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カテゴリ:2006年ドラマ
東京では、彩佳が1人ガンと闘っていた。
コトーと電話で会話する彩佳は、精神的に不安定で不安が見える。 家族に病気の事を話した方が良いと説得したコトーだったが、 彩佳にその意志は無いようだった。 島では、ゆかりの身体にガンが発見され、手術では切除できない事が解った。 小さな子供を置いて逝くのは、どんなにか心残りだろう。 この子が、いくつになるまでは生きたい。。。 と思い始めたら、とても死の覚悟など出来そうもない気がする。 そんな中、春江に子供が産まれ、同じ病室に入院して 赤ちゃんを抱きながら「命の重さ」を実感するゆかり。 少しでも長く生きたい、と抗ガン剤治療を決心したが。。。 ずっと涙が止まらなかった。 子供が可愛ければ可愛いほど、親は長生きしたい。 少しでも成長を見ていたい。 子供を置いていきたくない気持ちは、絶対にこの世に未練として残ってしまいそう。 見終わってから、ダンナに 「私だって、いつまでは生きていたいとか思うかも知れないんだから 告知されたら、ちゃんと教えてよね」 と、言ってしまった。 人間は、いつまで生きたら、満足できるんだろう。 どこまで見届けたら心残りが無くなるんだろう。 でも、今の私だったら、ゆかりよりは心残りないかも。 実際に、こんな事にならなければ、解らない未練も 見えてくるのかも知れないけれども。 余命3ヶ月を宣告され、不安定になるゆかりと、1人ガンと闘う彩佳の姿が コトーにはダブって見えた事だろう。 ゆかりには、ゆかりの心に寄り添う夫が、生きる励みになる子供がいる。 では、彩佳には誰がいるのだろう。 自分で決めた事とは言え、1人ガンと闘う彩佳。 彩佳の心を救うために、コトーの苦悩が見えたラストだった。 ・Dr.コトー診療所 第6話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月23日 23時31分56秒
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