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カテゴリ:焼酎・他蒸留酒
南アフリカ ウェリントン スリー・シップス・セレクト Three Ships Select ジェイムス(ジェームズ)・セジウィック・ディスティラリー James Sedgwick Distillery 3年以上熟成の南アフリカ産とスコットランド産のウィスキーをブレンド(割合不明) アルコール分43% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1598円 香りは檜、バニラ、シナモン、接着剤、リンゴ?ルバーブ? 木っぽい香りが主だが、後からちょっと甘い雰囲気の香りが出てくる。 【ストレート】 口当たりは澄んだ感じで甘味も有る。 その甘味を感じた後すぐに無機質でピリピリとしたアルコール感が伸び、余韻まで口内と喉に残る。 【ロック】 あ、ちょっと塩昆布やらピートっぽい香りが出てくる。 正直、味は何か無機的で甘味も苦味も消し飛んでる。 良く言えば飲み易いとも言えるが、大して面白い味ではない。 【水割り】 ・酒1:水0.1 シナモンやカラメルの香りがフワっと拡がる。 でも味は甘味が弱り、余韻に苦味が出る。 何か安っぽい感じ。 ・酒1:水1 甘い要素は後退し、塩気を感じる香りが追加。 味は何か粗い。ウィスキーというより安い焼酎みたいな雰囲気。 甘味の混じる苦味がジワジワと口内にこもり、イマイチ締まりが無い。 ・酒1:水3~4 香りは【酒1:水1】の時と大差無し。 味は飲み易さは増したが、個性は薄れてる。 ややピートの効いた1000円スコッチの水割りに近い気がする。 もっと5倍以上に薄めれば紅茶っぽい雰囲気も見えるかも。 オススメは【ストレート】か【水割り(酒1:水3~4)】。 そのままで飲むか、思い切って薄めてみるか のどちらか。 【ロック】も決して悪くはないが、凡百の1000円スコッチとさほど変わらない味。 ☆ソーダ割りしてみた☆(酒1:炭酸水3~4) うわ、シナモン香すげえ。 甘味もハッキリしてて、それでいて炭酸で苦味は散らせる。 香りのシナモンさえ気にならなければこれは結構万人向けかもしれない。 香りはそこそこ雰囲気有ったが、味の底はどうしても浅い。 ウイスキーらしさがイマイチ足りない。ニッカのモルトクラブみたいな感じ。 モルトクラブは意図的に(?)ウイスキーっぽさを抑えてあるものだろうけど、このスリーシップス・セレクトは「ここまでがイメージを保てる限界」っていう "やむなし" 感を感じるw。 頑張って価格を落としてブランドの導入酒を生んだんだろうか!? 味自体は【ストレート】以外どの飲み方でも大きく変わるものではない。 香りの出方に違いが出る。 香りを楽しめるかどうかで、この酒自体を楽しめるかが決まると思う。 ちょっと厳しく言って、値段以下。 ウィスキーとしては1300円弱クラス。1600円弱はちょっとコスパ低め。 「南アフリカのウイスキー」(スコッチも混ざってるけど)って部分に興味を強く持てれば、相応クラスに持って行けるだろうが、この味では簡単な話ではないな。 シナモンの香りが好きな人なら結構気に入るかもしれない。 それ位香りが特徴的だった。 もし香りをメインに楽しむのなら【ストレート】よりは【水割り】か【ソーダ割り】で。 ただ、こういうタイプの蒸留酒は2日目3日目と経ってくと香りが抜けていく傾向が強い。(ワインですらそうだしw) 香りが抜けると結構普通のウィスキーになっちゃいそう。 それならそれでテキトーに飲んでもいいし【水割り】一択に賭けてもいい。 【水割り】と【ソーダ割り】は結構良かったんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/09/24 04:54:30 AM
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