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カテゴリ:2006年ドラマ
自分の家族に置き換えて考える。
もしも、自分の息子が成り行きで人を殺してしまうような事があったら。。。 主人公のように6年間真面目に刑務所で反省し、その後も苦しんで生きているとしたら、 こんなに真面目に考え、反省し、後悔しているのだから、 許されてもいいじゃないか、と思う。 楽しい事が少しくらいあってもいいじゃないか。 笑ってもいいじゃないか、と思う。 でも、反対に自分の息子が殺されてしまったとしたら。 どんなに相手が反省していようが、絶対に許せない。 一瞬でも笑ってなんていて欲しくない。 一生苦しんでいて欲しい。 お前も死んでしまえばいいのに。 と、あの被害者家族や恋人のように思うだろう。 それが、自分の息子の方に原因があったとしても。 誰にでも、自分の身を守るために、または家族の身を守るために ナイフを握ってしまう事が起きる可能性はあるかも知れない。 でも、その相手にも、また家族がいる。 誰が悪いのか。 どうすればいいのか。 何があってもナイフを人に向けてはいけないんだ、と言い切れない自分がいる。 そんな、答えの見つからないドラマだった。 ドラマとしては、全4回と言う事で、3回目までは丁寧に被害者側と加害者である主人公の 気持ちを掘り下げた作りだった物を、最終回にして急ぎすぎた気がする。 ちょっとあっけない結末だった。 主人公の最後の笑顔を見ながら でも、この人が刺したのが私の子供だったら、こんな風に笑って欲しくない と言う気持ちを持たずにはいられなかった。 だから、とてもハッピーエンドとは言えず。。。 とりあえず、来週から「チャングム」がこの時間帯に戻るらしく。 これと「氷壁」のせいで「チャングム」が1クール分金曜11時に移り、 「時効警察」を見れなかった事に一番納得が行かないのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月25日 23時59分52秒
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