ある「一つの時代の終焉」
Firefoxにツイッターのアドオンを入れているおかげで、ついそっちの方に日常のことを書いてしまい、ブログが疎かになってしまっています。申し訳ございませんm(__)mさて、先日大相撲の鳴戸親方(元横綱隆の里)の追悼文を書きましたが、それから程なくして江戸落語の立川談志師匠が亡くなられ、そのすぐ後に、今は無き近鉄バファローズの監督だった西本幸雄さんまでが…。中でも西本さんの訃報はこたえました。リアルタイムであの「江夏の21球」を、近鉄側に肩入れしてテレビで見ていた自分としては、無死満塁のチャンスが、江夏豊-水沼四郎バッテリーの超人的投球の前に一気に砕けていく光景に、天を仰いで嘆いていたものでした。『Number』は創刊されたばかりだったのかな? この頃からパ・リーグに肩入れしていてように思えます。その当時の表紙がコレ。 この号が出たのが1980年シーズン前。その年にリーグ連覇を果たすもまたしても広島に敗れ、翌シーズンをもって西本さんはグラウンドを去るのですが…自分がリアルタイムで見たプロ野球の監督の中では、野村克也、上田利治、古葉竹織、落合博満の4氏と並んで(ちなみに次点が大沢啓二氏と星野仙一氏)、否、その上に立つべき稀代の名将でしょう。一つの時代が終わったことを感じます。