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F大公開講座「脳の加齢」講師 H教授 メモ 13;30・・・16:30 ・脳の加齢には、「成長」と「老化」がある。 ・国家レベルでの脳研究戦略として 「脳の10年」米国1990年からが、火付け役となった。 ・日本では、1994年「脳の世紀」「脳科学」を21世紀の日本に於ける科学研究の中心テーマのひとつと位置づけた。 ・脳を知る、脳を創る、脳を守る。がメルクマールとなる。 ・2002年新しい戦略として「脳を育む」・・・健やかな脳とは。 ・神経系の説明 ニューロンとグリア細胞 「樹状突起と軸索」 神経細胞はお互いにシナプスを介して、次のニューロン に刺激を伝達する。 ・1平方ミリ分の1億個ニューロンが存在する。 ・「グリア細胞」は、ニューロンの生存、機能をサポートすること。 ・ヒト脳は、胎生期7ヶ月までにできる。 ・出生後脳の重量が50%増加する。成人脳は、平均1300gくらい。 ・脳の生後発達の特徴 グリア細胞の増加と成熟、神経突起の増大、シナプスも一過性に増えるが、使わない回路のシナプスは消失する。 ・「視覚刺激」には、視覚の「臨界期」があること。 ・オートラジオグラフィーでの細胞の写真説明。 ・「抑制性神経細胞」とは何か。子どもが、興奮しやすいのは、「興奮性神経細胞」 が多くあるため、抑制性神経細胞が不十分で起きる。痙攣など。 ・ローマ皇帝フリードリヒ2世の実験で、赤ん坊に声をかけないで育てたところ、ことばを話す前に皆死んでしまった。 ・動物の母性行動の重要性 本能行動(教えなくてもできる)、定型的行動、子供からの刺激が開始に必要、特定の神経回路をつかう、ホルモンによる影響、匂いによる影響。 ・げっ歯類の「母性行動」 巣造り、連れ戻し行動、なめる、抱きかかえ行動。 ・母性行動を誘発しないと、子供を無視したり、食べてしまう。 ・母性行動に係る遺伝子がある。 ・「遺伝情報によらない、母性行動とストレス反応性の世代を超えた伝達」がある。 ・子育て良好ラットに育てられたラットは、不良ラットよりも子育て良好ラットになりやすいこと。ストレス反応性も良いこと。更に、不良ラットの子を良好ラットに育てさせると、子育て良好ラットになることが証明されたことで、遺伝性よりも「氏より育ち」の可能性が高い。 ・1日1回子供を不良ラットから、15分間離して2週間つづけた実験で、子育て不良ラットが良好ラットになった例がある。 ・接触不十分、ストレス、遺伝子異常、親子代々の非遺伝的母性行動の障害が、こどもの虐待に影響があるかも知れない。 ・「さわること」の重要性。 ・「脳の老化」と「神経細胞の死」 20歳以上になると1日1万乃至数10万個ニューロンが失われる。 頭部への衝撃や、アルコール、薬品、たばこなどによる減少もある。脳血管障害による神経細胞は局部的に死亡する。 ・「豊かな環境」と「自発的なトレーニング」が脳の老化に有効であること。 ・一部の神経細胞は、大人になっても新しい神経細胞を供給していること。 ・「良い脳」を維持するために アルコールを適量にする。病気から血管を守る。衝撃から頭を守る。ストレスをなるべき避ける。楽しみながらできる運動をする。変化に富んだ生活を送くること。 「高齢者の歩行」については省略。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.28 12:54:16
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