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カテゴリ:2006年ドラマ
お父さん、僕のこと、自慢の息子だって言ってくれたよね。
僕もそうだよ。 僕も。。。 息子に勉強させてやりたい父の思い。 父にこれ以上無理をさせたくない息子の思い。 こんなに凄い親子愛があるんだ。 もう、親子ともに限界まで来ている。 それでも、まだ旅立つんだ。息子のために。 仕事があるから先に帰る。 勉強頑張れ。 父。 この手紙に剛洋に賭ける愛情の全てが表れている気がした。 こんなに強い「父」の字を見たのは初めてかも知れない。 それを見た剛洋はコトーに 「学校を辞める」と宣言する。 本当は剛利も船を降りたくはなかったんだよね。 船を嵐で失いそうになった仲間のために、危険な海に潜ってまで船を助けた 剛利を見た時、はっきりそう思った。 それでも、剛洋のために降りたんだよね。 学校を辞める。 そんな事、解決になるのだろうか。 それは剛利が望む結果だろうか。 この子に勉強させてあげたい。 どこかに救いはないんだろうか。 志木那島の空は海を映して、どこまでも青いけれど 人の心は深く曇っている。 コトーは話を静かに聞くだけで、何も言わないけれども その瞳も暗く曇っていく。 希望の光を消さないでほしい。 みんなみんな、諦めないで欲しい。 ・Dr.コトー診療所2006 第4話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月10日 00時44分26秒
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