楽天競馬【開催見解】6回船橋9/20~9/23
7月から続いた変則開催も、今開催でようやく終わりとなり、来週からは概ね日曜日または月曜日から金曜日の、通常の開催パターンに戻る。今開催は火曜日からスタートし、金曜日までの4日開催。重賞は今開催の最終日、23日金曜日、秋分の日に行われる、第58回日本テレビ盃(JpnII)。いよいよ秋のGI戦線がスタートする。
初日のメインはB2・B3選抜馬による1000m戦「穂波スプリント」。
前走の新涼スプリントを59秒7で制したビューテフルレデーが再度同条件なら連勝が期待できる。同じレースで2番人気3着に敗れたロードガバナンスも前走はひと息の結果に終わったが、地元に戻って巻き返しの期待。
ブリンカーを着けてからレース振りが変わったリバービバップも、前走C1を59秒8で快勝。昇級戦だがタイム的に差はない。
夏場を全休し休み明けとなるが、船橋1000m4勝のサユリも気配次第では。元より59秒6の持ちタイムを持っている。ポップコーンも最近2走が1000mで前走0.2秒差4着と好走。きっかけとなれば。
2日目のメインは500万下とB2・B3による1800mの交流戦「JRA 交流ファビィサドル特別」。
4連勝中のシャイニースマイルが5連勝を決めるだろう。同条件の前走もゴール前鋭く快勝。展開も不問で死角は見当たらない。
オリオンザサンクス産駒のビッグマグナムは父とは正反対の追い込み馬。JRA交流は近2回2、3着と前を捕え切れない競馬も、前走浦和のB1下を早めに動いて快勝。進境を見せた。
JRAのレオカミカゼは前走シャイニースマイルの2着。2番手から4コーナーで先頭に立ったが、最後はシャイニースマイルの追い込みに屈した。今回もスタートがカギ。
トーセンエッセンスは前走B1下で、スローペースの流れを9番手から直線いい脚を使って4着まで追い込んだ。展開が向けばここでも通用する。
3日目のメインはA2下1600mのハンデ戦「東京中日スポーツ賞」。
重賞のスパーキングサマーカップを12番人気の低評価ながら、直線インコースから伸び3着だったザグ。自己条件の、地元のここで期待したい。
以下は川崎の長月特別組と船橋のガーナ共和国盃組の争いだが、長月特別快勝のケイアイジンジンの逃げは侮れない。その長月特別は休み明けだったが、2馬身半の差を付ける余裕のレース振りだった。2着クロスデジタルはここ2戦人気で勝ち切れないレース続き。何かきっかけが欲しいところ。
6着だったがクリムゾンクエストも前走はハイペースに巻き込まれたが、ペースが落ち着くようなら。
ガーナ共和国盃を制したツヨガリは休み明けの前走を直線先頭から押し切って快勝。展開次第だが、楽に番手を行ければ。
4日目のメインレースは第58回日本テレビ盃(JpnII)1800m。
東京大賞典以来の対決となる、スマートファルコンとフリオーソの2強対決だろう。
スマートファルコンは夏の間ジックリ坂路を中心に調整。昨年このレース3着に敗れて以来、レコードを含む5連勝の快進撃。同じコースで行われたJBCクラシックは2着フリオーソに7馬身差の快勝。休み明けに不安もない。
一方、フリオーソは昨年のこのレースでスマートファルコン等相手に快勝して以来、対スマートファルコンはJBCクラシック、東京大賞典ともに2着。しかも内容的には完敗だった。川崎記念、かしわ記念に勝ち、フェブラリーステークスは凄い脚で追い込んでトランセンドの2着。休み明けのデキ次第だが、スマートファルコンを負かせる馬はこの馬しかいないのも事実。
以下は3着候補。地方勢ではダイオライト記念で8馬身の差を付けられたが、スマートファルコンの2着だったカキツバタロイヤル。地方の重賞でも確勝とはいかないだけに、やはり3番手までが妥当か。
ピイラニハイウェイ、フリオのJRA勢は近走ひと息だけに期待は難しいか。
(文/日刊競馬・鈴木宏哉)
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