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テーマ:『功名が辻』(385)
カテゴリ:2006年ドラマ
お命の持ち帰りこそ、功名の種でございます。
何だか、すっかり決まり文句になっちゃって。。。 あまり好きじゃないんだけど。このセリフ。 今さらですが、実際の千代はどうだったか知らないけれども、 このドラマの千代は一豊の「功名」なんて、それほど願っていないのでは、と思います。 それよりも、健康である事、そして、命がある事。 そんな、バリバリ家族思いな千代が、ついに母になりました。 ヨネ姫の誕生です。 一年ぶりに親子の元へ帰ってきて、ヨネを抱こうとする一豊は恐がられて泣かれる始末。。。 産まれたのが女児だと知った時は、ショックを隠せない表情でしたが、 やはり、我が子は女でも男でも可愛いのですね。 早くも子煩悩なお父さんぶりが伺えました。 長篠で勢いづいた信長は、ますます人の心を無くしていくよう。 信長の正室、お濃は、自分には子が出来ず、人質としての役目も終えた。 自分が出来るのは、他の人が言えない事を殿に進言する事だけ。 人の心を無くしてはなりませぬ。 と進言します。 しかし、信長の心は動かず。。。 明智光秀いわく、 殿には迷いが一切ない。人の上に立つ者には迷いがあってはならぬ。 ゆえに、殿は人の上に立つべき方。 しかし。。。 今後、この心を無くし迷い無く突き進む事が、信長の破滅に向かっていくのです。 ようやく一子を得た千代。 男児の誕生を躍起になって望む堀尾の妻。 子ができない事を秀吉のせいにする寧々。 子ができぬ故に、別の道から信長を支えたいと願うお濃。 今回は、それぞれの女の生き様を子の誕生に絡めたストーリーでした。 余談ですが。。。 寧々は秀吉には側室がたくさんいるのに子ができないので 子が出来ないのは自分のせいではなく貴方のせいだ、と言っていましたが、 秀吉には長浜時代、二子が出来た、と言う説があります。 以前出てきた不細工な側室、南殿が男児「石松丸」を産んだと言う説は 「竹生島奉加帳」と言う書に残されているようです。 子供は早世したらしいですが。。。 それが真実ならば、子が出来ぬのは殿のせい、とは言えないかも。。。 秀吉は、ご存知の通り、だいぶ後には淀殿との間に二子を設けます。 (もっとも、これも秀吉の子ではないと言う説もあり。。。) まぁ、歴史の真実は定かではありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月30日 22時39分45秒
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