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テーマ:映画館で観た映画(8347)
カテゴリ:映画(邦画)
殺してください。
女は言った。 今、この幸せの絶頂で死にたい。 そして、男は、女の首に手を掛ける。 「失楽園」が社会現象にまでなった、渡辺淳一原作の文学的映画。。。らしい。 私は、「失楽園」はテレビで見ました。ドラマも見ました。 全く理解できなかったです。 結局、ヤリまくってるだけじゃん。。。 何で見に行ったのかというと、友達がトヨエツを見たがったからです。 でも、友達も後悔してました。 原作は読んでいない、と言うか、渡辺淳一自体、一冊も読んだ事がない。 「失楽園」をテレビで見た時点で、もうこの作家の本は読まなくてもいい、と思った。 何か勘違いしてないか? これは、男の、と言うか、おじさんの願望その物。。。なのかな。 どうも、この作家の頭の中では 愛=性行為 らしい。 そして、最高の相手を見つけた時が人生最高の時で、 その時に死ねるのが一番の幸せ。 。。。と思っているらしい。 って言うか、女はそういう物だと思っているらしい。 この「愛の流刑地」で確信しました。 あ、この作家、やっぱそういう人なんだ。 「失楽園」で思いっきり萎えたので、この映画もどういう映画かは おおよそ見当がついていたけれども、予告で裁判のシーンがあったので、 もしかしたら裁判のシーンが見所あるかも。 などと思ってしまったのが間違いでした。 私は選ばれた殺人者なのです。 と、菊治は言う。 私が記者として、あの裁判を見たとしたら 「色きちがいの勘違い殺人」 と言う見出しにするよ。 ダンナが可哀想である~!ダンナに謝れ~! 不倫をまるっきり否定する事はしません。 好きになってしまう物は仕方ない。 人の気持ちは止める事はできない。 でも、愛って、もっと精神的な物だと私は思いたい。 ヤリまくって快楽の絶頂に連れて行って貰う事が「男に溺れる事」だとは 私は思いたくないのである。 青いですか? ・愛の流刑地 公式サイト 【最近の映画記事のトラックバックリスト】 ・敬愛なるベートーヴェン ・大奥 ・硫黄島からの手紙 ・犬神家の一族 ・DEATH NOTE デスノート the Last name ・レディ・イン・ザ・ウォーター ・手紙 ・愛の流刑地@映画生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月18日 23時18分18秒
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