水曜日の早朝。新たなカップ麺を求めて24時間営業のスーパーに行きました。
駐車場には1台の車もなく、店内は商品を入れ替えるために店員が黙々と働いています。
そのような中、真っ先にカップ麺コーナーをチェックするも新たなカップ麺は存在せず・・・・・仕方がないので安売りのカップ麺を2個ほど買い物カゴに入れました。
その後、我が子供達の朝食用として菓子パンでも買っていこうかと思ったその時です。とある冷蔵コーナーから声がしてくるじゃないですか。
「また、素通りですか?そうやって、また私を避けるのですか?」
周りを見渡すと私以外に誰も居ません。ということは、誰かが私に話しかけているということ。(・・・・・・・・・・今の声はいったい何なんだ?)
釈然としないというより、不思議な気持ちを持ったまま立ちすくんでいると、また冷蔵コーナーからこんな声がしてきました。
「こっちです。こっち。私の居場所すら覚えていないのですか?」
声のする方向をよく見て見ると、冷蔵コーナーの豆腐が置いてある上の厚揚げが置いてあるさらに上の「おから」が私に話しかけていました。
(ええっ!?おから!?どうして!!??)
お「昔は私のことをよく買ってくれましたよね?私をたくさん買っていろんな料理にコーディネートしてくれましたよね?それなのに・・・・・」
私「何ですか、いきなり。それに、料理にコーディネートって・・・・・単に煮付けただけでしょう?」
お「いいえ!単に煮付けられたなんて思っていません!ゴミ同然となった私を綺麗に美味しくコーディネートしてくれたじゃないですか!・・・・・本当に本当に嬉しくて、嬉しくて・・・・・いつもいつも、あなたに会えるのを楽しみに楽しみにしていました。それなのに、最近は・・・・・。」
私「そんなことを言ったって、いつもいつも君ばかりを相手にしている訳にいかないでしょう?普通、いろんな食材を使って料理するでしょう?特に意識して君を避けていたわけではないんだから・・・・・そんな風に言わないでよ。」
お「だって、だって、あれから何ヶ月経っていると思っているの!?最後に買ってくれた時のあなたはジャンパーを着て、スノートレを履いていたわ!スノートレの靴底に付いている滑り止めの金具の音が聞こえてくると・・・・・いつもワクワクしてた。」
私「ん~と~・・・・・あのさぁ、暑くなってくると煮付けってなかなか食べないでしょう?特に今年はいつもの夏よりも暑かったからさあ、他の食材でも煮付けとか作らなかったんだよね・・・・・だから、いろいろと事情があったというのを解ってよ。」
お「あなたはいつもそうやって弁解ばかりしているんだ。きっと、そうやっていろんな食材を切り捨ててきたのね・・・・・」
私「違うって、そうじゃないって!!も~~~う・・・・・どうして、そうやって思っちゃうのかなぁ・・・・・本当、そうじゃないって。じゃあ、その証拠に・・・・・ねっ!そうじゃないでしょう?」
お「本当に?本当に?あ~このワクワク感・・・・・久しぶりだなぁ~~♪嬉しいぃぃ~~♪」
・・・・・といったわけで、朝っぱらから「おから」を2袋買ってきて煮付けを作りましたよ。
本当はこれにヒジキと椎茸を入れたかったのですが、戻す時間が無くて鶏肉とコンニャクとニンジンだけで我満というか妥協しました。
ただ、味付けの方はなかなか良い感じというか絶妙というか、正確に言いますと無難というか、ごくごく普通の仕上がりになりました。
久々に作ったおから料理。貧乏人に慣れ親しんだ美味しさです♪
最後に「この日の晩飯」です。
超大盛り牛丼と朝っぱらから作ったおからの煮付け、そして余り物のサラダです♪
もうこれでもか!というくらいに大盛りの牛丼は満足する美味しさに加えて満足しすぎるほどお腹が一杯になりました♪
そして、自分で作ったおからの煮付けは、冷蔵庫の中で少し寝かせたので味がしっかりと染みていてとても美味しく仕上がっていました♪
この日の晩飯もとっても満足、満腹。これでまだまだお仕事を頑張れそうです!!
それでは、皆様。今日は9月9日、九九の日です。
9×9=81、81はハイ!気分はハイ!テンション高く!そんな感じで頑張っていきましょう!!!(^○^)/
【自称日本一! 1894種類のカップ麺を食べた男の日記です(-^〇^-) 】