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・「習作」は、本格的な小説が書かれる前の作品。 ・梶井はいくつか転居している。移動する意味。 ・京都にも住んだ。 ・経歴。「檸檬」に繋がるものがある。 ・梶井の「日記」が重要。創作メモが含まれている。 ・梶井は、詩作もしている。 ・「檸檬」の詩の発想が作品の中にある。詩の原形がある。モチーフがおなじ。 ・大正の習作としてみること。 ・「鴎外は莫迦だ。漱石が訳語だ。」・・・谷崎が好きだった(梶井の見解)。 ・実篤に対する関心。賀川豊彦。 ・身近なものを題材にしている。 ・先行作家に対する見方。関心が重要。 ・理性ではなく、「感覚」が大切だ・・・梶井の考え。「感覚的」。横光よりも新感覚派である。I教授の意見。 ・梶井に対する評価は、当時は高い。 ・文章が詩であること。詩的な文章。 ・レンブラントの「光と影」のモチーフがある。 ・レモンは、それまでの作品の中に何度も出てくる。そして「檸檬」の作品でまとめた一つの作品になる。 「詩」(習作)、 ・「檸檬」の原形がる。 ・画集の上にレモンをおく。レモン爆弾ではない。ポーの作品。「告白と隠蔽」 ・相反する考えがある。人間の中に同居する。パーバース。 ・谷崎的・・梶井に近い。 ・漱石の心理分析を好まない。「草枕」はいい。 ・企みは、檸檬をのせて帰ってくるだけ、 ・リフレンになっている。「秋の木の下」 ・肺病は悩みではないという。それを気分で顕している。 ・「檸檬」がわかる若い読者は却って怖い存在でもある。レモンが、爆弾にある。 ・調和の上に破壊がある。自らの手で破壊する。・・・梶井の心理。 「小さき良心」(習作) ・白樺派の発想がある。 ・設定が曖昧。結末がない。何事かを明確にするつもりはない。気分を書く。 ・具体的に書かない。・・・書きたいのは気分のほうにある。 ・二つの作品?書き直した?前後がつながらない。別稿? ・リフレイン。あるいているが繰り返される。・・・怖れている。 ・中野重治「街あるき」街を歩くのがモチーフ。 ・興奮や、怖れや、苦悶が出ていない。と梶井は書いている。それが書かれていない。 ・自分を他人のように見ている。ドッペルゲンゲル。相手の側からみる。 ・(谷崎「二人の芸術家の話」のちに「金と銀」に改題した、の関連。 ・佐藤春夫の存在。 ・志賀「剃刀」が念頭にあった。感覚の鋭敏さ。の影響がある。 ・巡査を気にする。巡査の目。「交尾」につながる。 ・外側から自分を見る目。 ・何のために書いたのかという疑問がある。潜在するもの。 ・追い込まれた人間の心理を書きたかった。気分を書きたいという願望。 ・「・・・さえあれば、」 ・結末の付け方は、他にはない。作品にしていない。分かり難いものがおおい。 「不幸」(習作) ・二稿と三稿は、全く違う。描写の違い。同じモチーフを違う書き方をしていない。 ・母への関心。何故か?母のことばで「夢うつつでやっている」。言い当てており、核心をついている。自分の感性の源は母親であると感じていた。 ・一稿はもともとない。 ・人間をどう描くか。というテーマがある。苦悶を書きたかった。 ・何度も同じところに戻ってくる。敢えて戻る。それは従来の小説では回避されること。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.26 21:48:00
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