(カレー その14)○ 「日清のこだわり蕎麦屋 カレー南蛮そば 辛口」(日清)一杯の蕎麦の中に何かしらのこだわりを詰め込んでくれる日清のこだわり蕎麦屋から寒い季節によく合いそうなカレー南蛮そばの辛口が登場しました。 二種類のカレー粉を使用し香りとコクに深みのあるカレーつゆに仕上げましたといったことが書いてあります。今回はカレー粉にこだわったおつゆといった感じですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けて焙煎七味をかけてよくかき混ぜれば完成。本格的なカレーの食欲をそそる香辛料の香りだけではなく焙煎七味の独特の風味もしてきます。 早速、おつゆを一口いただきます。とろみのあるので舌の上でしっかりと味わえる感じで、カレーならではの香辛料の旨みと焙煎七味の風味を楽しむことができます。 具は豚肉、天かす、長ネギの3種類となっており、豚肉は薄めの味付けで噛むほどに風味が染み出てくる感じで、長ネギは大きめに切ってあるので風味がとても良いです。 麺はスナック麺タイプの蕎麦麺となっており、カレーに負けないくらいのそこそこの蕎麦の風味がしてくるとともに、程良い硬さとなっているので最後まで美味しいです。 カレー粉と焙煎七味の合わさった風味とキレのある辛さを心地良く楽しむことができる一品。激辛とまでいかないのですがまあまあの辛さなので良い汗をかける一杯です。 ○ 「復活総選挙第3位 カップヌードル スパイシーカレー」(日清) カップ麺のパイオニアであるカップヌードルが誕生して40年。それを記念として開催された復活総選挙で第3位に選ばれたのがスパイシーカレーです。 スパイシーカレーは1994年に発売された比較的新しい方ということで、懐かしさを感じるというよりも気が付けば店頭から見なくなったなという印象がありますね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。普通のカレーヌードルのようなマイルドな香りというよりもその名のとおりスパイシーでいて良い香りがしました。 早速、スープを一口いただきます。当たり前なのですがカレーの風味が広がり、舌の上で転がるくらいに濃厚な旨みの中にスパイスのキレのある辛さを感じられます。 具は牛肉、豚肉、ジャガイモ、ニンジン、長ネギの5種類となっており、小さいながらも肉が2種類味わえるというのが嬉しく、ジャガイモは甘さがスープに合いますね。 麺はカップヌードルならではのスナック麺タイプとなっており、柔らかめとなっていますがスープが染みこんでいるような味わいとなっているのでとても美味しいです。 濃厚でスパイスの効いたカレースープと2種類の肉の旨みを楽しむことができる一品。そもそも人気のあるカレー味とはいえ、第3位という結果に納得できる一杯です。 ○ 「怪物くん 伝説のチキンカレーヌードル」(マルちゃん) 2011年の映画怪物くん公開を記念して開発されたカップ麺が登場しました。映画に登場する伝説のカレーをイメージした伝説のチキンカレーヌードルです。 通常のカップ麺は出来上がりをイメージした写真がプリントされているのですが、黄金のカップに包まれているため出来上がりのイメージは全く解らないのも魅力ですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。カレーの食欲をそそる香りに加えてバターの良い香りがしてくるとともに、本格的な香辛料の風味もしてきました。 早速、スープを一口いただきます。カレーと香辛料の中にバターが溶け込んだような感じなのでマイルドな口当たりとなっており、野菜の甘みのような味わいもします。 具は鶏肉、赤ピーマン、タマネギ、インゲンの4種類となっており、鶏肉は小さいのですがたくさん入っていて歯応えと味わいで鶏の胸肉だというのがよく解りますね。 麺はスナック麺タイプとなっており、柔らかめの中にちょっとした芯の強さがあるとともに、麺自体に味付けしてあるような感じなのでスープと合わせると美味しいです。 風味の良さとマイルドな味わいを楽しませてくれるスープと味わいのある麺のコラボが印象に残るような一品。伝説の美味しさはなかなか良い感じだったと思います。 ○ 「ホームラン軒 カレーラーメン」(テーブルマーク) 何故か懐かしい昭和の時代を思い出させるような雰囲気を漂わせるホームラン軒。そのホームラン軒から良い香りが期待できるカレーラーメンの登場です。 嫌いな人がいるのかと思うくらいに万人に愛されているカレーとラーメンを一緒にしたということで、最初に食べた人の感想はどんな感じだったのか気になるところです。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。当たり前なのですが食欲をそそるとともに懐かしさを感じるカレーの良い香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。醤油ベースのスープにカレー粉が混ざったような味わいとなっており、辛さもピリッとするくらいなので美味しくて飲みやすいです。 具は挽肉、ワカメ、唐辛子、長ネギの4種類となっており、挽肉は薄めの味付けとなっているのでスープの美味しさを邪魔することなく、ワカメは風味が良い感じです。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りがあるとともにモチモチとした食感を楽しむことができ、ちぢれていることにより風味がよく絡みます。 ほど良いカレーの風味と旨味を楽しめるスープとモチモチ麺の組み合わせが心地よく思える一品。背伸びしていない身近な美味しい一杯となっているのが嬉しいです。 ○ 「とろ~りチーズの カレー鍋風ラーメン」(日清) とろけるようなチーズが入っている鍋料理をイメージしているようなカップ麺が登場。その名もとろ~りチーズのカレー鍋ラーメンということで美味しそうですね。 スープにとけ込んだ野菜の旨みとチーズのコク!といったことが書いてありますが、カレーだけでも美味しいのにさらなる美味しさが加わっているというのが嬉しいです。 お湯を入れて4分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。カレーの食欲をそそる香りとチーズの甘そうな香りがしてくるとともに、思った以上に薄めのスープが現れました。 早速、スープを一口いただきます。コンソメスープをベースにした味わいにカレーの風味が加わっているような味わいでチーズと野菜の甘みもしっかりと染みています。 具は挽肉、チーズ、キャベツ、ニンジン、ジャガイモの5種類となっており、ジャガイモのホクホク感と味わいがカレーにピッタリでチーズはスープに溶けちゃいました。 麺はスナック麺タイプを分厚くしたような感じとなっているので喉越しの良さは抜群で、モチモチとした食感とスープとの絡み具合も十分に楽しめるといった感じです。 カレーとチーズが合わさった風味の良さと食感の良い麺がギッシリと詰まっているような一品。辛さが抑えられているので多くの人が満足することができると思います。 ○ 「女性が考えた女性のためのラーメン グリーンカレー風」(サンヨー食品) 最近、テレビでお馴染みとなっている料理研究家の森崎友紀さんがプロデュースしたカップ麺の登場。女性が考えた女性のためのラーメングリーンカレー風です。 どの辺りを女性のためにと考えているのかよく解らなかったのですがタイのグリーンカレーを再現したかったようです。女性のための美味しさとはどんな感じなのか。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。どうせ縦型カップ麺だと思っていたのですが、カップ麺では遭遇しないような本格的な香草の香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に独特の風味とキレのある辛さがしてきたのですが、ココナッツミルクのコクがあってマイルドな味わいもしました。 具はナス、インゲン、赤ピーマンの3種類となっており、ナスは揚げてあるのでジューシーな味わい、インゲンは食感と風味の良さがスープにピッタリといった感じです。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、少し時間が経つと柔らかくなるのですがスープの旨みと辛さがしっかりと絡むので美味しくいただくことができます。 本格的なタイカレーの風味と辛さをたった3分で楽しむことができる一品。番組で他人の料理を批評するのでどうかなと思っていましたが、さすがといった感じですね。 ○ 「スーパーカップ 2.0倍 鶏白湯のちカレーラーメン」(エースコック) 美味しくてお腹も満足することでお馴染みとなっているスーパーカップの超大盛りである2.0倍シリーズから2つの味が楽しめる鶏白湯のちカレーラーメンの登場です。 ラーメンのプロである石山勇人氏が編み出した渾身の一杯ということで、最初は白の鶏白湯スープでいただいて半分食べてから赤のレッドカレーを入れるとのことです。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。画像は2種類のスープを表すためにあえて鶏白湯とカレーの違いが解るようにしてあります。 早速、スープを一口いただきます。鶏白湯の方は鶏の風味の良さとあっさりとしていそうで濃厚な味わいで、カレーの方は香辛料の風味の良さと辛さが良い感じですね。 具は鶏肉、キャベツ、長ネギの3種類となっており、鶏肉はそぼろということで香辛料の風味が効いており、キャベツはシャキシャキ感と甘さがスープによく合います。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと適度な弾力があるとともに、なんといってもボリューム感が十分なのでお腹いっぱいになります。 最初は鶏の風味と旨味を楽しめて次に濃厚でいてキレのあるカレー味を楽しむことが出来る一品。一杯で二度美味しいだけじゃなく食べごたえもなかなかのものです。 ○ 「おいしいヌードル カレー味」(エースコック) リーズナブルでお手軽に作ることができ、それでいて美味しいといった縦型カップ麺の登場。黄色いカップが鮮やかなおいしいヌードルカレー味です。 野菜の旨みを加えたコクのあるカレースープに、彩り豊かな具材を入れました。といったことが書いてあります。ハズレの無いカレー味に見た目に気を使っています。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。当たり前なのですがカレーの良い香りが漂ってきますが、その香りはとてもマイルドな香りといった感じです。 早速、スープを一口いただきます。ただのカレー味というより醤油ベースのスープにカレーを合わせたような味わいで辛さも控えめということで飲みやすい美味しさです。 具は挽肉、ジャガイモ、ニンジン、長ネギの4種類となっており、挽肉は薄味で柔らかめとなっていてジャガイモはホクホク感があって良い甘さを楽しむことができます。 麺はスナック麺タイプとなっており、油揚げ麺特有の風味が口に広がる感じで、意外としっかりした麺のコシの強さがあるので最後まで美味しくいただくことができます。 マイルドなカレーと醤油が合わさったスープとカレーによく合う具材を心地良く楽しむことができる一品。マルエツ限定販売のシリーズ商品の一つとなっています。 ○ 「カレーヌードル」(三養食品) 韓国のカップ麺メーカーの一つである三養食品から縦型カップ麺の定番といったヌードルシリーズが登場しました。今回は誰もが気になるカレーヌードルです。 カレーの味付けは各家庭によって違うくらいに作る人や食べる人によって異なりますので、韓国で作られたカレーヌードルの味付けがどんな感じなのか気になりますね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。当たり前なのですがカレーの食欲をそそる風味がしてくるといった感じで日本のものよりスパイシーな香りです。 早速、スープを一口いただきます。少しとろみがあるような舌触りとなっており、香りで感じたスパイシーさはそれほどでもなくカレーそのものの味わいも控えめです。 具は挽肉もどき、ジャガイモ、キャベツ、タマネギ、ニンジンの5種類となっており、挽肉もどきはカマボコを小さくしたような感じで味付けは肉には程遠い感じです。 麺はスナック麺タイプとなっており、韓国製ならではのボソっとした食感となっていますが、柔らかすぎないのとスープが絡むので美味しくいただくことができます。 カレーの風味の良さと香辛料の辛さを楽しむことができるスープと日本では味わうことができない麺の食感を体験することが出来る一品。良い経験になる一杯です。 ○ 「マルエツ カレーそば」(エースコック) ダイエー系列のスーパーマルエツだけで限定発売されているリーズナブルな縦型カップ麺ということで、オレンジ色のカップが目印のカレーそばの登場です。 だしが旨い和風カレーつゆに肉そぼろ、きざみあげ入りといったことが書いてありました。カレーの旨みと和風だしの風味が合わさった定番の旨さとなっていそうです。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。カレーの食欲をそそる香りの中に和風だしの心落ち着くような香りが合わさっているのがしっかりと解りました。 早速、おつゆを一口いただきます。カレールウということもあってコクがしっかりとあるとともに和風だしの甘さと風味も口一杯に広がるので美味しくいただけます。 具は挽肉、きざみ揚げ、ニンジン、長ネギの4種類となっており、挽肉は醤油ベースの味付けで柔らかな食感できざみ揚げはおつゆを吸っているのでとても美味しいです。 麺はスナック麺タイプの蕎麦麺となっており、柔らかさの中にも芯の強さを感じることができるとともに、蕎麦の風味というのもカレーに負けないくらいにありますね。 コクがあってだしの風味が染みているおつゆと蕎麦の風味の良さを同時に楽しむことができる一品。リーズナブルなのにしっかりと美味しい一杯となっていました。 |