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カテゴリ:2006年ドラマ
ガンである事を、ずっと隠したまま東京に行き、
1人苦しんでいた彩佳を怒る星野さんの気持ち、親として解る。 どうして言ってくれないんだ。 何故、1人で苦しむんだ。自分の元を離れるんだ。 でも、親に心配をかけたくない。 自分を看護士として頼ってきてくれた、家族のような島の人たちに 知られたくなかった彩佳の気持ちも解る。。。 どうすれば正しかったと言うわけでもなく、誰が悪いわけでもないから とにかく、切ない。 私も何年か前に胸に違和感があった事があって。 でも、親には言わなかった。 その時、もう90近かった祖母も生きていたんだけど、 自分がもしも死んでしまっても、お祖母ちゃんも先が長くないんだから 私が死んだことは隠しておいてもらおう、とか思ったりした。 結局、それは乳ガンでは無かったんですけどね。 自分の体調の悪さを身内に言うのは、タイミングが解らない。 ましてや、彩佳の場合は、リハビリ中の母もいるわけで 父も母の事で辛い思いをしているんだから。。。 心配かけたくない思いは人より強い。 その上、頑固だから。 ホント、頑固だと思う。 その頑固さが、また美しい。 彩佳さんには、優秀な専門スタッフが付いていて、僕が行っても 側にいるだけですから。。。 と言うコトーに、和田は言う。 だから、行くんじゃないのか。 そう、だから行ったんだよね。 僕は彩佳さんの側に、ずっといますから。 この言葉を待っていた。 気の強い、彩佳の大きな目から涙がこぼれる。 全ては来週、最終回に向けての前振り。 どうか、手術が成功しますように! ・Dr.コトー診療所2006 第9話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月15日 02時36分16秒
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