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カテゴリ:日本酒
山梨県 南巨摩郡富士川町 春鶯囀・富士川・純米原酒 ShunNouTen Fujikawa JunmaiGenshu 株式会社 萬屋醸造店 YorozuYa Jouzou 山梨県産吟のさと100%(精米歩合60%) 2014年12月製造 日本酒度 +5 酸度 1.8 アミノ酸度 1.6 アルコール分 16 購入価格:1382円(720ml) 香りは蒸し米、糊、グラニュー糖? パっとしない、野暮ったい香り。 味はまぁまぁ・・・か!? 酸味が思ったよりも伸び易く、やや平坦な味の流れに起伏をつくる。 甘味は弱めで、割とニュートラル。 甘味の感じ方が控えめ過ぎて、日本酒としての特長を捉え辛い。 原酒だから厚みや勢いが有るかと言えば、それも特に無い。 余韻のキレはまずまずで、口内に無駄が残らない点は認める。 吟醸酒ではないから、香り云々言うのは流石に筋違いだろう。 では味はというと、メリハリ無く形も頼りない大したものでもなくて・・・w。 多分、常温で飲んでたら かなり鈍いモタついた味に感じたかも。 日本酒だけど甘味控えめで香りも弱く、どこか米焼酎に近い。 口当たりでは原酒らしく ちょっと重く感じるが、口に入ってからサラっと流れる。 旨味は程々に感じるけど、そこをメインにしてる風にも感じない。 狙って作ったものではなくて、結果的に こういう酒になりました、という形の実験作の雰囲気。 ツマミは塩の味と相性良し。 酒自体の味が弱いので、上手に引き立てられる料理が適任。 山菜(野菜系)の天麩羅に塩、胸肉の焼き鶏に塩とか柚子胡椒がハマると思う。 下手に甘味や旨味を強く感じる料理と合わせると、酒の良くも悪くも澄んだ感覚を一気に乱される。 魚の刺身だと味を潰されて、煮物とかだと味がバラバラになる。(酒が余計な要素にされる) 大穴で、ブルーチーズ。 酒の香りは気にせず、塩味強めでコクが有り、コクに負けない程度には酒にも重さが有るから。 ギリギリ値段相応。 相応だが、香りやら味やらイマイチ華やかさに欠ける。 1100円弱の普通の純米酒だな。「特別純米」レベルの精米歩合に「原酒」要素の付加価値を乗せての相応評価。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/08/20 03:35:54 AM
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