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コトノハ~慧真館~ [全919件]
3月から中2の数学の授業で試験的に電子黒板を取り入れている。 まだ電子黒板の使い方に慣れてはいないが、何回か使ってみて、電子黒板で出来ることと出来ないことがなんとなく分かってきた。 電子黒板で授業をやるためには、普通のホワイトボードを使った授業をやるよりも準備時間が3倍以上かかる(操作に慣れていない今はもっとかかっている)。授業コンテンツをパソコンで事前に作っておく必要があるのだが、事前に生徒の理解のしやすさをアレコレと考えながらコンテンツを作る分、授業のクオリティーは通常よりも高くなっていると思う。 あと、圧倒的に電子黒板の方が生徒の喰い付きが良い。 今は物珍しさもあるのだろうが、「静」のホワイトボードでは出来ない「動」が電子黒板ではできるので、生徒の目は電子黒板に釘付けになる。 もちろん電子黒板でもまだ出来ないことや、通常のホワイトボードの方がやりやすいこともあるのだが、多分それらは僕自身の知識が足らないことに所以するものだろう。もっともっと研究していく必要がありそうだ。 昨日読んでいた本の中で、マサチューセッツ工科大学の教授の言葉で印象的なものがあった。うろ覚えだが、確かこんな内容だったと思う。 「19世紀から今の世界に医者がタイムスリップしてきたら、19世紀から来た医者は手術台の前でも何もできずに立ち尽くすしかないだろう。しかし、19世紀の教師がタイムスリップしてきても、何も困ることなく教室で授業ができるだろう。教育の方法は19世紀の頃と何も変わっていないのだから」 確かにそうだ。時代はこれだけ進歩しているにも関わらず、教育現場だけはずっと進化から取り残されている。 今ある技術を余すことなく教育現場で取り入れることができたら、間違いなく教育は変わる。生徒にとってもっと分かりやすく、もっと面白く、先生にとってももっとやりやすい授業ができる。 僕は、教育はデジタルであるべきとかアナログであるべきと言った議論には興味がない。 僕が興味があることは、こんなに発展している今の技術の何を取り入れたらもっと子どもが理解しやすくなるのか、もっと勉強に興味関心を持てるのか、もっと学力が上がるのかということだ。 過去の教育手法だけに囚われるのではなく、思いつくことを全て実践していこうと思っている。渋谷でもなく新宿でもないここ小田原の片田舎でも、最先端の教育を受けられる環境を少しずつ整えていきたい。 Last updated Mar 06, 2012 11:08:58 PM
今日は4期生の卒塾式。 今年で卒塾式をするのも4回目になるが、何度繰り返してもこの日だけはやけに感慨深く、また涙もろくなる。 全員合格を果たした4期生。 合格以上のものを、ここで学ぶことができただろうか。 僕は、彼らの心に何を残してやれただろうか。 卒塾式の度に自問自答をする。 15歳は区切りの歳であると思う。 義務教育の終わりという区切り、それぞれの進路に向かって歩み出すという区切り。 この区切りの時期は「感謝の心」で迎えてほしいと願う。 義務教育終了までたどり着けたことに対する感謝。 今までも、そしてこれからも自分を支えてくれる人々に対する感謝。 自分自身が置かれている環境に対する感謝。 だから卒塾式のテーマは毎年「感謝」で統一している。 今年も笑ったり泣いたり、それぞれの感謝で溢れた良い式になった。(来年以降のネタバレになってしまうので卒塾式の内容は書きません) 今日で解散した慧真館4期生たち。 感謝の心を忘れずに、これからしっかり歩いていって欲しい。 卒塾、おめでとう。 そしてたくさんの感動をありがとう。 ![]() Last updated Mar 04, 2012 5:10:50 PM
なんでも今日は今年一番の最高気温をマークし、3月下旬並みだったらしい。 春がすぐそこまで来ていることを感じられるポカポカ陽気だった。 うちの塾では一足先に桜が満開に咲いた。 そう、今日は公立高校後期入試の合格発表の日。 去年に引き続き、今年も全員合格っっっ!! やった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~! ![]() ↑関係ないけどヤッターマン 来年の入試制度改定への布石だと考えられるが、去年と問題傾向が変わり、確実に難化した入試だったので、自己採点の結果は皆目標よりも低めだった。 みじめなほど小心者の僕は、この一週間散々ハラハラし、お腹もだいぶ壊してトイレとお友達になりましたが、結果的に全員合格というこれ以上ない程の素晴らしい結果で2012年度入試も幕を閉じました。 振り返れば今年の受験生である4期生も、とても面白い学年だった。 中学校内で「あそこの塾は超厳しい塾だ」と一番噂が広まった学年だったため、最初からほとんど生徒は集まらなかった。 生徒が入っては辞めていく。2年くらいはそれの繰り返し。 周りの友達が途中で挫折して辞めていく中で、根性のある生徒たちだけが残った。 部活との両立やクラブチームとの両立にヒーヒー言いながらも、一生懸命頑張った。 3年生になり、そんな骨太な生徒達が残った環境が、「志望校に向けて厳しい環境で頑張りたい」という新しい骨太な仲間たちを呼んだ。 こうして、人数こそ少ない学年になったものの、結果的に骨太で頑張りやの多い強い学年になり、全員合格を成し遂げることができた。 今日は祝い酒。 合格した3年生の保護者の方から頂いた越の寒中梅で帰ったら一杯やりたいと思います。 ![]() Last updated Mar 02, 2012 6:12:32 PM
神奈川県の公立後期入試が終わりました。 15歳の受験生たちは、まだまだ成長途中である背中に大きな不安とプレッシャーをたくさん背負いながら、たった1人で試験会場に行き、たった1人で250分の入試を闘い抜きました。 受験生は最後の最後には1人になります。 最終的には、親も教師も、周りの大人はみな無力です。 代わりに受験してあげることも、「そこは間違っているよ」と助言してあげることもできません。ただただ手を合わせて、静かに祈ることしかできないのです。 この仕事をしていて、毎年思います。 自分の力だけで、自分の未来のために、自分と闘う高校受験生の姿こそが、自立の象徴であると。 そして、だからこそ受験はとても尊いのだと。 保護者の方にお願いがあります。 1人で闘い抜いた受験生が、家に帰宅したと思います。 試験の出来云々よりも、立派に受験をやり遂げて、立派に自立を果たしたことを、まずは褒めてやってください。 合格不合格よりも、受験を通して、15歳の子どもが懸命に自立しようとしたことにこそ、本当の価値があると思えてなりません。 試験の出来は、2の次3の次だと思うのです。 初めての受験を1人で闘い抜き、疲れ果てている子どもに対してお母さんの第一声が、「どうだったの?何点だったの?」では悲しすぎます。 何点点数が取れたのか。 周りの子は何点くらい取れているのか。 ボーダーは何点なのか。 平均点は何点なのか。 受験生はもちろん、保護者の方もとても気になることだと思います。 しかし、そんなことをいくら思案し、躍起になって情報を集めてみたところで、結果は合格発表までわかりませんし、また覆ることもありません。 そのような思案をするのは、我々塾講師だけで十分です。 保護者の方のお仕事ではありません。 そんなことよりも、わが子の成長を、誰よりも何よりも褒めてやってください。 そして最大の愛情を込めて、「よくがんばったね」という言葉を掛けてやってください。 子どもの一番好きな料理を作ってやってください。 それが、保護者の方のお仕事です。 子どもは、それだけで十分なのです。 そしてそっと、子どもに気付かれないようにそっと、蔭で合格を祈ってやって下さい。 祈ってみたところでどう結果が覆ることもないけれども、それでも、子どものために、祈ってやってください。 心から、お願いします。 2012年2月16日 慧真館塾長 岸本崇 Last updated Feb 16, 2012 11:01:04 PM
明日はいよいよ公立後期入試の日。 自分が受験する訳ではないのだけれど、今朝から心臓がバクバク鳴りっぱなし。緊張するとすぐに腹痛を伴う下痢と吐き気を催す、稀に見ぬほどの虚弱体質の持ち主である私。朝から何度トイレを往復したか分からない。他の仕事も山ほど溜まっているのに、明日のことで頭がいっぱいでほとんど仕事が手に付かない日だった。 ということで今日は最後の授業の日。 授業と言っても明日が試験なので、自習がメイン。もう何度解いたか分からないテキストやプリントを、大切そうに解いていた。 一度解いたページをまた解くために、修正液で過去に解いた答えを隠してあった。大切なところにアンダーラインを引いた結果だろうか、アンダーラインだらけでもうどこが大切なのかも分からない。 自分が今までやってきたことや、今日までの歩みを一つ一つ確かめているように見えた。 最後のチャイムが鳴ってからは、前期合格者を交えての壮行会。 去年は涙涙の壮行会だったが、今年は笑顔で溢れた壮行会になった。 土壇場でも明るく笑っていられる。 これが、今年の中3生の一番の強みだと思う。 毎日の通塾でどんなに疲れていたって、合宿でどんなにきついメニューを課したって、辛い顔や嫌な顔一つせずに、いつも笑っていた。みんなで冗談言い合って、ケタケタと笑っていた。 こんな風に笑える生徒たちは、下痢をして腹痛に顔を歪めている私なんかよりもずっと強い。 改めてそう思った。 やはり4期生は笑顔が似合う。 明日もその笑顔で乗り切って欲しい。 そして1週間後の合格発表の日、最後に最高の笑顔が見たい。 4期生。 頑張ってこい! Last updated Feb 15, 2012 10:58:59 PM
昨夜NHKで深夜に放送している「プロフェッショナル仕事の流儀」を見た。「プロフェッショナル仕事の流儀」とか「プロジェクトX」とか、局は違うが「ワールドビジネスサテライト」という類の番組は積極的に見るようにしている。昔は父親がNHKの番組を見ているのが信じられなかった。「オッサンは何でこんなつまらん番組をみるのだろう」と常日頃不思議に思っていたのだが、今ではそういう番組を面白く感じるようになった。僕もいよいよオッサンの仲間入りをしたのかもしれない。 ![]() ↑関係ないけど一番好きなアナウンサーはNHKニュース7の武田アナ(※注 そういう性癖ではありません) 昨日のテーマは「言葉のチカラSP」ということで、数々のプロフェッショナル達の人生の礎となっている言葉を紹介していた。いろんな名言格言が紹介されていたが、中でも、ある経営者の言葉が僕の胸にグッと響いた。 「おまえが考える7割で良しとして、ほめてやれ」 こんなエピソードだった。(NHKのHPからそのまま転記) アイスホッケーに打ち込んでいた星野。星野は、厳しいリーダーだった。チームの強化には練習しか道は無いと、部員たちにハードな練習を要求、叱咤(しった)し続けた。だが、チームは強くなるどころか、雰囲気まで悪くなっていった。そんなある日。チームの監督に呼び出され、こう告げられた。 お前が考える七割で良しとして、ほめてやれ なぜだと思いながらも、星野はしぶしぶ実践し始めた。どんな小さい事でもほめてみた。すると半年後。自らきつい練習に励む部員が増え、やがてチームの雰囲気は良くなり、成績が上向いた。そしてついには、念願のリーグ優勝を果たした。 相手の良さを見つけ、ほめること。これこそがチームの大事な原動力。今星野は、あの言葉が「リーダーの心構えを教えてくれた」と感じている。 これだ!これこそ塾講師として生徒を教える立場である自分が一番足りないことだ! そう思い、早速実践!! 夕方の小学生の授業にて。 「すごいね~」「ちゃんと理解できてエライねぇ!」「マジ天才じゃん!」と、普段だったら絶対に言わないであろう褒め言葉をバンバン浴びせると、小学生たちは明らかにいつもよりテンション高めな様子! よしよし!これはいけるぞと思い、夜の中学生の授業へ。 中学1年生の数学の授業にて。 色々と難癖をつけたい場面もくっと我慢して、「いいねぇ!」「凄い計算力だねぇ~」と褒め続けるも、いつもと違うテンションに自分自身が疲労気味。 それでも「7割できたら褒める。7ワリデキタラホメル。ななわり…」と自分に言い聞かせ、普段だったら「ゴラァァァァ!」と確実に怒鳴っているであろう場面も、作り笑いでグッとこらえ、中1の授業を乗り切る。 次の受験前の中学3年生の英語と数学の授業に行く前には、既に疲労困憊。作り笑顔のやり過ぎで、何だか顔が筋肉痛。 英語の授業は7割どころか僕が思う8割9割はできていて、「すげーじゃん」の連発。ところがどっこい数学の授業になると、受験直前にも関わらず皆ケアレスミスの連続。 … … ![]() ドッカーン。 はい、噴火。「だから出来る問題で落とすなっつーの なかなか難しいのね…、7割で褒めるのって。 いきなり今日から実践は無理だったけれど、少しずつ精進しながらリーダーの心構えを習得したいと思います。 Last updated Feb 10, 2012 11:18:53 PM
先日、都内で開催されたとあるビジネスセミナーに参加してきた。 起業を志している人や既に起業をしている人が、それぞれのビジネスプランをプレゼンして、それについて参加者で意見を交し合いブラッシュアップするという趣旨の会だ。 恥ずかしながら僕もビジネスプランをプレゼンする側だったのだが、他のプレゼン者の内容と僕の内容は天と地、人類とアウストラロピテクスほどの差。 穴があったら入りたい気分とはまさにこういうことだと、人生初めて感じた瞬間だった。 ![]() ↑アウストラロピテクス(=僕) ![]() ↑人間(=他の参加者 ※あくまでもイメージ図です) まぁ随分と身分不相応な会に参加してきたわけだが、ここで感じたことを2つほど書きたい。 まず一つ。 自分よりレベルが遥か上の人間と交われば、自分のレベルも自然と高くなるということ。 何よりもこれを痛感。たった5時間程度のセミナーだったが、何だか自分の思考レベルも参加する前と比べると2ランクぐらい上がったような気がする(気持ちの問題かもしれないが)。 朱に交われば赤くなるとはまさにこのこと。人が手っ取り早く成長するためは、とにかく自分よりもレベルの高い人の集団で揉まれること。これに尽きる。 ![]() ↑セミナー参加後の成長した僕のイメージ もう一つ。 世の中にはビックリするくらい優秀な人がたくさんいる。ビジネスの世界で優秀な人は、学歴においても優秀だということ。 この会の参加者は、僕を除いて皆ビックリするほど素晴らしいビジネス感覚を持たれた優秀な方たちばかりだった。出身大学も、慶應、早稲田、京都大学、筑波大学、カリフォルニア州立何たら大学(すいません、忘れました)などなど、把握している数人だけでもそれはそれは錚々たる高学歴。 やはり、社会人になっても優秀な人というのは、学生の頃から優秀な人ということだ。よく、頭の悪そうな人が、「勉強が出来るからって社会に出て仕事が出来るとは限りません!」とか言っているのを聞くが、それは違う。 もちろん、優秀な大学を出ている人が全員社会で仕事が出来る人ということではない。でも、正解のない社会で驚くような偉業を成し遂げるほど優秀な人は、正解が一つと決まっている勉強くらい余裕で出来る。だから、社会で活躍している人は、優秀な大学を出ている人が多いのだろう。 もしも自分の生徒が「先生、こんな勉強をして将来何の役に立つんですか」と聞いてきたら、僕は「こんなこともできない奴が将来何の役に立つんですか」と聞き返すことにしているのだが、自分は間違っていなかったと改めて実感! 僕の生徒には、やはり少しでもレベルの高い環境に身を置かせたいと思う。 毎日をのうのうと暮らしていられない環境。 僕が体験したように、周りの友達のレベルが高すぎて、「穴があったら入りたい」と思わずにはいられないような環境。 そういう環境が反骨心を育てる。 「何クソ!負けてたまるか!」という気概を生み、それが本人の成長に繋がる。 そうして、偏差値の高い大学に進学して欲しい。 そこでまた優秀な人たちの中で揉まれることで、社会の第一線で活躍できる可能性が広がるのだ。 Last updated Feb 08, 2012 11:33:35 PM |一覧| |
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