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カテゴリ:南関東
ラヴァリーフリッグ、マダムルコント、ネフェルメモリーと、過去10年で3頭のホッカイドウ競馬出身馬が勝っており、2003年の覇者であるビービーバーニングも、デビューは間に合わなかったものの北海道で調教を積んでいた馬でした。良くも悪くも、ホッカイドウ競馬出身馬が鍵を握るレースであることは間違いありません。
今年は5頭がホッカイドウ競馬出身馬で、エーデルワイス賞の1、3着馬が出走してきました。もちろん、最大の注目はその勝ち馬・オノユウでしょう。エーデルワイス賞以外でも、栄冠賞とフローラルCを制して重賞は3勝を挙げ、ブリーダーズゴールドジュニアCではビッグバンの2着に食い込み、ブンブイチドウには先着をしています。実績的には右に出るものがいないし、牝馬同士なら普通は最有力馬になるはずです。 ただ、エーデルワイス賞→北海道2歳優駿と、中1週でダートグレードを使った反動は大きかったようで、思うように馬体が回復してこない様子で、陣営の調整の過程での苦労が窺えました。印は打つにしても、今回に関しては絶対的な存在とは言えないだけに、波乱も十分ありそうです。 ◎はプリマビスティーとしました。エーデルワイス賞でも期待しましたが、当時は大外枠がたたり、外々を回らされる状況ながら0秒5差の3着に追い込んできました。北海道では舌を縛った上にリングハミと、口向きの悪い面がありましたが、それもプリサイスエンド賞からエッグハミに替え、気性面での成長が窺えた次第です。 11月5日に大井で調試も行い、50秒6を馬なりでマークし 「馬場見せも兼ねることができたのは収穫。こっちでは舌は縛っていこうと思うが、ノーマルハミで大丈夫だろう」 と岡林師。転入初戦は中山の特指でしたが、 「ハイペースでテンに置かれたし、そのレース振りからも距離が延びて良さが出そう」 と、前走後はここを目標にされ、期待も大きく持っています。前走後の左海騎手もかなりの手応えを感じていたし、輸送競馬にも慣れ、打倒オノユウに気合が入るここは中心に考えたいと思います。 ◎プリマビスティー ○ブルーマーサー ▲オノユウ △ロゼワイン △レギュラーサヤカ △スパンキーラビット そして、TCKのオーラスは、JRA中京の「尾張S」に次ぐようなネーミングの12R「おおとりオープン」。昨年も大晦日のオープンを逃げ切ったロイヤルマコトクンに注目しました。今季はテイエムヨカドーと接戦の2着の後、ゆりかもめ賞を快勝と勢いに乗ります。ここを目標に調整され、ハナへ行く馬にとってマイル戦の最内枠は絶好。今年も最後はこの馬が締めるでしょう。 ◎ロイヤルマコトクン ○ラッキーブレイク △ピエールバスター △サザンクロスラリー △グレイトセイヴィア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月31日 09時20分55秒
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