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This Girl's Life

タイ・ボラスタ記

タイボラスタ日記

日本の大学在学中、某NGO所属し2000年7月から約3ヶ月間、ラオスとの国境タイ北東部ウボンにて幼稚園建設に携わった私のタイでのボランティア記です。また、ウボン教育大学で大学生に日本語を教えてました。

~11月28日の日記より~

ミサンガ、といえば5年前タイでボランティアで行ってた時、

最後のお別れ会でタイ独特のあの綿の細いミサンガを

色んな人と交換した。

村の人々とあと学生と混じってボランディアで幼稚園を

建設していたのだけど、最後のお別れ会では涙涙涙。

これからもずっと友達でいようねっていうことで

村の人々プラス大学生たちで交換しました。

色んな人と友達になって、最後別れる時はほんとに涙X3

バンコク行きの列車に乗る前はみんなで大泣きしてたなぁ。

その時にみんなにつけてもらってたミサンガ、

帰国後もずっと手首につけてて、確か1年以上つけてた。

みんなによく今もつけてるねーって言われてたけど、

なんだか愛着が湧いてきて途中で外すのが嫌だったから。

ピースボートで集まりがあった時に、

私がずっと1年以上も付けてることに感動した!って

言ってくれた人がいたなぁ。

というのは、

そのミサンガ、1本とかじゃないんですw

束になってるカンジでほそーいあの綿の糸がたぶん

10本くらい付けていたから。

最終的には、外しちゃった。。

切らないでそのまま外す事に成功!して部屋に飾ってる。

みんな元気かなぁ。

何にもない村で毎日汗水垂らして土木作業してたあの日々。

夏だったので暑いわで大変だったけど、

充実してて毎日が楽しかった。

ラオスとの国境沿いにある小さな村で過ごしたあの日々は

忘れられない。

カエル!を食べたり、

庭でうろちょろしていたダックが夕飯になって出てくるわw

シャワーはなくて、水風呂なんだけど思いっきり外!

布を巻きつつ水浴びするんです。

誰かにいつも隠してもらって水浴びしてたっけ。笑。

私のお世話になった家は、16歳の女の子にお父さん母さん

19歳のお兄ちゃんの子供、妻、おじいちゃんおばあちゃん

犬2匹という大家族でした。

世界ウルルン滞在記に出てくるようなまさにあんな世界。

竪穴式住居で2階が寝るとこになっていて、

下は機織り機があって、

16歳の女の子とお母さんは機織りをしてた。

それと下にはめちゃでっかいテーブルがあって、

その上にみんなで座って朝、夜と一緒に食べてた。

主食はもち米。手で食べるんです。

おかずはガーリック味のたまご焼きや、

タイ名物青パパイヤのサラダ、鶏肉の煮込みなど。

おかずとその餅米を手に取って食べるんです。

これがまためちゃめちゃおいしかった。

近所の人たちも集まってみんなで食べるみたいな。

みなが家族みたいだね~なんて話してたなぁ。

赤ちゃんももう5年も経つから随分大きくなっただろうなぁ。

いつか遊びに行きたい。

今でもみんなの顔をしっかり覚えている。

16歳だったあの女の子ももう21歳!

わ~大人になってるだろうなぁ。

しかももう結婚してるだろう。

5年って長いようだけどほんとに短かった。

ついこの前の出来事のような気がする。

仕事が終わった後は、

村の小さい駄菓子屋さんまで16歳の子と

お菓子やアイス買いに行ったりしてた。

村に一件、わりとお金持ち?な家があって、

なんでも息子が日本に出稼ぎに行っていてその仕送りで

けっこう普通の家だった。

んで、そこの家に普通の!シャワーを貸してもらってから、

うちに帰っていたっけ。笑。

ってかほぼ毎日そんなカンジだったかも。w

毎週日曜日にはみんなでお寺に行っていた。

ご飯やお菓子やらいっぱい持って。

特別なロング巻きスカートのようなものを

着なければならなくて、家のおばさんに借りて着て

毎週朝早くからワットへお参りに行っていた。

あのもち米を入れるかごのような入れ物がかわいくて、

仕事場に持っていってたこともあったっけ。笑。

村の小学校で日本文化を発表しにいったこともあった。

みんな興味津々!で一緒に遊んだりほんとに楽しかった。

最後、村で行われたお別れ会。

色んな出し物をしてくれたりしてほんとに楽しかった。

と同時にあ~もう離れなきゃいけないんだっていう気持ちで

みんなで泣いてたっけな。

最後に見たお世話になった家族の顔もしっかり覚えている。

「また遊びにくるからね~!!!元気でね!!!」

そう言って涙ながらにバイバイしたあの日から、

もう5年が経つ。

なかなか遊びに行く機会がない。。。

でも絶対にまたあの地を訪れたいと思う。

そんな私のタイでの大切な思い出。


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