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ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2014年選り抜きワイン感想

年末年始は体力が落ちるなぁ。1月(13本)★シャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2012　クロズリー・デ・アリズィエ★整ったシャブリ。★山梨県　登美の丘・シャルドネ2008　サントリー登美の丘ワイナリー★厚い香りと繊細な味。フランスとも闘える。2月(15本)★黒糖焼酎　奄美夢幻・30度　奄美大島酒造★ワインじゃないけど、感動するレベルの黒糖焼酎だった。★カスティヨン　シャトー・カフォル2005★2005年ヴィンテージはこの価格でもまだ底を見せない。3月(13件)★コート・デュ・ローヌ・ルージュ2010　E.ギガル★安心・安定のギガル。この手堅さとコスパは素晴らしい。★【中国地方のワインと食材の会】参加レポート【アガリス神楽坂】★　　☆2：鳥取県　甲州樽仕込み2005　北条ワイン☆ワイン会より。普通に美味い。甲州らしからぬ樽感と熟成感が好感触。4月(15件)★日本　シャトー・メルシャン・アンサンブル・藍茜2012　シャトー・メルシャン★メルシャンの定番。この時点では大絶賛だったけど、7月に飲んだら下方修正。★クレマン・ド・ロワール　モンヴェルメイユ・ブリュット・テット・ド・キュヴェNV　ラシュトー★クレマン・ド・ロワールで初めて(？)の納得ボトル。★鳥取県　甲州・樽仕込み2005　北条ワイン醸造所★ワイン会で気に入ったボトルを丸1本飲む。コスパも悪くないし、味も良い。凡百の甲州ワインのイメージを覆す秀作。5月(14本)★モルドバ　シャトー・ヴァルトゥリ・ピノノワール・ロゼ2011　シャトー・ヴァルトゥリ・ワイナリー★ワンコインちょいで綺麗なガブ飲みロゼ。★シャブリ2012　ウィリアム・フェーヴル★シャブリの教科書ワイン。6月(11本)★イタリア　ソアーヴェ・クラシコ2012　ピエロパン★高級ソアーヴェの入り口。7月(14本)★神奈川県　相模灘・豊潤辛口・無濾過瓶囲い・特別純米酒　久保田酒造★これが大発見の大当たり。2014年一番はこれかもしれない。味の瑞々しさと香りが格別。新潟とかの変な純米吟醸より明らかに上。火入れ　と　生詰めの2タイプあるが、火入れの方はイマイチだった。★オーストリア　グリューナーフェルトリーナー・トロッケン2012　アロイス・ヘレラー★グリューナーフェルトリーナーの入門酒。8月(15本中、日本酒が5本)★ドイツ　シャルツホフベルガー・リースリング・カビネット1999　トリアー・フェライニヒテ・ホスピティエン★安心と信頼の1999年ボトル。2000円ちょっとで買えたからこその高評価ってところは有ったが、良い意味での標準的モーゼルの特長が見れた。9月(13本中、日本酒が5本)該当作無し。この辺から胃の調子を悪くして、飲むペースを落とそうと心掛けた(落としたとは言ってない)10月(7本中、日本酒が3本)該当作無し。おお、通常の半分に本数が落ちてたw。11月(10本)★オーメドック・クリュ・ブルジョワ　シャトー・マレスカス2010★ボルドーの魅力炸裂！12月(12本)★【一品持ち寄り】忘年会じゃけん【まさかのイタリア被り】★　☆イタリア　インパリ2010　ヴィニェティ・ザブ☆ヴェネト州の本気を見た。来年はイタリアを少し片付けたら、ブルゴーニュに手を付けようと思ってる。そうなると金額的に週に1～2本とかになるだろうな。ブルピノを真面目に飲んでみたい。まずはミッシェル・グロやルクレール兄弟で慣らして、徐々に何か適当にボーヌの村名からニュイに移行。軽量級：1000円未満の部門。　敢闘賞★モルドバ　シャトー・ヴァルトゥリ・ピノノワール・ロゼ2011　シャトー・ヴァルトゥリ・ワイナリー★中軽量級：1500円前後以下の部門。　敢闘賞★カスティヨン　シャトー・カフォル2005★★シャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2012　クロズリー・デ・アリズィエ★　優秀賞。★オーメドック・クリュ・ブルジョワ　シャトー・マレスカス2010★★鳥取県　甲州・樽仕込み2005　北条ワイン醸造所★中量級：2500円前後以下の部門。　敢闘賞★ドイツ　シャルツホフベルガー・リースリング・カビネット1999　トリアー・フェライニヒテ・ホスピティエン★　優秀賞★シャブリ2012　ウィリアム・フェーヴル★こういうメジャーどころの入賞はどうかとも思ったが、この手堅さと安定感は目を逸らせない。重量級：5000円前後の部門★山梨県　登美の丘・シャルドネ2008　サントリー登美の丘ワイナリー★安いところなら3500円位だが、十分重量級でも通用する実力を持ってた。無差別級：上下限無し部門　敢闘賞☆イタリア　インパリ2010　ヴィニェティ・ザブ☆　優秀賞★オーメドック・クリュ・ブルジョワ　シャトー・マレスカス2010★ブルゴーニュを飲もう、週1本で、とか書いたものの、やっぱり700円～1200円位のもたくさん飲むんだろう。最近は日本酒もワインの合間にちょこちょこ飲む様になり、変化に飢えてる一方で、新しい方向に顔を向けるのをためらう気も無くはない。コストコに売ってるアメリカワインを制覇するのもいいかも・・・。一瞬色々考えてみようとしたが、結局酒に関しては今まで通りでいいかと決心。ただ、量は減らしたい。秋に病気したからね(大した事はなかったけど)。

2014/12/31

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【一品持ち寄り】忘年会じゃけん【まさかのイタリア被り】

最初は特に画像撮るつもりもなかったんだけど、思いの外ワインが並んだんで途中から記念に撮ってみた。とりあえず最初は泡物。1-2：スプマンテとランブルスコ・ビアンコ。飲んだ後だけど、ラベル写ってりゃいいよね。生ハムとフルーツ盛り合わせ、ミックスナッツ鶏唐揚げ　と　お好み焼き散らし寿司　ドイツ　フランケン　ヴュルツブルガー・リースリング・トロッケン2012　Wurzburger Riesling Trocken　ブルゲルシュピータル・ヴュルツブルグ(？)　Burgerspital Wurzburg　リースリング100％　アルコール分12.5％　輸入：不明香りはカリン、アカシア蜂蜜、ミント、オレンジ、ライム味は苦味と薄く甘味を伴う薄い酸味余韻に苦味と薄い甘味温度上昇でグレープシードオイルの香りが出て来て、酸味も伸びる感じ。トロッケンらしく甘味はかなり控え目。香りで起伏を演出しつつ、苦味感でスッキリ締め。なかなか端正な味わい。酢漬けによく合う。マリネと良い相性だった。玉ネギとセロリとスモークサーモンのビネガーマリネワラサのカルパッチョ、刻みエシャレット和え赤ワイン開ける前のとこで唐揚げの追加差し入れが有ったけど、画像撮り忘れ。　イタリア　IGTシチリア　インパリ2010　Impari　ヴィニェティ・ザブ　Vigneti Zabu　ネロダヴォラ、メルロー、シラー　割合不明　フレンチオークとアメリカンオーク樽熟成12ヶ月　瓶詰め後に瓶熟6ヶ月　アルコール分14％　輸入：稲葉　参考価格：3300円前後香りはクローブ、カカオ、革、パプリカ、カラメル、アンズ？味は渋味と薄く酸味を伴う甘味。香りからして重厚感有る印象。実際ボトルも重厚。滑らかな渋味感で基礎がガッシリ。この薄目の酸味が渋味と甘味の両方を底上げし、バランスの取れた厚みを送る。　抜栓後2時間経過しても変化無し。　気持ち、味が軽くなった気がしなくもないんだが、　元の味の密度の高さからか、美味さには大した影響は無い。オーストラリアのバロッサワインに近い。もう少しスパイス香と樽感が穏やかなら、上等なクローズ・エルミタージュに匹敵。これはすぐに飲めるし、寝かせても10年以上持つレベル。いや～これがとても美味かった。M岡さんありがとう！せっかくなので、ネロ・ダヴォラを3本飲み比べ。カンティーネ・コローシ　ネロ・ダヴォラ20132011年ヴィンテージの感想はこちら。テヌータ・ラピタラ　ネロ・ダヴォラ20122011年ヴィンテージの感想がこちら濃密さはザブのインパリが一番。重厚濃密で、ボトルからもワインからも高級感が有った。抜栓直後からのバランスと飲み易さはコローシがリード。最初にボトルが空になったのは実はコローシ。ラピタラは、まあ普通。時間経過でどんどん味わいが浅くなっていく。蟹鍋　ラングドック　カデ・ドック・カベルネソーヴィニヨン2013　バロン・フィリップ・ロートシルト　カベルネソーヴィニヨン100％　アルコール分13％ん～、まあ普通。シンプルな感想しか起きないけど、それ位無難な出来。普段の食事に合わせて気軽にガブ飲みする類の。この辺まで来ると、みんな酔いも回りきって、グラスに2口位の量でストップに。開ける予定だったアマローネは結局そのまま。13人程の参加でワイン飲んだのは自分入れて約6人だったけど、その内2人以上は最初の1杯と味見で一口飲んだだけだったから、実質4人。ほぼ4人で泡2本、白1本、赤3本+グラス1杯だから、まあ充分でしょ。で、開けなかったアマローネはもらえたので、保管して後日タイミングを計って飲もうと思う。

2014/12/29

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イタリア　キアンティ・クラシコ・ロッジャ・デル・コンテ2012　レ・キアンティジャーネ

　イタリア　トスカーナ州　DOCGキアンティ　キアンティ(キャンティ)・クラシコ・ロッジャ・デル・コンテ2012　　　Chianti Classico Loggia del Conte　レ・キアンティジャーネ　Le Chiantigiane　サンジョヴェーゼ75％以上、カナイオーロネーロ15％以下　12～15日間ステンレスタンク発酵　アルコール分12.5％　輸入：日欧商事株式会社　購入価格：1000円色は澄んだ濃い赤紫。香りはブラックベリー、革、インク、檜、レバー、カカオ、カラメル？味は渋味と酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。まあまあ良いバランス。肉厚なニュアンスの香りに、意外とあっさりした味わい。余韻は薄く、しつこさは無い。シンプルな味構成で、ワインらしい渋味と酸味に、余韻の甘味で底と枠をつくる、過不足の無い流れ。イタリアらしい、渋味よりも酸味が活かされた感じで、適度にフルーティーで飲み易い。先日のクラシコじゃない方のボトルの、明らかにワンランク上。畑が通常の格のより、さらに限定された区画の葡萄を使用してるらしい。渋味を基軸としながらも酸の方がやや目立つ点は、イタリアらしい個性だろう。この辺が好みの問題で、イマイチしっくり来ない。(ホント完全に好みの問題w)なまじ香りがしっかりしてたからか、酸味のノリと渋味のあっさり感に物足りなさが出てきた。香りは結構好きなんだが。　抜栓40分程度で渋味の出力が落ちてきた。　元々主張の強いものではなかったので、全体の美味さには影響無し。　香りのカラメル香が明確になってきて、余韻の甘味のサポートに回る。　よりイタリアらしくなってきた感じか。総合的には、飲み易さと飲み応えを両立した美味しいキアンティ。流石に厚みや奥行は値段なりの延長だが、この香りと味のバランス感はなかなか悪くない。ガブ飲み出来る、じっくりも飲めるタイプ。イタリア(トスカーナ)ワインが好きな人なら、ほぼ悪い印象は持たないはず。料理はもう普通にトマト系チーズ系、イタリアっぽいものは大体何でもOK。渋味が大人しいので、アブラはそれほど必要じゃない。酸味をある程度牽制出来て、余韻の甘味を引き立たせられる位の塩気が有ればいい。オムレツやハムステーキとかで丁度いい位の。値段以上。これで1000円なら凡百の1000円ボルドーを蹴散らせる勢い。1200円を充分狙える。渋味の強いワインは好きだけど、ちょっとカベルネ的渋味に疲れた人が、軽く避難するwのに向いてるかもしれない。★楽天検索　ンティジャーネ　クラシコ★楽天扱い2件　ハイ食材室で1360円　トスカニーで1382円楽天は1300円以上からか。納得行かないでもないんだが、ちょっと高価い気もする。ワンランク下のキアンティが800円台でも買える事を考えると、こちらのクラシコ格の方で1300円越えは必要以上に割高。通常のキアンティの+200円～+300円位で、1180円位のところが許容ラインだな。

2014/12/26

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イタリア　キアンティ・ロッジャ・デル・コンテ2011　レ・キアンティジャーネ

滅離苦離！だからって、特に良いワインを飲むわけじゃないです。　イタリア　トスカーナ州　DOCGキアンティ　キアンティ(キャンティ)・ロッジャ・デル・コンテ2011　Chianti Loggia del Conte　レ・キアンティジャーネ　Le Chiantigiane　サンジョヴェーゼ75％以上、カナイオーロネーロ15％以下　7～8日間のステンレスタンク発酵　アルコール分12.5％　輸入：日欧商事株式会社　購入価格：823円色はやや濃い赤紫。香りはアンズ、インク、革、ブラックベリー、カカオ、バラの茎？腐葉土？味は渋味と酸味を伴う苦味。余韻に薄い渋味と甘味を伴う薄い苦味。アンズっぽい香りから始まり、土っぽい香りで終わる、意外と高級感あるかも。渋味から入るが、後に続く酸味の方が目立ち、この辺がいかにもイタリアっぽい。で、この伸びる酸味は余韻の苦味でサッと切る。渋味自体は薄く、酸味と余韻で底上げし、その上で香りで全体の厚みを補強。味だけなら割とよくある安キアンティと思うが、香りが結構健闘してて個性を演出してる。ガブ飲み系イタリアワインとしては、そこそこの美味さ。味の厚みやら奥行きやらはどうしても値段なり。元々安いし、値段なりで特に腹も立たないが、アンズや革や土等の香りが有ってこその不思議高級感。香りに頼った構成には運や人を選ぶ要素を持ってる。場合に因っては、同価格のシチリア赤の方がトータルバランスでは優れてるかもしれない。総合的には上出来のキアンティ。1000円以下でここまで「それっぽい味わい」を出せたなら文句無い。1000円ボルドーのイタリア版ポジション。イタリア慣れしてる人なら、ああナルホド！ってすぐに納得出来る味。裏の日本語ラベルで、料理にはミートソースや焼肉をススメてたが、まさにそんな感じ。肉とトマトとニンニクの組み合わせの料理に一番しっくり来る雰囲気。薄焼きピッツァはもちろん、コンビーフのブルスケッタ+マスタードなんか合いそう。値段以上。これは1000円前後、香りの出方と好み次第では1180円強クラスの実力が有る。万人向けのイタリアらしい赤ワイン(キアンティ)。300ml強残しで次の日。(抜栓23時間経過)香りは革、ビーフジャーキー、ブラックベリー、カラメル？味は大差無し。う～ん、香りが大幅に弱体化。味は大差無いとはいっても、出力は香り同様弱体化。やはり香りがヘタると、抜栓直後の高級感は無くなり、価格相応のよくある平坦な安ワインに。ただ、今回アンチョビーと生ハムをツマミにしたけど、アンチョビの塩味が上手い事余韻から甘味を引き出し、薄っぺらい味に起伏を生んでくれた。平坦なりに、修正は効き易いみたい。2日目は値段相応。800円かそこらのキアンティなら大体こんなもんだと思うので、これは初日の健闘を褒めるべき。★楽天検索　キャンティジャーネ★楽天扱い約3件　796円～1069円　平均900円前後まあ、こんなもんか。800円台で買えるならそこそこお買い得。これが1000円越えてくると、アブルッツォやシチリアのワインと闘うハメになる。

2014/12/24

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フランス　ピエール・シェニエ・セダクション・ブリュットNV　ピエール・シェニエ

パイパー・エドシックみたいな色使いのラベルだなぁ、と思って衝動買い。　フランス　ロワール(？)　ピエール・シェニエ・セダクション・ブリュットNV　Pierre Chainier Seduction Brut　ピエール・シェニエ　Pierre Chainier　シュナンブラン、ユニブラン、フォルブランシュ、アイレン　割合不明　ステンレスタンク発酵　アルコール分11％　輸入：株式会社徳岡　購入価格：784円色は黄色がかった薄い金色。香りはパイナップル、レモン、粉砂糖、ミント、リンゴ、マンゴー？石灰？味は酸味を伴う苦味と甘味。余韻に薄い甘味と苦味。まあまあ綺麗。注いだ直後の泡の勢いは豪快だが、これはグラス内ですぐに収まる。香りのパイン香に引っ張られるのか、味も甘味を感じ易い。フルーティーな味で、どこかジュースっぽい。苦味感で甘味を程々に抑え、間延びを制御。苦味と炭酸でワインに張りをつくり、起伏には欠けるけどスパークリングの個性が出る。　抜栓10分程度(温度上昇)で味がだらしなくなってきた。(室温23℃、湿度38％)　甘味がヌベっと口内に拡がって、苦味も釣られてしつこい感じに。　グラスに注いでからの泡抜けも早過ぎるから、なおさら味に統制が効かなくなる。これは良くも悪くも、酒入り炭酸ジュース。ジュースっぽさが飲み易さ、取っつき易さを生んでる面は確かだが、この泡抜けの速さと変化スピードは、スパークリングワインとしては安っぽさがどうしても目立つ。もっと酸味と苦味に主張が有れば味バランスと安定感が出たと思うが、流石に贅沢言い過ぎwか。野菜系の料理にはまずまず。味に甘味を感じ易いワインなので、食材自体が淡泊で味付けもシンプルなものがいい。モッツァレラチーズで和えた茹でブロッコリーや、トマトにオリーブオイルと粉チーズをかけたサラダとか。和食系だと、野菜系の天麩羅に塩と柚子胡椒とか、酸味と苦味の補填も出来て良いかも。う～ん・・・・・値段相応？いや、ガッチリ冷やしてサッと飲めれば980円前後でも納得したか！？まぁでも、時間経過の変化と温度上昇への敏感さを考えると、やっぱり価格なりの実力だろうな。少なくとも、これで1000円以上は出したくない。

2014/12/21

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スペイン　フィンカ・ラ・ソラナ2011　ボデガス・ルソン

　スペイン　DOフミージャ　　フィンカ・ラ・ソラナ2011　Finca La Solana 　ボデガス・ルソン　Bodegas Luzon　モナストレル(ムールヴェドル)100％　アルコール分14％　輸入：株式会社ドウシシャ　購入価格：756円(980円の在庫整理特価)色はやや濃い紫。香りは革、ブラックベリー、胡椒、餡、インク、黒糖？プルーン？味は渋味と甘味を伴う苦味。余韻に苦味と酸味。　抜栓70分程で苦味を伴う渋味と薄い甘味。余韻に苦味と苦味を伴う酸味。悪くない。ローヌかラングドックのグルナッシュに近い感じ。意外と果実系の香りは薄く、革や餡にそこそこのスパイス香がメイン。味のバランスも良く、苦味の絡み方が余韻まで綺麗。軸となる渋味は大人しいが、苦味感で底上げしつつ甘味を纏わせて、独特の複雑さを演出。黒糖系の甘い香りが甘味を引き立て、濃さは感じるがソフトな味わいに仕上がってる。抜栓40分の時間経過でも変化無し。(室温20℃、湿度45％)もちろん値段なりに、味の深みや余韻の厚みは無い。一応14％のアルコール度相応の厚みは感じたが、それは全体の美味さには大きな影響は無さそう。その分、じっくりも飲めるガブ飲みワインとしては完成度が上がってる。　抜栓70分程で苦味が強くなってきた気がする。　香りには少々鉄っぽい金属的な香りが伴ってきた気はするけど大きな変化では無く、　おかげで悪い印象はそれ程ではないが、妙に味が平坦で安い方向に行きつつある。煮出し過ぎた酸っぱい紅茶みたいな変なテンプラニーリョワインよりも、もっと南フランス的な雰囲気を持ってて、ワインとして普通に美味くて分かり易い。時間経過後だといかにもな安いスペインみたいな方向に動き出すが、そこもおよそ想定内の価格であろう。スペインワインよりも、ローヌやラングドックのワインを好む人が気に入る味。料理はハンバーグとか、適当にアブラの乗った肉料理が無難。サラミやチーズでも特に問題無い。パンにオリーブオイルと醤油(または塩胡椒)とかでも充分。値段以上。これは時間経過前なら1200円以上を狙える器。「自分の慣れ親しんだ味に近かったから好印象」って部分は少なからず有ると思うが、それはそれで甘い香りと好バランスな味構成は万人向けの雰囲気を持ってる。時間経過後でも、値段なりの味と香りは保ててる。★楽天検索　フィンカ　ソラナ★楽天扱い約3件　800円～1188円　平均900円前後1000円以下なら十分な実力。ラングドックの変な安シラーワインよりも信用出来る。

2014/12/19

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ジャパニーズ・ウイスキー　ホワイトオーク・あかし　江井ヶ嶋酒造

　兵庫県　明石市　ホワイトオーク・あかし　White Ork AKASHI　江井ヶ嶋酒造株式会社　Eigashima Shuzou KabushikiGaisha　http://www.ei-sake.jp/　英国産モルト、グレーン　熟成年数不明(5年未満？)　アルコール分40％　購入価格：1008円(500ml)香りは檜、アーモンド、バニラ、炭、鉄？ウッディな要素が目立つが、まぁまぁ標準的なウィスキー香。　【ストレート】ん～、えらく無機的な味だな。でも後からゆっくりと甘味と苦味が追ってきて、軽さの中にも厚みを演出。スコッチに準ずる味。　【ロック】燻製や潮っぽい香りが出易くなった。冷えて味が締まったのか【ストレート】時の軽さの中に張りが生まれ、飲み応えが出てきた。香りの影響か、味に塩っぽい感覚も出てきて、単なる安スコッチって感覚でもなくなってくる。　【水割り】　　・酒1：水0.1一気に香りが拡がり易くなった。【ストレート】時よりも塩気が強めに感じ易くなり、余韻の甘味もそれなりに強調される感じに。　　・酒1：水1ちょっと香りが荒れてきたな。甘い要素が抜けて炭や鉄の要素が強まってきた。でも味は当初の軽やかさが上手く強調されて、飲み易さが上がった。甘味もサラっとした雰囲気で、むしろ余韻の苦味が置いてけぼりかも。　　・酒1：水3～4ここまでくると結構普通のウィスキー水割りの香り。味は【水割り(酒1：水1)】と大差は無いかもしれないが、甘味の軽やかさはさらに上昇。オススメは【ロック】か【水割り】。【ストレート】も悪くなかったが、同価格帯のスコッチとの大きな違いは感じられなかった。それはそれで良い出来という事だろうが、コスパ考えると違いが無い事が逆に手を取る理由が薄くなってしまう。その点【ロック】にはなかなか個性が見られた。香りが少々鼻に付く点は有ったものの、味は良好。この潮っぽい香りもアイラモルトに心得が有ればカワイイもので、言う程うるさいレベルでもない、個性と変化の範囲内。むしろピート香が苦手な人でも受け入れ易いトコじゃなかろうか！？　ほぼ "慣れ" の問題。値段相応。相応だが出来は良く、スコッチと何ら引けを取らない味わい。500mlで約1000円なので、700ml換算で約1400円。1000円以下のスコッチよりは上、1800円以上のスコッチよりは下、絶妙な隙間を見事に埋めてるw真っ直ぐなウィスキー。★楽天検索　あかし　ホワイト★楽天扱い約14件　961円～1296円　平均1000円前後ほぼ同価格帯なら、味の粗い「ニッカ・オールモルト」とかよりも上出来。100円200円の違いなら、この「ホワイトオークあかし」を選べる。

2014/12/17

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佐賀県　万齢・生詰原酒・ひやおろし　小松酒造

　佐賀県　唐津市　万齢・生詰原酒・ひやおろし　Manrei NamatsumeGenshu HiyaOroshi　小松酒造株式会社　Komatsu Shuzou KabushikiGaisha　山田錦100％(精米歩合65％)　2014年10月瓶詰め　日本酒度 +3　アルコール分 17　購入価格：1274円(720ml)香りは蒸し米、水飴、メロン、梨？精米歩合の割には果実香が出てくる。純米表記は無いが、未検定の山田錦を使用したので純米を名乗れなくなっただけで、実際は純米酒。甘味は大人しく、余韻にジワリと苦味が拡がる。どちらもうるさいものではなく、落ち着いた味。ひやおろしならではの重みを伴った甘味感も。余韻の苦味と共に酸味もちょいちょい出て、ほどほどに複雑な感じ。バランスは良く、飲み応えもそれなりに。う～ん、美味しいけど・・・普通！？口当たりからの甘味と重みは原酒による勢いが担ってる部分は有る。ひやおろしの良くも悪くも半端な熟成感が、原酒の勢いに押され気味。でもまぁ、この辺は好みの問題かな。これはひやおろしにせず、新酒状態で飲んだ方がもっと自分好みの味だった気がする。味自体は落ち着いてて悪くないが、原酒のノリに付いていけないのか原酒要素が重荷になってるのか、長所がブレ易く(長所を喰い合ってるのか)、素直に美味さを受け取り辛い。生酒の瑞々しさと、ひやおろしの落ち着きとがぶつかってる気がする。今回、ブリの切り身の塩焼きをツマミにしたが、塩や醤油との相性は問題無し。多少油っこい料理の方が酒の重さとの釣り合いを取れたのか、上手く合わせられる。野菜系や酢の物が相手だと、ツマミが酒に着いていけなくなると思う。これはこれで、値段相応。日本酒としてはまずまずの美味さ。山田錦の純米・生原酒という点でも、ほぼ1200円台を達成。ひやおろし要素をおまけに乗せて、1300円弱なら十分な出来。★楽天検索　万齢　ひやおろし★楽天では　いとう酒店のみ　4合瓶1296円　1升瓶2592円　双方売り切れ中ぶっちゃけ普通。気が向いたらどうぞ、のレベル。

2014/12/14

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新潟県　越後雪季・メルロー2012　アグリコア越後ワイナリー

もらいもの　新潟県　魚沼市　越後雪季・メルロー2012　EchigoSekki Merlot　株式会社アグリコア越後ワイナリー　Agricore Echigo Winery　メルロー100％　通年5℃の雪中貯蔵　アルコール分12％　参考価格：873円(375ml)色はやや澄んだ赤紫。香りはインク、ブラックベリー、革、カラメル？アンズ？味は薄い渋味と苦味を伴う酸味。余韻に渋味と苦味。香りはまずまず正統派メルロー。味は薄め。良く言えば繊細。クリアーな味わいだが、ちょっと余韻の苦味がうるさいかな。香りのおかげか、薄い渋味でもそれなりに味構成がしっかり組めてる。渋味感は有り、コーヒーのニュアンスもほんのり。重厚感には欠けるが、その辺は飲み易さの内。香りの果実要素やカラメル感で甘味が弱い点はサポートしてたが、メルローワインに求める様な存在感は流石に頼りない。飲み易さの内とはいえ、飲み口の軽さには物足りなさもあるかも。ガブ飲みワインの一種としては、それはそれで悪くもないんだが。香りは意外と(？)しっかりしてた。味の勢いは乏しかったものの、日本ワインの繊細さの内と思えば、まあこんなもんかと納得は出来る。60分以上の時間経過(室温21℃、湿度40％)でも変化は無く、安定感は確か。薄い渋味に合わせる前提の、ほどほどにアブラのノッた肉料理にイイ感じ。チキンハンバーグとか、脂が強過ぎず、食材自体もやや淡泊な料理に向いてる。味噌や醤油を用いれば、サバやサンマの煮魚にも良い相性と思う。正直・・・、値段以下。フルボトル(750ml)で1600円オーバーだし、その域には達してない。あともう一押しが足りてない1000円(1180円程度)ボルドーの印象。★楽天検索　越後雪季★楽天扱い2件　長田屋で1637円　ワイン紀行で1646円　ハーフボトルは長田屋で869円土産用のワインとしてはまずまずのクオリティだと思うけど、自分で通販でわざわざ買って飲む程の美味さではないな。同じ価格なら、山梨や長野のワインの方がもっと高級な印象を持てる気がする。

2014/12/10

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麦焼酎　小城・シェリー樽貯蔵　天山酒造

　佐賀県　小城市　小城・シェリー樽貯蔵　Ogi SherryTaru Chozou　天山酒造株式会社　Tenzan Shuzou KabushikiGaisha　大佐賀県産麦、佐賀県産米麹　シェリー樽熟成　アルコール分 25度　購入価格：1244円(720ml)香りはシンナー、蜂蜜、バナナ？レモンの皮？まあまあ甘い感じの香り。　【ストレート】ほんのり甘い、安めのスコッチの様な雰囲気と口当たり。甘味の後から緩い苦味が追ってくる、ソフトなアタック。悪くないが、樽熟麦焼酎としては標準的。　【ロック】香りの出方は弱くなったか！？冷えた事に因る甘味の締まり方が綺麗にキマり、上品な雰囲気。苦味は氷の冷感で押し切れば、掻き消せる。　【水割り】　　・酒1：水0.1【ストレート】よりも香りは出易くなったが、出方が粗くなった感じ。でも甘味感はクリアーなイメージになり、飲み易さは増した。向上はしたが、そんなに大きな変化でもないな。　　・酒1：水1味も香りも順当に薄れていってる。薄いなりの飲み易さは有るけど、割と普通の麦焼酎水割りに。甘味の後の苦味感はほぼ無くなったかも。　　・酒1：水3～4あー、もうただの焼酎水割り。ガブ飲みしたいのでもなければ、やる意味は無し。焼酎が苦手な人が、それでも飲まなきゃいけない時に仕方なくやるのならまぁ・・・。オススメは【ロック】で。【水割り】は趣味だな。もしやるなら【酒1：水1】のトゥワイスアップで。【水割り】以上に趣味のオーラが強かったのは【ストレート】。全体的には、良くも悪くも普通。焼酎としては万人向けの大人しい雰囲気だが、シェリー樽貯蔵ならではか、香りと甘味の出方には個性も見えた。【ストレート】はスペイサイド系の安スコッチが好きな人なら納得いくであろう味わい。タグに【ロック】か【ストレート】で飲むのをススメられてたので、何も嘘は無かった。作り手の思った通りの出来に仕上がってた、という事だろう。値段相応。樽熟麦焼酎としては、およそ標準的なポジション。「シェリー樽貯蔵」っていう点に興味が引かれれば、それなりに美味しく飲めそう。

2014/12/05

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イタリア　カステッラノーヴォ・ヴィノ・スプマンテ・ブリュットNV　チェヴィコ社

　イタリア　エミリア・ロマーナ州　　IGTトレビアーノ(トレッビアーノ)・ルビコーネ　IGT trebbiano rubicone　カステッラノーヴォ・ヴィノ・スプマンテ・ブリュットNV　　　Castellanovo Vino Spumante Brut　チェヴィコ社　Gruppo Cevico　トレビアーノ主体　詳細不詳　アルコール分11％　輸入：株式会社徳岡　購入価格：690円色は黄緑がかった薄い黄色。香りはレモン、氷砂糖、バニラ、ピーナッツ？味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄く甘味を伴う酸味。思ってたよりも良い出方の香り。必要最低限の幅と出力だが、柑橘要素をメインに甘い雰囲気を纏わせる、押さえるトコを押さえた内容。味もほんのり塩っぽい苦味基調で、ややドライな酸味がすぐに追う分かり易い流れ。ソフトな口当たりとシンプルな構成で非常に飲み易く、そして分かり易い。香りのバニラ要素が余韻の甘味感を引っ張り出し、シンプルな流れの中にも起伏が生まれる。この価格の割には、なかなかバランスの取れた綺麗で端正な味。　抜栓40分程度(ほぼ温度上昇)で苦味の感覚が口内に残り易くなった。(室温24℃、湿度55％)　炭酸の出力も弱ってきたのもその一因。(ただ、瓶内では結構保ってる)　元々主張の強い苦味でもないし、大した変化でもないか。　ガッチリ冷やして素早く飲む分には無視していい短所。時間経過後も香りは結構生き残ってるし、これはこれで気になる程の崩れ方ではない。安泡に必要なものは(最低限ではあるが)全部揃ってる感じで、飲んでて不満が出そうで実はあまり出ない。酸と苦味を軸に甘い香りを味方に付けて、価格を越えた雰囲気と勢いを感じられるスプマンテ。決して強くないワインの苦味感を牽制出来る程度の、甘味と塩味を両立出来る料理が理想的。イタリア系なら、カプレーゼやブルスケッタに合わせるのに最適。生ハムもいいな。なんならクロワッサン単体でも問題無くイケる。値段以上。900円台の出来の良いスペイン・カヴァと同等以上。最初の乾杯用、お手軽アンティパストには充分な活躍を期待出来る。

2014/12/04

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スペイン　ラ・タパ・ヴィノ・ティント2013　ブラックボード・ワインズ

　スペイン　ムルシア州　DOフミーリャ(フミージャ)　ラ・タパ・ヴィノ・ティント2013　La Tapa Vino Tinto　ブラックボード・ワインズ　Blackboard Wines　モナストレル50％　ボバル30％　シラー20％　樽熟成　アルコール分13％　輸入：ドウシシャ株式会社　購入価格：540円色はやや澄んだ濃い紫。香りはインク、革、ブラックベリー、鉛筆、カカオ、胡椒？味は渋味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。ん～、まあまあか。香りはしっかりしてて重厚感を思わせるが、味は結構サラっとしてて飲み易い。余韻もあっさりで、ガブ飲み系の雰囲気。白の方も香り重視のつくりだったが、赤もおよそ同様の傾向。渋味も有るけど強いものではなく、インクや革の香りで引っ張る流れ。渋味が程々で、酸は弱いので厚みには決定的に欠ける。ガブ飲みワインと割り切るならそれで何も悪い事は無いが、普通以上の感想は起きない。香りはそこそこイイ線行ってるが、味は割と普通。何となく、箱ワインの味に近い気がする。飲み易さは確かで、食中のグラスワインにならそれなりに活躍を期待出来る。ラベルの描かれてるのは生ハムの原木だろうけど、生ハムには合いそうで合わないと思う。まだチーズやハンバーグの方が合う。これはこれで、値段以上。800円前後クラスを狙える。2リットルで1500円程度レベルの箱ワインの味に似てる。★楽天検索　ラ　タパ★楽天扱い約5件　861円～1058円　平均960円前後540円なら称賛するが、1000円超えると短所が鼻に突いてくるな。4980円6本で送料無料セットの中の1本って感じ。

2014/12/02

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スペイン　ラ・タパ・ヴィノ・ブランコ2013　ブラックボード・ワインズ

　スペイン　ムルシア州　DOフミーリャ(フミージャ)　ラ・タパ・ヴィノ・ブランコ2013　La Tapa Vino Blanco　ブラックボード・ワインズ　Blackboard Wines　マカベオ60％　ヴィオニエ20％　モスカテル20％　アルコール分12％　輸入：ドウシシャ株式会社　購入価格：540円色は薄い黄色。香りはレモン、ライチ、洋梨、リンゴ、ライムの皮、メロンの皮、ペパーミント？シンナー？味は酸味と苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。香りは結構頑張ってる。味がちょっと薄いというか、平坦。でも余韻もあっさりで、ガブ飲み向け。柑橘を前面に置き、中盤から後半にかけてニューワールドのリースリングやゲヴェルツ的甘い香りで甘味の底上げ。味だけなら、いかにも安スペインといった水っぽい感覚だが、香りの質のおかげで意外と(？)形になってる。味も香りもセパージュに嘘が無い。味はどうしても薄く、飽き易い。香りが上手い事出てくれなければ、水代わりのガブ飲みワインにしかならない。「乾いた味」って言うんだろうか？大基の果実感が乏しい。総合的には、比較的良い出来の"ガブ飲みワイン" 。イタリアのソアーヴェ並みに薄い味だが、ソアーヴェ程薄い事に価値が有る味わいではない。香りを楽しめないと、ただの安ワインで終わる。味は価格なりに安いが、香りで一気に底上げし個性を発揮。コップに氷入れて注いで飲んでも悪くない。料理は鶏肉関係か野菜の揚げ物に向く。シンプルな味のワインなので、味付けも塩でシンプルに。繊細な味の料理には思ったより向かず、ワインがツマミの味を平らにしちゃうっぽい。素朴な味の食材に油の重みを伴わせた(包んだ)様な料理がいいな。シーフードとは合いそうで合わないかも。これはこれで値段以上。880円と言われても納得。もし香りが無ければ500円以下。最大限美味くいっても、980円は超えないね。★楽天検索　ラ　タパ★楽天扱い2件　ECHIGOYAで1007円　お手軽ワイン館で1058円1000円越えちゃうとなー。せめて800円前後なら分からんでもないけど、1000円台以上は厳しい。

2014/12/01

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