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カテゴリ:2006年ドラマ
正月番組らしい豪華さだったと思います。
ワダ・エミさんの衣装は豪華絢爛って感じだし、 出演者も誰を取ってもファンが付いている人気役者さんばかりだし。。。 いや~、目の保養になりました。。。 ってくらいの感想しか書けない。。。 ストーリーは、う~ん。。。「端折ってる」って感じかな。 何だか忙しくて、「総集編」みたいでした。 例えば、一年間なり、二年間なり、「里見八犬伝」と言うドラマをやっていて、 この二日間の「里見八犬伝」は、その総集編。 そう言う印象。 まぁ、長い長い原作を二日で終わらせようと思ったら こんなモンかも知れませんが。。。 そういうエピソードが足りないために感動できなかったシーンが 結構ありましたね。 削ればいいのに、と言うシーンもありました。 その大部分がこのドラマ用に創作されたシーンなんですけどね。 だいたい、犬塚信乃と浜路の結婚式なんかに時間を割くわけもわからない。 浜路なんか、原作では、とっくに死んじゃってるし。 そういうシーンひとつひとつ取っても、ああ、これはめでたい正月用の ドラマなんだな~、と実感。。。 個人的には、犬江親兵衛の拳が開き、玉が現れ、八人目の犬士として 姿を現すシーン。 あのシーンは良かったなぁ。何かゾクゾクしましたね。 で、駆け足ストーリーには、あまり集中できず、では、何に注目していたかと言うと、 それは、もう演技力比較。。。 たくさんの若手を一挙に集めていただいたので、演技の上手い下手が 一挙に解る結果となりました。 ここでは、誰は良かったとか酷かったとかは言わない事にしますが。。。 元々、悪女役やホラー出演が多く演技に定評がある菅野美穂さんは置いておいて、 ともさかりえさんの演技に惚れました。 道節を慕う場面や娼婦の時の甘えた舌っ足らずな口調と、 玉梓の手下になってからの妖女ぶりの違い。。。 昨年「anego」に出演されていた時も、不気味な女を好演していらっしゃいましたが、 本当、すごい女優さんになられましたね。 見惚れてしまいました。 あとは、期待通り、勝地くんが良かった。 それと、道節役の小澤征悦さん。 昨年「義経」に出ていらしたのが、たぶん私にとっては初見なので、 現代劇に出たらどうなのかは、イマイチぴんと来ませんが、 時代物に合った役者さんだと思います。 映像的には色がハッキリしていて、特に赤と黒のコントラストが美しかったです。 合戦で各地の兵が続々と攻めてくるシーンなど、カメラが遠目から 引いて映した時の色の美しさには感動しました。 そんなこんなで。。。 まぁ結末も平和~に収まり、始めに書いたように、正月に相応しい めでたいドラマ、と言う事で。。。 良かったんじゃないでしょうか。 NHK人形劇クロニクルシリーズ Vol.4 辻村ジュサブローの世界 ~新八犬伝~ 私が子供の頃夢中になったのはこれ↑ 昔読んだ「八犬伝」はこれ。八犬伝(上)山田風太郎著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月05日 01時39分37秒
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