「借りぐらしのアリエッティ」の試写会に行ってきた。またラジオ日本の招待で、全員においしそうな塩をくれたけど、5人に1人当たるお土産はまたハズレ。募集は1名ずつのはずなのに、今回はスポンサーの会社の人たちが招待されてたのか、3人以上のグループがまわりに複数。帰りに主催者側の人と挨拶して、抽選にはずれたのにお土産をもらってる人もいた。いいなあ。てゆーか、あのお土産、けっこう余るように準備してるんだなあ。
映画のほうは、静養のために大叔母の家にきた男の子・翔(声・神木隆之介)と、その家の床下に住む「借りぐらし」の小人の女の子アリエッティ(声・志田未来)の交流のお話、かな。例によって原作は未読だけど、イギリスの児童文学を日本にどうはめるのかと思ったら、とりあえず舞台は多摩ナンバーらしい車が走る緑が多いあたりの洋風建築の古い家。ヒロインの身体能力が相変わらず高いなー。で、開始10分に細大の恐怖が!虫嫌いにはなんてなんて恐ろしい世界なんだ(><);;; まあ、腐海の蟲よりゃマシか。小人たちが「借り」にいくシーンが圧巻。「狩り」に行くようなものらしく、いろいろな道具を背負って、床下とか壁の裏に作ったものすごい仕掛けで移動していくのね。このあたりがものすごくジブリ的。ちょっと
「9」ぽい感じもするな。で、借りぐらしたちは人間に見られたら引っ越さなきゃいけないのに、アリエッティは翔にあっさり見つかってたり、なに考えてるんだかわからないお手伝いのハルさん(声・樹木希林)もいきなり行動が鋭くなったり、借りぐらしたちに危機が迫ってくるわけです。よくよく考えると小人たちと周りのものの縮尺が合わないところが多々あるような気がするんだけど、深く考えちゃいけないかな。後のほうで出てくる小人の仲間はジムシーっぽいか?さすがジブリ、無理にでも飛ぶシーンもあり(笑)。最後は泣く人もいたし、面白くてちょっと深い映画でした。