび太にママは 生き物を飼うことを反対するが、パパが とりなしてくれる。 ・・だが生まれてきたのは、なんと台風の子供! だった。 それは未来の気象台の学者が実験用に作った ものだったのだ。 捨てようとするドラえもんだが、のび太は嫌がり 「フー子」と名づけて育てることにする。 のび太はフー子にえさ(台風を育てる熱量・・ろうそくの火とか(^^;)をあげたり 散歩をしたりして二人は徐々に仲良くなっていった。 しかしフー子は大きくなるに連れて いたずらが激しくなり、ママに捨ててくるように 言われてしまう。 だがどうしてものび太にはフー子を捨ててくる ことが出来ず、なんとか家で飼って欲しいと 涙を流して懇願するのだった。 ・・そんなある日、大型の台風が関東を直撃しようと していた。 屋根の傷んでいた所を直していなかったため このままでは家の屋根がはがれ、のび太の家は 崩壊してしまう。 それを聞いたフー子は外へ飛び出していく。 フー子が台風と戦っていると知ったのび太とドラえもんは 必死に応援する。 その結果、大型台風もろともフー子も消えてしまった。 ・・夜空を見つめ、悲しむのび太。 後日、小さな風が舞っているとフー子のことを思い出すと いうのび太を、ドラえもんは優しい笑顔で見つめるのだった。 (完) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.25 21:16:41
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