今朝は、フェブラリーＳへ向けて、アジュディミツオーが最終追い切りを行いました。ヒヤシンスＳに出走するエレキングの外に併せ、５Ｆから馬体をビッシリ併せていき、終始２頭は併走のまま。直線では、佐藤裕太騎手は肩ムチを２発入れ、気合をつけてのゴールとなりました。

　自分の採った時計では、５Ｆから63秒５－51秒１－38秒９－13秒０。３歳馬との併せ馬で、苦労しながらの調教となりましたが、「叩き３走目で、昨年の帝王賞の頃の状態になってきた感じがします」と佐藤裕太騎手。状態に関しては万全で挑めますし、昨年以上の走りを期待したいと思います。

　そして浦和は、桜花賞トライアル「ユングフラウ賞」が行われます。桃花賞を制したヒビキウィンは、骨折のため戦線を離脱。東京２歳優駿牝馬を制したブラックムーンは、雲取賞からスタートする予定で、このレースは混戦を呈してきました。あいにくの雨で、馬場は重となっているだけに、先行馬が有利な状況になるかもしれません。

　桃花賞は逃げて２着に粘ったエアショセットは、控える競馬も可能なセンスの高さを持っています。１戦ごとに馬体が絞れて良化傾向にありますが、前走後はここ目標に調整され、勝機到来と見ました。相手筆頭はトミノクロカミ。トモが甘かった道営時に比べれば、大分しっかりしてきた印象は強く受けます。桃花賞でもしぶとく差を詰めており、地力強化が窺えるだけに、楽しみな１戦です。

　タガタメは、道営で圧倒的なスピードを誇っていましたが、スンナリ行けないとモロい面を前走で見せてしまいました。左回りも２度目、しかも距離短縮と変わり身は十分です。

◎エアショセット
○トミノクロカミ
▲タガタメ
△ダブルバルーン
△リコーパープル
△シーベルリーフ