初春の伊豆・戸田温泉へ・・・ (完)
また間があいてしまいました前回の日記は こちら翌朝晴天となりました旅行2日目で天気が大荒れになるパターンがすごく多かったのでうれしさはひとしおです…朝からボリューム満点の和食が並びましたチェックアウト後 修善寺までのバスが出発するまでの間戸田近辺を観光することに西伊豆での念願の風景…富士山をバックに海を眺めたいとずっと思っていましたがようやくその夢が叶いました雲がかぶっていますが 立派な富士山です海辺の富士山も撮ってみましたこの30分後には富士山はすっぽりとすべてを雲に覆われてしまいまったく見えなくなってしまいました小島をぐるりと巡る堤防のようなところを海を眼下に見下ろしながら歩いてみました御浜岬に鎮座する諸口神社です 鳥居の目の前には穏やかな戸田港が…旅館の仲居さんに勧められたこともあって訪れてみました戸田造船郷土資料博物館です町営のようでかなり古ぼけた感じお客さんもわたしたち以外は1人くらいしかいませんでした嘉永7(1854)年 ロシア皇帝の命を受けたプチャーチン提督は日本と正式な国交を結ぶためディアナ号に乗って下田にやってきましたが下田は安政東海大地震とそれに伴う津波に見舞われ ディアナ号は大きな被害を受け自力で航行できなくなったために戸田港で修理することになりました戸田港は御浜岬によって波風から守られ 砂浜は遠浅で 巨大な船の底部を横倒しにして修理するのに適していたのだそうですしかしディアナ号は 戸田へ回航する途中で強い季節風にあおられついには沈没してしまいましたがプチャーチンと約500名の乗組員たちは 陸路戸田へ到着しそこで地元の人たちに造船技術を伝えたのだそうですなるほど 目の前に広がる戸田港はどこまでも穏やかな海で船の修理にはこのうえなく快適なように見えます説明書きも展示物もなかなか興味深く 歴史をリアルに感じることができて 結構楽しめましたその後は街中のほうに移動することにまだ3月半ばだったのですが 気の早い桜が咲いていました船と海を背景に…ランチは海鮮丼!と決めていましたお店が色々とありましたが 「丸吉食堂」にしてみました海鮮丼♪わたしたち以外のお客さんは時価の高足カニを召し上がっている方が多かったですがこちらで十分に満足することができました旅館ではコーヒーが飲めなかったので 街で見かけた喫茶店へ…クラシカルな店内ですマスターが一人で切り盛りしていて壁には色々なメニューとともに「セルフサービスでお願いします」の貼り紙がでも意味が分からなかったので そのままボーっとしていたら常連客っぽい地元の方が わたしたちのところまでお水とメニューを運んできてくれました・・・セルフサービスってそういうことねマスターが淹れてくれたコーヒーは なかなか美味しかったですお茶受けにキャラメルクッキーまで出されました飲み終わったあとは セルフなのでカウンターへ食器を運びました目の前に広がる戸田港ですそして名残惜しくもバスに乗り込み 一路修善寺駅へバスは乗り心地がよく やっぱりウトウトしてしまいました今回の伊豆のお土産は リラックマがなかったので初くまモンです♪日常を忘れて伊豆の自然に癒されることができ楽しい旅行でした~おわり~