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ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

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2010.11.03
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自分を知りたいと思うとき、周辺の環境がどうなっているのか知ろうとする。それは他の動物も常に自分が安全かどうか、確認しようとするのと同じだ。植物も何らかの能力を持っていて、自分の存在を確認しているに違いない。そういう意味で、生物は、広く自分の世界を知ろうとする。ただ自覚するという面で「種としてのヒト」は、格段に更に広い知識を手に入れている。


 ・そしてより精確な視野を持つためには、精度の高い情報を得なければならないが、その情報が社会的歪曲をされがちでもある。知らせたくないという意図が働くからでもある。故にシンプルではない社会だろう。そういう複雑な社会であるのに「シンプル・ライフ」というのも如何にもアイロニカルなフレーズであるだろうか。時々、こういうとぼけたものが出てくる。それは、いささか、屈折したものでもあるだろう。


 ・へ2・・・どうやら、裏取引のある社会であって、仕組まれた世界の中で暮らしているのが人間社会でもあるようだ。ただシンプルではない。人間の存在自体が複雑系であり、シンプルではありえないのだろう。隣人を愛するだけでは生きていけない環境になってしまった。それは、人間社会が競争原理という世界を形成し、近代文明を発展させてもきたのであり、少なくともそれを止めることができないでいる。何かと闘い続けねばならないらしい。しかし、物事を明らかにするには明解でなければならない。そして「無知と貧困」がベースとなっている世界が存在し、その現実を背にするか、前面に据えるのか常に試されてもいる。私たちは、Aは非Aではない、を問い続けている。



>和白の秋





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最終更新日  2010.11.03 05:26:21
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