福山競馬第3開催前半（Ａ日程）は
5月23日（日）、５月29日（土）、５月30日（日）の開催です。

メイン競走
５月23日（日）　あやめ特別（サラＡ３　１６００ｍ）
５月29日（土）　ＪＮＢ協賛シリーズ　ひばり特別（サラＡ１　１２５０ｍ）
５月30日（日）　広島県酪農業共同組合長杯　青葉賞（サラＢ３　１６００ｍ）


５月23日の見どころは…２レース、４レース、６レースは高知から３名の騎手（中西達也、高橋利幸、石本純也）を迎えての交流戦。

２レースは転入初戦を逃げ圧勝で飾ったアラタマデジタルが断然ムード。ローテーションもゆったり取り、細めの馬体が回復していればスピードに磨きがかかりそう。ほぼ勝利確率は高い。相手も転入初戦を決めたヤマイチヒーローと転入３戦[２][２][３]着と手堅くまとめたセトウチキララでほぼ堅いが、先行乱れると後方からラッキータンゴが[３]着ぐらい流れ込みも…。

４レースは前走とは内、外枠の関係が替わり、着順に変化がでてきそうな一戦。フェアーアスロンが前走は最先着を果たしているが、前走は最内枠、今回は外めの枠で位置を取れるか微妙。後方になってしまうとクセのあるジリ脚のため、不発もありうる。ユニオンジャックも前走は内々の競馬。外枠となると終い脚が足らなくなる可能性。安定性ではジョウノダンサー。中西騎手とのコンビにも注目。最も怖いのは切れ一番のナチュラルバイオ。上がり最速の切れで迫りそう。

６レースは状態不安を感じながら転入２戦が強かったマルタカテイオーが中心。差し競馬ができるのも強みでここも好勝負は確実。相手には走り向いたチェリーズバッグ、極端な馬体変動がなければ勝利もある。好調なのがレッツゴーカップ。前走はクラスの壁もしっかりと末は寄せた。位置を取ると際どい勝負になるはず。好配なら中西騎手を引き当てたユノギャラクシア、上がりの切れが強烈なアーバンマーメイド。

９レースは転入３戦の勝ち方が強烈だったアキノフェザーだが、今回が当地では初マイル戦。力を抜かず走るところがあり、距離が延びたことで折り合いに不安が…。絶対視は避けたいところ。近２戦が好内容のモエレアショットから入る手も。この先行争いが激化すると後方からでも確実に追い上げるマルカコマンダーの出番もある。

１０レースはスピードで優位なスパインが逃げ切れそうなメンバー。ただ、遠征後の調整が控えめで少し疲れが残っているような面も。極端な太めなら割り引きも必要。キクノインプルーブが猛稽古を消化。これでズブさ解消となれば、浮上あり。好配で狙ってみたいのはディレットーレ。最近はスタートで行ってないが、末脚がしっかりしている。本来の好位競馬になると一網打尽も。

11レースは休み明けから走りがいいマルサンサイレンスから。馬体減と連闘疲れが気になるが、見た目に元気。上がり38秒台の切れで直線一気に迫る。注目は新鋭フェミニンワイルド。転入から豊富な調整で大きい跳び。小回りの福山に合うかどうかは微妙だが、条件的にはあっさり勝って不思議はない。おさえたいのはグラスレジェンド近２走に復調の手応え。少しクセのある走り方だが、同じように動けばここも際どい勝負になる。

福山競馬専門紙　福山キンキ　中　宏之

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