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ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

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2010.10.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
<作品>「詩」(習作)、 「小さき良心」(習作) 「不幸」(習作)

・「習作」は、本格的な小説が書かれる前の作品。
・梶井はいくつか転居している。移動する意味。
・京都にも住んだ。
・経歴。「檸檬」に繋がるものがある。
・梶井の「日記」が重要。創作メモが含まれている。
・梶井は、詩作もしている。
・「檸檬」の詩の発想が作品の中にある。詩の原形がある。モチーフがおなじ。
・大正の習作としてみること。
・「鴎外は莫迦だ。漱石が訳語だ。」・・・谷崎が好きだった(梶井の見解)。
・実篤に対する関心。賀川豊彦。
・身近なものを題材にしている。
・先行作家に対する見方。関心が重要。
・理性ではなく、「感覚」が大切だ・・・梶井の考え。「感覚的」。横光よりも新感覚派である。I教授の意見。
・梶井に対する評価は、当時は高い。
・文章が詩であること。詩的な文章。
・レンブラントの「光と影」のモチーフがある。
・レモンは、それまでの作品の中に何度も出てくる。そして「檸檬」の作品でまとめた一つの作品になる。


「詩」(習作)、 

・「檸檬」の原形がる。
・画集の上にレモンをおく。レモン爆弾ではない。ポーの作品。「告白と隠蔽」
・相反する考えがある。人間の中に同居する。パーバース。
・谷崎的・・梶井に近い。
・漱石の心理分析を好まない。「草枕」はいい。
・企みは、檸檬をのせて帰ってくるだけ、
・リフレンになっている。「秋の木の下」
・肺病は悩みではないという。それを気分で顕している。
・「檸檬」がわかる若い読者は却って怖い存在でもある。レモンが、爆弾にある。
・調和の上に破壊がある。自らの手で破壊する。・・・梶井の心理。


「小さき良心」(習作)

・白樺派の発想がある。
・設定が曖昧。結末がない。何事かを明確にするつもりはない。気分を書く。
・具体的に書かない。・・・書きたいのは気分のほうにある。
・二つの作品?書き直した?前後がつながらない。別稿?
・リフレイン。あるいているが繰り返される。・・・怖れている。
・中野重治「街あるき」街を歩くのがモチーフ。
・興奮や、怖れや、苦悶が出ていない。と梶井は書いている。それが書かれていない。
・自分を他人のように見ている。ドッペルゲンゲル。相手の側からみる。
・(谷崎「二人の芸術家の話」のちに「金と銀」に改題した、の関連。
・佐藤春夫の存在。
・志賀「剃刀」が念頭にあった。感覚の鋭敏さ。の影響がある。
・巡査を気にする。巡査の目。「交尾」につながる。
・外側から自分を見る目。
・何のために書いたのかという疑問がある。潜在するもの。
・追い込まれた人間の心理を書きたかった。気分を書きたいという願望。
・「・・・さえあれば、」
・結末の付け方は、他にはない。作品にしていない。分かり難いものがおおい。
 

「不幸」(習作)

・二稿と三稿は、全く違う。描写の違い。同じモチーフを違う書き方をしていない。
・母への関心。何故か?母のことばで「夢うつつでやっている」。言い当てており、核心をついている。自分の感性の源は母親であると感じていた。
・一稿はもともとない。
・人間をどう描くか。というテーマがある。苦悶を書きたかった。
・何度も同じところに戻ってくる。敢えて戻る。それは従来の小説では回避されること。






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最終更新日  2010.10.26 21:48:00
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