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カテゴリ:ラングドック:1000円未満
ダイソー100円ワインシリーズ第6弾 ダイソー100円ワイン中、最も評価の高いと言われるシラーを最後に持ってきた。 ラングドック ル・ボン・レパ(ルパ)・シラー2011 Le Bon Repas Syrah 作り手不明 (Eleve et mis en Bouteille pour SDV par EMB 33056D と記載) シラー100% アルコール分13% 輸入:三菱食品株式会社 購入価格:108円(250ml) 色は濃い紫。 香りはプルーン、プラム、胡椒、レバー、クローヴ、赤唐辛子、香酢?八角? 味は渋味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に苦味と渋味。 なるほど、濃い色調と肉厚な雰囲気の香り。 しっかりと渋味を出し、その波を余韻まで保つ。 評判の良い理由はよく理解出来た。 スパイシーな香りも有り、品種の特徴は申し分無し。 渋味の軸がハッキリしており、南フランスのシラーとしては、下手すりゃ変なローヌワインよりも上を言ってるかも。 トータルバランスに全力を出しており、起伏はやや単調。 だが、そこは渋味の出力で押し通り、黒果実とクローヴの香りで膨らみを持たせ、カバーに成功。 正直、これは素直に感心した。 このダイソー100円シリーズの欠点は巧いワインの何かをいくつかを削る事でコストを下げてる様に感じたが、シラーだけ例外的に「味の勢い」も「バランス」も「余韻の伸び」も「不足分補填の流れ」も全部備えてる。 何故かシラーだけがこの飛び抜けた資質w。 シリーズ最強の呼び声は伊達じゃない。 料理は中華料理がいい感じ。或いはタレ焼き鳥とかでもそれはそれで。 砂糖と醤油の味が合わさった味と相性良し。 ついでに酸味も追加で補填出来ればさらにワインの体勢は盤石に。 青椒肉絲、酢豚、香酢が有れば揚げ餃子とかでも悪くない。 これは確かに値段以上。 フルボトル(750ml)換算でも700円前後クラスを余裕で狙える。 場合によっては880円以上のクラスのオーストラリアやスペインのシラーズとも対等に闘える潜在力を秘めてる小さな巨人。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/02/14 03:36:04 AM
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