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猫の世界は、人間とは違う。同じ空間にいるが、交わることのない壁とクラックがある。「吾輩は猫である」を読んでいる。漱石の心理がどこまで解かっているだろうか。「明暗」から教授の解説を聴いてきたが、どうも解からないところがある。前から読もうと後から読もうと、理解力がなければ解からないものはわからない。愈々混乱してくる。去年の7月から捨猫が家の中にいる。そして、野良ネコが数匹毎日餌を食べに来ている。
・猫の気持ちが知りたいわけではない。猫になってみないと猫の気持ちはわからないと思っている。猫になりたくはない。然し、猫の目は何を見ているのだろうか。人でさえ一人ひとり視ている色も違うそうだ。鋭い猫の目は人には見えないものを見ているに違いない。動体視力もあるだろう。鳥の目も人とは違う世界を見ているだろう。カメラが写すこちらからの目と、こちらを見ている猫の目はどこかでぶつかる。
・へ2・・・棲んでいる環境のすべてを受け入れて生きている猫の世界は、壮絶なエリアでもあるだろう。そんな世界に生きていたいとは思わないが、鮮烈なイメージがあるだろう。凡庸に生きるだけが好いのではない。寝ぼけた目で生きていたくはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.19 12:00:29
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