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2012年09月01日
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カテゴリ:プロの目
 3日間開催で行われている今年度第11回の金沢競馬は前半週が終了。残すは後半週の9月2日(日)、4日(火)の2日間。

 2日目(2日・日)のメインは「千里浜キャンドルナイト特別」(A1・1700m)
 1番 ヒャクマンゴク 畑中信司
 2番 ゴールデンミション 桑野等
 3番 ヒカルプリンス 吉原寛人
 4番 マーベラスキング 藤田弘治
 5番 ウインクゴールド 加藤和義
 6番 アポロヴァンドーム 青柳正義
 7番 ヒカルマンテンボシ 吉田晃浩
 8番 ケージーアメリカン 葛山晃平
 9番 トウショウジオン 川添明弘
 10番 コスモシェアト 鬼束亮

 重賞・イヌワシ賞がある関係で、A1でも実質はA1とA2の中間といったメンバー。ナムラダイキチやジャングルスマイルら強豪不在となるだけに、各陣営も力の入る一戦だ。
 中心はヒカルマンテンボシ。前走は1500mで同じようなメンバーに勝っているが、これまでの実績を見ても距離が延びた方がいいタイプ。今回の1700mの方が距離的には向く。一時ほど細くはなく、身のこなしも良くなっただけに、今回はビシッと追い切ることもできた。他馬より自在性がある点も魅力。4コーナーで前を射程圏に入れていれば崩れはあり得ない。
 マーベラスキングは今季A1で2着が3回あるが、すべて今回と同じ1700mで先行した時。佐藤厩舎のヒカル2頭を相手に凡走した前々走より自分の競馬に持ち込みやすいと見る。ナムラダイキチの2着に頑張った前走以上の追い切りも消化。展開一つだろう。
 ヒカルプリンスは今季A1を2勝。1700m前後でスンナリ先行なら力を発揮する。こちらも僚馬マンテンボシ同様、前開催をパスした分、ビシッと追い切ってきた。遠征後だった前走2着以上の走りも可能。
 佐藤厩舎は3頭出し。残る1頭・トウショウジオンも今季A1では1700mに限れば3着・2着・2着・3着・3着。長いいい脚が使えず直線に向くと伸び切れないだけに、距離は短い方がいい馬だが、今回も力を出せる条件、ましてスローで展開不向きのここ2走よりペースも上がりそうな顔ぶれ。一発十分と見た。


 3日目(4日・火)のメインは、重賞「北國新聞社杯 第8回イヌワシ賞(白山大賞典トライアル)(ファルブラヴ賞)」(3歳以上地方全国交流・2000m)。1着馬には2開催後の10月2日(火)「第32回白山大賞典」(JpnIII)への優先出走権が与えられる。

 歴代の優勝馬は
 2005第1回 名古屋・テーマミュージック(牝4)...岡部 誠騎手 重・2分04秒6
 2006第2回 金沢・マヤノオスカー(牡6)...桑野 等騎手 良・2分05秒3
 2008第3回 金沢・ビッグドン(牡8)...加藤和義騎手 重・2分03秒9
 (2007年は馬インフルエンザによる開催中止の為、第3回は2008年3月に実施)
 2008第4回 笠松・トミノダンディ(牡4)...東川公則騎手 重・2分05秒0
 2009第5回 名古屋・マヤノグレイシー(牡10)...吉原寛人騎手 良・2分02秒6
 2010第6回 笠松・エーシンエヴァン(牡6)...花本正三騎手 良・2分04秒4
 2011第7回 金沢・ジャングルスマイル(牡5)...吉原寛人騎手 稍・2分02秒4

 第4回までは東海・近畿・中国の地区交流重賞、3年前の第5回から全国交流重賞に。
 第1回は名古屋・角田厩舎のワンツーだったが、第2回と第3回は地元馬のワンツー、第4回は笠松所属馬が勝利し、2・3着は地元馬。暑い最中の輸送があるだけに遠征馬が手薄になりがちで、東海・近畿・中国の地区交流重賞として行われた時代は地元馬も健闘。リニューアルした3年前は名古屋→兵庫→笠松の1~3着、一昨年は笠松勢が1~3着だったが、昨年は地元馬が1~3着を独占。全国交流になってからも遠征馬は東海・兵庫・高知からだったが、初めて南関東勢が参戦する今年は果たして...。

 今年のメンバーは(遠征馬は騎乗予定騎手も決定済み)
 トーセンゴライアス(浦和)...吉原寛人騎手
 マルヨフェニックス(笠松)...尾島徹騎手
 トーセンスターン(浦和)...藤田弘治騎手
 エーシングレーソロ(笠松)...岡部誠騎手
 キングローズ(名古屋)...児島真二騎手
 デザートコンドル(笠松)...吉井友彦騎手
 ナムラダイキチ(金沢)
 エイダイボルト(金沢)
 ジャングルスマイル(金沢)
 サクラネクスト(金沢)(回避の可能性あり)

 金沢のタートルベイ、メンデルは回避予定で9~10頭立てになる見込み。
 地元の「2強」ジャングルスマイルとナムラダイキチvs浦和・小久保厩舎のトーセン2頭vsマルヨフェニックスとエーシングレーソロの笠松勢。この6頭の争いに絞っていいだろう。
 実績・実力はマルヨフェニックスが一番だが、昨年末に戦列復帰後が物足りない走りで勝ち切れていない。中間も順調とは言えなかったようで、断然の存在とは言えないだろう。また、浦和2頭も南関東在籍時のタートルベイに先着できていない。それらを考えると地元の2強が優位に立つという見方もできる。
 ローテーションも加味して、中心には伸び盛りの4歳・ナムラダイキチを推す。今季は6月の百万石賞でジャングルスマイルに敗れただけ。それも明らかに先行有利の雨馬場だった影響が大。ひと息入れた前々走こそ初の斤量58kgもあって辛勝だったが、前走は本来の強い姿に戻って大差勝ち。そこから中1週で磐石の態勢。次の白山大賞典に弾みを付けたい一戦だ。
 ジャングルスマイルは6月の百万石賞以来のレース。ただ、状態などに不安があったわけではなく、その間も休むことなく乗り込まれている。追い切りもビシッと2本消化して、体や動きにも重苦しさは全くない。自分のペースに持ち込めそうな顔ぶれでもあり、過去2勝3敗のナムラダイキチとは互角。連覇も十分。
 浦和のトーセンゴライアスは近走より相手は楽に。南関東の重賞では苦戦しているが、それ以外のオープンや準重賞なら3着・3着・5着と大崩れしていない。元々2000m以上で渋太さを生かすのがベスト。このメンバーと距離で力を発揮すれば勝機も十分。
 笠松のエーシングレーソロは移籍後の好内容が目に付く。テンに動けず乗り難しいタイプだが、前走・名古屋の名港杯も展開のアヤで敗れはしたがマルヨフェニックスには0秒6先着しての2着。中央時の実績を見ても長い距離が向くタイプ。展開一つで。


(文:競馬カナザワ 大井明洋)


競馬カナザワ





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最終更新日  2012年09月01日 09時29分30秒



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