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カテゴリ:日本酒
2014年8月製造(瓶詰?)だからほぼ新酒だな。 奈良県 葛城市 山風香・風香・純米吟醸 Sanpuka Fuka JunmaiGinjou 梅乃宿酒造株式会社 UmenoyadoShuzou KabushikiGaisha 備前雄町100%(精米歩合60%) 2014年8月製造 日本酒度 +3.7 酸度 1.5 アミノ酸度 0.9 アルコール分 16 購入価格:1404円 香りはメロン、バニラ、クリーム、リンゴ? フルーティーだが、厚みを感じさせる、やや濃厚な香り。 軽やかな甘味を出しつつ、余韻の苦味で厚みと重みを演出。 軽さと重さの両立という点では雄町米の特徴が出てるか・・。 この甘味の存在感と苦味の伸びは、なかなかに印象的。 でも、思った程 旨味の勢いや押しって無いもんだね。 雄町のパワーを活かし切れてないというか、飲んでて物足りなさを感じる。 余韻の苦味感に支えられるに足る甘味が伸びてこない。 口当たりの最初の甘味が、飲み手を繋ぐ全てになってる。 基本的に甘味の出方は綺麗な部類で香りも良く、苦味もしつこいモノではない。 万人向けの酒ではあるが、良くも悪くも味構成にシンプルな傾向が目立つのが気になった。 これは自分の好みの問題も少なからず有ると思うが、香りも甘味も勢いに欠け、余韻の苦味も持て余してる。 雄町米の個性に自分が不慣れなだけかな!? あっさりした塩味の炒め物とかに向いてる感じ。 酒の苦味感の伸びを邪魔せず、むしろ利用出来る様な味の料理が最適。 ゴーヤーチャンプルーとか野菜天麩羅を塩でとか、火を使わないのならトマト多めのカプレーゼ等。 肉や魚は避けたうえで、塩と油がカギだな。 一応、値段相応。 相応だが、「雄町米」の「純米吟醸」っていう、ちょっとしたレア感にプレミア。 1280円位なら納得したが、個人的な好みも含めて言えば、1400円オーバーは微妙に割高感。 300ml強残しで冷蔵庫保管し、次の日。(抜栓20時間経過) 香りは弱くなったが、元々強くなかったので、大きな影響無し。 味は初日より甘味が0.5ランク後退、苦味が1ランク後退。 味の弱体化のおかげか、意外と(?)バランスは向上したかも。 甘味以外に酸味がちょこちょこ顔を出す余地が出てきたみたいで、飲んでて納得いく。 悪く言えば普通っぽい感じに傾いたのだが、変に背伸びした酒から早々と在るべき場所に納まった感じに。 2日目も値段相応。 だが味は弱ったはずなのに、それでバランスが取れてきたおかげか、初日と比べると割高な雰囲気はしなくなったね。 自分が酒に合わせたのか、酒の方が自分に合わせてwくれたのかは分からんが、初日に気になった部分が解消されてた。 ★楽天検索 風香 純米吟醸★ 楽天扱い約7件 4合瓶で1404円 1升瓶は2808円 備前雄町の日本酒を飲みたい人にはいいのかもしれない。 山田錦系の甘味や香りにうるささを感じる人には、向いてる味構成だったかも。 やっぱり好みの問題なんかな~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/08/21 03:51:20 AM
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