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カテゴリ:南アフリカ
南アフリカ WO ロバートソン ファイブス・リザーヴ・ピノタージュ2013 Five's Reserve Pinotage ファン・ローファラン Van Loveren ピノタージュ100% フレンチオーク樽熟成8ヶ月 アルコール分14% 輸入:コストコ・ホールセール・ジャパン株式会社 購入価格:579円 色は澄んだ紫。 香りは土、インク、泥、ピーマン、中濃ソース、トマトケチャップ?オレンジの皮? 開栓15分でカカオ、ブラックベリー、塩レモン、トマトピューレ、インク、土? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に薄い渋味と苦味。 何か、汚い香りだな。 ピノタージュの親のサンソーの悪い部分が目立ってる感じw。(よーわからんが) 味は程々に渋味が効いていて、酸味がちょろちょろ顔を出す。 香りとも相まって、苦味の要素が不自然に出易い。 渋味の軸が真っ直ぐ通ってるから、多少の苦味感の揺らぎは誤差と受け取れるけど、どうも構成が荒っぽい。 チリの、ちょっと出来の良い安メルローワインに近い。 開栓15分程で、香りの粗さと汚さは解消出来てきた。 土っぽさが後退し、苦味を連想する要素に偏るものの、香りの出方が整ってきた感じ。 味に勢いが無い分だけ、香りが結構印象を動かすね。 値段なりと言えば値段なりだが、味の伸びや出力、香りの質は安っぽい。 土っぽい香りで渋味しっかりってのはピノタージュの特徴だろうけど、このワインは「土」というより「泥臭さ」が強い。 価格の割には 味はそれなりに頑張ってる方だとは思うが、そこは流石に壁が有った。 時間経過後はシラー、サンソー、カリニャンごちゃ混ぜ系ラングドックの奴に近い。 ピザとか挽肉のトマト煮込み&粉チーズとか、トマト系の味付けにチーズが絡んだ物が一番しっくりくる。 料理でワインの苦味さえ抑えられれば、意外と汎用性の有るワインかも。 アブラの甘味で苦味を牽制しつつ、渋味を活かす流れを作れれば理想。 牛丼の具に粉チーズかけたり、フライドチキンなんかもいいかもしれない。 値段相応。 時間経過後は動きが700円位のラングドックと同等なものを感じなくはないが、完成度はまだそこまでではない。 500円のフランスよりは上。600円のチリよりは上。700円のフランスに近いが、その手前で動きが止まる。 そう考えれば上出来な方だが、価格以外の魅力には欠ける。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/07/24 03:28:34 AM
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