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カテゴリ:日本酒
茨城県 石岡市 筑波・特別純米 Tsukuba TokubetsuJunmai 石岡酒造株式会社 Ishioka Shuzou KabushikiGaisha 酒母・麹米:山田錦、雄町 掛米:五百万石、美山錦 (精米歩合58%) 2014年6月製造 日本酒度 +2 酸度 1.5 アミノ酸度 1.7 アルコール度 15 購入価格:1455円(720ml) 香りは蒸し米、焼酎、柚子?寿司酢? 蒸し米以外の要素はかなり弱い。 ・・・・う~ん・・・。 香りは弱いし、味も必要以上に重い感じ。 複雑っていうのではなくて、中身がハッキリしない。 甘味自体は明確で雑な感じはせず、これはこれで決して不味くはない。 重さ故の飲み応えも有る。 その飲み応えが 思ったより鈍い動きなだけで、味の流れが重さに付いて行けてないだけ!? 良く言えば 全体では澄んだ味なんだが、悪く言えば 似た様な要素が必要以上に重なってる様な印象。 クリアーな甘味にしか特徴が無くて、単純でしつこい、「それっぽい味」がするだけで終わっちゃう。 酸や旨味感が弱いので、やたらと流れが単純な味構成に感じる。 単純に終わると言うより、澄んだ甘味を出しつつ重厚な味わいというのを体現するには、足りない要素が多かったのかな?って思う。 今回やってないが、ぬる燗とかにすれば、この重さと甘味をいくらか活かせそうな感じはした。 甘味に膨らみを持たせつつ、重みを緩和する方向で。 意外と(?)料理には汎用性を見せる。 酒のやや強めの甘味に対応出来るだけの濃い味付けなら大体大丈夫。 天麩羅や唐揚げ等の油の絡んだ揚げ物、焼き物は酒の重さを受け切れるだろうが、 刺身などのナマ物、漬け物系の場合は、潰されはしなくとも、モノによっては味の流れが噛み合わないかも。 あえて値段以下。 1200円位なら分かるが、1400円台ってのは如何なものか!? 実力が無いわけじゃない、が貫目不足。 3合程度残しで冷蔵庫保管し次の日(開栓23時間弱経過) 香りが少し強まった? 内容的には大きな違いは無さそうだが。 ん~?、初日の甘味のクリアー感がショボくなってるな。 でもそのおかげか、甘味に隠れてた様な旨味感が見え始めてきたかも。 微々たる変化だが、初日よりは単純さが解消に向かった感じ。 ☆ぬる燗~熱燗にしてみた☆ 作りたての綿飴の様な香りに。味は・・・・・普通だな。 口通り、喉越しは予想通り軽くなったが、甘味の膨らみは予想以上に重く。 これなら冷えた状態で、澄んだ甘味を素直に楽しんでた方がこの酒の良さが見えたな。 これは特にやらんでもいい。 一応、二日目で変化は見えた。 やはりこの酒はクリアーな甘味がメイン。 初日はチビチビ飲んで、2日目はキリっと冷やしてサッと飲む、燗酒には向いてそうで向いてない。 2日目も値段以下。 1200円台なら良かったが、やはり1400円台では貫目不足。
まあ箱付きだったし、贈答用だな。 ある程度の美味さ と ちょっとした高級感、一目で「茨城の酒」と分かり易い様な名前とラベル。 味自体は結構普通。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/09/25 04:06:52 AM
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