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カテゴリ:コート・デュ・ローヌ
コート・デュ・ローヌ ジェンティルオム(ジェンティロオム)・ブラン2008 Gentilhomme Blanc アントワーヌ・オジェ社 Antoine Ogier クレレット、ユニブラン、ブールブーラン、グルナッシュブラン 割合不明 アルコール度13% 輸入:重松貿易株式会社 購入価格:780円 色は薄い黄色。 香りはレモン、グレープフルーツの皮、ガムシロップ? 味は酸味と苦味。余韻に軽い苦味と薄い甘味。 以前飲んだローヌの白版だが、普通だな。 とりあえず酸味基調のスッキリ系。時には甲州にも近い印象。 香りも薄く、シンプルで特徴は弱いが、その分良くも悪くも味の動きには関与しない。 軽薄な味わいに柑橘系の香りを乗せる、分かり易い白ワイン。 苦味の感覚が軽薄なりに厚みを形作り、ボディーはもう少し補填される。 万人向けで料理も選ばず、食中のテーブルワインとしては問題無い。 ローヌの白に慣れてないからだろうけど、特徴が弱くて、人によっては飲んでてちょっと退屈かも。 テーブルワインとしてはそれで何も悪い事は無いが、同価格帯のチリ白と比べると物足りない点も多い。 ローヌ白特有の独特の苦味感に面白さを感じなければ、それほどの魅力は無いかもしれない。 抜栓40分程(多分温度上昇)で、苦味の感覚が良い意味で膨らみ、 ややスモーキーな印象が出てくる。 こうなると初めて特徴と面白さが出てきて、ローヌならではの魅力と呼べるものが生まれてきた。 すぐに飲まずに温度をジワジワと上げてから飲んだ方が美味しく飲める。 総合的には万人向けの飲み易い白ワイン。 良くも悪くも特徴は薄く、水っぽいワインにも感じられる。 しかし温度上昇で苦味の感覚が進化し、軽薄な味に圧力が伴ってくるとなかなか見所が出てくる。 値段相応。 普段の食中テーブル白ワインとしては何も悪くない。 冷え過ぎてると本領を発揮できないので、やや高目の温度まで上げてから飲むべし。 何となく“ローヌの白ワイン”が飲んでみたい人にはそこそこオススメ。 ★楽天検索 ジェンティルオム 白★ 楽天扱い約2件 DAIKENで980円 花房酒販で1029円 1000円を切れるんなら、サンコム・リトルジェームスとも闘えそうな気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 01:40:37 AM
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