|
カテゴリ:南西地方
南西地方 ベルジュラック シャトー・デ・ジラレ・ブラン2010 Chateau des Illarets Blanc リシャール・エ・クリスティーヌ・ラコンブ Richard et Christine Lacombe セミヨン60% ソーヴィニヨンブラン40% アルコール分12% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:704円 色は薄い黄色。 香りはレモン、グレープフルーツ、石灰、砂糖水、ミント、シトラス?ドクダミ? 味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄く甘味を伴う酸味。 ああ、なるほど。 ボルドーに近い土地と言うだけあって、ボルドーの白に非常によく似てる。 柑橘にちょっとハーブ、苦味と酸味で構成する、正統派のボルドー系(ソーヴィニヨンブラン系)白ワイン。 比率としてはセミヨンの方が多いらしいが、その辺は微々たる差。 苦味と酸味がしっかり主張し、骨格を作り上げる。 余韻の苦味と甘味の出方は蜂蜜的で、この辺がセミヨンの雰囲気。 ロワールのソーブラよりも青臭さが大人しく、酸はボルドーよりも前に出易い。 60分以上の時間経過(気温24℃、湿度60%)でも変化は無く、安定。 価格を考えれば悪い事は無いが、味わいは一面的。 ミネラル感と呼べる程の苦味の張りでもないし、酸も浅い。 水っぽい、まではいかないのが救いであり底力。 これは半端なボルドー白よりも、ボルドー白ワイン的。 スッキリ系の白ワインとしては、まぁまぁ よくある部類。 ボルドーより酸のトーンや起ち方がハッキリしており、その点は万人向けな分かり易さが有った。 ロワール、ボルドー、シュッドウェスト と 北→南の流れで住み分けが明確な様で面白いなw。 料理は野菜系に合うと思うが、香りを考えれば そこに注視する必要は無いと思う。 生ハム、魚肉系テリーヌといった、塩系の味と相性良い。 安めのシャブリの感覚に合わせるのが正解。 値段以上。 これで704円なら立派。 880~980円位のロワール白 や ボルドー白と充分に闘える。
標準的な価格設定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/06/25 11:37:35 AM
コメント(0) | コメントを書く
[南西地方] カテゴリの最新記事
|