鬼頭供太(72):平幹二朗
ひら・みきじろう。1933年11月21日生まれ。広島県広島市出身。1956年「俳優座」座員となり、同年「貸間探し」で初舞台。1968年からフリーに。劇団四季の「ハムレット」で主役を演じ、各界から高い評価を受ける。続く「狂気と天才」「近松心中物語」などの演技も高く評価され、日本を代表する舞台俳優の一人なった。テレビドラマでは、70年「樅の木は残った」、73年「国盗り物語」とNHK大河ドラマで2度に渡って主演。78年に蜷川幸雄演出「王者メディア」に主演。以後蜷川作品には「三文オペラ」「タンゴ・冬の終わりに」「マクベス」など精力的に出演、現在まで数多くの名演を残している。93年には、東京グローブ座でシェークスピアの全37作品に挑戦するという壮大な計画を発表。以後「マクベス」(93年)、「ハムレット」(94年)、「オセロ」(95年)、「十二夜」(95年、98年)、「リア王」(97年)、「テンペスト」(2000年)など、着実に実行している。70年に女優の佐久間良子と結婚したが、84年に離婚している。けものみちのファンには、亀頭、コウタン、ミキティと呼ばれるw。