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2014/04/28
カテゴリ：日本産ワイン
  山梨県 甲州市 古代甲州2013 KodaiKoshu 大和葡萄酒株式会社 Yamato Budoushu KabusikiGaisha 萩原保樹(醸造) Hagihara Yasuki 山梨県産甲州(樹齢130年の甲州葡萄「甲龍」から枝分け)100％ アルコール分12％ 購入価格・1288円(720ml) 色は薄い金色。 香りはパイナップル、梨、シロップ、ミカンの皮、塩水、、キンモクセイ、バニラ？蜂蜜？ 味は薄い苦味と薄く酸味を伴う甘味。余韻に薄い苦味と甘味。 結構普通。 フルーティーな香りで甘い雰囲気が有る。 薄味だが突出や間延びは無く、バランスは取れてて、穏やかな味わい。 ニューワールド系のヴィオニエか、アルゼンチンのトロンテスに近い印象。 酸や甘味は決して強くないが、香りの南国果実要素が目立ってて、意外と甘味が強調される。 穏やかさの中にも、各所に特徴が演出されてる。 まあ、甲州ワインを飲み慣れてない人は、薄くて水っぽいだけのワインと思いそう。 味のバランスは悪くなく なまじ香りにフルーティーさが有るから、逆に半端な印象を抱くかもしれない。 苦味の張りも やや無機的(ミネラリーって意味でなくて)で、余韻もヌベっとだらしない。 総合的には、割と標準的な甲州ワイン。ガブ飲み系って程 単純でもないけど。 標準と言うなりに、やはり味と香りのバランス感に関しては、納得いくモノを持ってる。 ただ、これを飲んで納得いくのは、そこそこでも甲州ワインの経験が有る人に限られるだろうね。 和食との相性は何も問題無し。 脂の乗った刺身でもなければ、ワインの穏やかな味 と 料理の繊細な味とが上手く噛み合うと思う。 大穴として、チーズタルトとか合いそう。生地の塩気とクリームチーズの甘味で酸を補強する流れで。 値段相応。 相応だが「よくある甲州ワイン」の範囲内でなら、まずまずの出来。 出来は良いんだけど、「普通」以上の感想は持ち辛い。 以前メジャーどころの甲州ワインをいくつか飲んだ時、味ならサントリーだが、香りならメルシャンを、コスパ重視ならマンズワインでもOK、と判断したが、このワインは同価格帯であるサントリーとメルシャンの中間を通ってる感じ。 良く言えば万人向けの、「素朴」(否定的意味を伴わない、地味とは別の派手の反対語)な味。 「素朴」さ故にパンチは弱い。 ★楽天検索 古代甲州★ 楽天扱い約16件 1526円～1663円 平均1600円前後 気が向いたらどうぞのレベルだな。 「甲州ワイン」が飲みたい人なら良い(面白い)が、「白ワイン」が飲みたい人には あまりオススメはしない。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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