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2014/09/16
カテゴリ：日本酒
 杜氏がイギリス人 京都 京丹後市 玉川・山廃純米・無濾過・生原酒 Tamagawa YamahaiJunmai Muroka NamaGenshu 木下酒造有限会社 kinosita Shuzou YuugenGaisha フィリップ・ハーパー(杜氏） 北錦100％(精米歩合66％) 蔵酵母使用 2014年7月製造 日本酒度 不明 酸度 不明 アルコール度 20～21 購入価格：1338円(720ml) 香りは梨、焼酎、カフェオレ、ラード？ 粘性と比重の重そうな液の流れに、いかにもアルコール度高そうな香り。 コーヒーっぽい香りも有って、やや独特なものも感じる。 どっしり重い飲み口と、パワフルに流れる喉越し。 余韻の 薄めたカボスの様な伸びる酸味がさらに重さを演出。 甘味はコレ、米の甘味と言うより焼酎(アルコール)的な甘味感。 なかなかに濃厚で、ヘヴィーな酒だな。 無濾過生原酒に さらに山廃要素が加わり、重みと伸びがガッツリ乗ってくる。 アルコール感が伸びと重みだけでなく、甘味を引き出す役割も担い、大きな飲み応えを生み出してる。 香りがちょっと弱々しいのが惜しい。 でもこの味の強さを思うと、生半可な香り出力では全然足りないと思うので、悪くも言えない。 長所とぶつかる点だが、味も重過ぎて飲み疲れし易い。 長所と短所が同じ。ここが人を選ぶ要素。 味重視の飲み手なら、これはハマる人が出ると思う。 ズッシリ重い口当たり、甘味と苦味が適度に絡んだ味わいと、酸の乗った余韻。 蔵付酵母で山廃仕込みだから、作り手のコントロール出来る部分は決して多くないはず。 これは個性が全面に出てる酒。じっくり飲むべき酒。 ちょっと味の濃いものが向いてる。 繊細な味の物は酒に重さの潰されると思う。 多少味が大人しいものの場合、アブラの絡んだ料理がオススメ。(天麩羅や肉野菜炒め等) 値段相応。 米焼酎に近い様な、重めの日本酒が好きな人ならきっと気に入る。 似た様な雰囲気の酒なら、最近飲んだ不動・吊るししぼり・純米吟醸・無濾過生原酒が有るが、あれよりももっと「日本酒」してる。 香りは弱いものの、味がパワー方向に突き抜けており、こっちの方がずっと分かり易くて好感触。 ★楽天検索 玉川 山廃 純米 無濾過★ 楽天扱い約5件 四合瓶1337円～1441円 一升瓶2674円から 製造年や製法によって多少多少価格がバラつくものの、およそ想定内の標準価格。 重い日本酒が苦手な人は買ってはいけない。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2014/09/17 03:58:17 AM
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